新ビワコオオナマズ水槽誕生にご支援を！｜琵琶湖博物館【第2弾】

琵琶湖博物館副館長の山川です。専門は古植物学で、植物化石を対象に、新生代の古植生の復元や古環境について研究しています。
このツアーでは、400万年間の琵琶湖の生い立ちを紹介しながら、動物や植物の化石を見て、当時の風景や様子（環境）を思い描いてもらえたらと考えています。また、当時の環境を知るために、どんな野外調査をしているのか、どのような分析をしているのかも、展示物をとおして体感していきます。特に、展示室にある拡大鏡を使って、日本からは消滅してしまったメタセコイアやフウといった植物の実物化石を観察します。そして、どんな森が太古の湖の周りにあったのか、その森がどのように移り変わってきたのか、展示している実物の植物化石を見ながら、解説していきます。ぜひ、A展示室で楽しい一時を過ごしていただけたらと思っております。