新ビワコオオナマズ水槽誕生にご支援を！｜琵琶湖博物館【第2弾】

日本にいるナマズ属魚類4種の内の一つ、「タニガワナマズ」は2011年に発見され、2018年に新種記載されました。タニガワナマズは琵琶湖固有種のイワトコナマズに非常に近い仲間ですが、琵琶湖には生息していません。滋賀県と三重県の県境の鈴鹿山脈より東、中部地方に生息しています。和名の由来は山間の川、すなわち谷川に生息している鯰から来ています。また、学名の種小名tomodaiの由来は、ビワコオオオナマズ、イワトコナマズを新種として記載した友田淑郎博士にちなんでいます。タニガワナマズは琵琶湖博物館では普段は展示していませんが、10月から開催予定の新水槽に関連するトピック展示で、6年ぶりに展示される予定です。滅多に見られないタニガワナマズをぜひ観に来て下さい。