支援総額
目標金額 800,000円
- 支援者
- 65人
- 募集終了日
- 2020年6月11日
自転車活用推進研究会の小林理事長からメッセージ!
自転車活用推進研究会の小林成基理事長から応援メッセージをいただきました。
*****小林成基さんからのメッセージ*****
ヘルメットはめんどくさい!ずっとそう思っていた。そもそも私がランドナーにテントを積んで、とにかく南へ、ひたすら北へ、行けるところまで行くぞと元気いっぱいだった時代には、風通しの良さそうな帽子しかなかった。あんなに軽くて空気抵抗の少ない夢のようなヘルメットがあると知ったのは、オリンピックを報じるニュースだった。88年のソウルか92年のバルセロナ、あるいはその後のアトランタだったかもしれない。生来の物見高さを発揮して、売っているところを探したのだが、一般の自転車店には見あたらない。万能だと思っていた大手の百貨店でも担当が首をひねるばかりで、提示されたのはオートバイ用だった。若い頃にオープンカーで草レースをやっていたことがあったので、そんなものなら押し入れに眠っている。知り合いの知り合いがBMXの仕掛け人として高名な方で(実はずっと後になって知ったのだが)、これ使いな、と渡してくれたのは仲間内で「ビスマルク」と呼んでいたドイツ軍風のものだった。ほぼ30年ぶりに自転車に乗るようになったころ、突然開いたクルマのドアに突っ込むという不幸に遭遇した。手当を受けて蘇った私に、看護してくれた人が、これ、捨てて良いですか?と差し出したビスマルクは、ものの見事に割れて発泡スチロールが潰れていた。以来、ヘルメットをかぶらずに自転車で出かけたことはない。
英国議会はヘルメット着用義務化法案を審議したことがある。「ヘルメットをかぶらずに自転車に乗ったら逮捕するぞ」法案は、「家の鍵をかけずに出かけたら逮捕!」というあり得ない法律と同じだ、と論破されて成立しなかった。自分の安全は自身が責任を持って守るというジョンブル魂は尊敬に値する。オランダでは、ヘルメットをかぶらずに失われる生命より、義務化することで自転車を敬遠して健康を損なったり、クルマの排気ガスや交通事故、果ては気候変動などで失われる生命や環境の方が優先されるべきだし、道路環境はヘルメットを必要としないくらい安全だ、との理由で奨励にとどめている。
安全意識が低く、道路環境が発展途上にある国では、まだまだヘルメットは必要だと思うが、日本の道をどう評価するかはあなた次第だ。私なら、3年ごとに新しいヘルメットを悩み抜いて選ぶという幸せを決して手放したりしない。
リターン
3,000円
ベーシックコース
市場調査結果(ダイジェスト版)をメール送信
- 支援者
- 54人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
30,000円
アドバンストコース
市場調査結果(詳細版)をメール送信
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
100,000円
スープリームコース
市場調査結果(詳細版)をメール送信、および法人の場合ご希望であればプレスリリースなどへ後援企業として社名もしくはブランド名(1ブランドのみ)を掲載 *注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月