プロジェクト概要

故郷の岡山県の備前焼に多くの人が興味を持ってていただける様な動画を作成したいです。かっこいい動画を作って若い人が備前焼の魅力を知るきっかけをつくりたいと思っています。

 

みなさま、初めまして。岡山陶芸倶楽部の丸尾弘之と申します。昨年、日本文化の魅力を身近に感じてもらうための活動する、カルチャーチーム"WASABi"を結成し代表を務めています。私は岡山県岡山市で生まれ育ち、父が営む備前焼販売業を微力ながらサポートしてきました。そして、備前焼について知るにつれて、その奥の深さや歴史的価値について驚かされることが多くあり、そのことをみなさんに知っていただきたいと思い、動画を作って発信していきます。

 

動画を制作するにのに100万円ほど不足しております。お手伝いいただけませんか。

 

(焼き物を手に取る私の写真)

 

私の地元岡山県には、備前焼という焼き物が古くから伝わっています。

 

私自身もはじめから備前焼の良さに気づいていたわけではありません。そして、元々この仕事をしたいと思っていたわけでもありません。就職で上京して岡山から離れてみて初めて、物心がついた頃からずっと身近にあった備前焼の魅力に気付かされることになったのです。私が惹かれるようになったきっかけは、上京する際に父から譲られた一つのフリーカップでした。会社員として過ごす中で、自分の思うように進まぬ物事に対するストレスを備前焼が優しく解きほぐしてくれたように感じました。その時から、備前焼に何か恩返しができないかと思うようになりました。

 

(国宝である旧閑谷学校 講堂の瓦には備前焼が使われています)

 

 

しかし、備前焼は高価なものだと敬遠されがちです。

 

岡山県で生まれ育ち、その後外に出て、岡山の魅力・独自性ってなんだろう?とふと思うことがあります。思いつくのは桃太郎、きびだんご、白桃、マスカット・・・どれも特産品ばかり。それが悪いわけではないのですが、岡山の○○はカッコいい/お洒落なんだよ!と力を込めて言えるようなインパクトのあるものはないものかと思案していたところ、この備前焼はそこにぴったりはまると確信しました。備前焼と言うと、良く抱かれがちなイメージが、「値段が高い」、「敷居が高い」、「愛好家の年齢が高い」の三高です。
 

 

そのイメージを変えていきたい。

 

確かに一昔前まではそうだったかも知れません。しなしながら、今はそれだけではだめだということで、若手作家を中心に新しいものづくりに向けた気運が高まっています。例えば「カッコいいコップが欲しい」と思ったときに、備前焼が候補に入ってくるような方はなかなかいないと思います。そういった従来のイメージを打破し、現代の生活にマッチするような備前焼の今日を、動画を作ってアピールしていきたいと思います。

 

 

備前焼は使うごとに表情を変化させる焼き物です。長い間使うことによって、肌触りが滑らかに、色合いが味わい深く変化していきます。そうして時間をかけて「育った」器はかけがえのない宝物になります。人と人との交わり合いと同じように年月を経ることで角が取れ、馴染んでくる奥ゆかしさがそこにあります。そして、物を大切に長く使うという日本人古来の精神に沿う、ある意味では日本人の精神性を象徴するような焼き物でもあります。お金で価値を量ったり、他人のものと優劣を競うものでもありません。自らの手元に置いて、心を温めてくれる平和な焼き物、それが備前焼なのです。また、機能面では

 

・ビールの泡がきめ細かくなる
・お料理の見栄えがする
・備前焼花入れにお花を活けると長持ちする
・お酒を注ぐとまろやかになる
・磁気を有し、健康にも良い
(※岡山理科大学名誉教授 光藤裕之先生による研究結果有り)
などが備前焼の特長として挙げられます。

 

岡山県を舞台に、制作風景や職人さんのインタビューを動画にします。

 

備前焼の作り手、売り手、そして岡山にゆかりのある人々が「岡山と言えば備前焼」と胸を張って言えるような動画を作り、産地が盛り上がるきっかけを作ります。備前焼の郷である岡山県備前市を舞台に、陶工の制作風景やインタビューを動画にします。ストーリー仕立てで、見る人を惹きつける内容を目指します。みなさまからご支援いただくお金は、動画制作のための費用として使わせていただきます。「備前焼に触れてみたい!」、「岡山に行ってみたい!」と一人でも多くの方に思っていただけるような内容に仕上げます。公開は2015年9月頃予定です。

 

 

古くから残されたものを大事にしていきたいです。

この動画が伝統文化を守る活動に貢献できれば幸いです。

 

日本各地にいる岡山県民に愛される存在になること、それが備前焼の伝統継承の第一歩だと考えております。千年以上、窯の煙の絶えなかった備前焼が今、大きな岐路に立たされています。この千年という長い歳月に渡る文化の醸成は、いくらお金をかけてもできるものではありません。廃れていく文化をお金によって延命させようということではなく、本当に価値のあるものだということをお伝えするチャンスをいただきたいです。

 

(下関市の日和公園にある高杉晋作 陶像。故伊勢崎陽山作。)

 

最後に。

 

効率化が善だとされる時代の潮流において、最も大切なことがそれだけであるとはどうも思えません。効率化に目が眩んでしまって、過去に置き去りにしてきた大切なものを再び見直す時期が来ているのかも知れません。備前焼は長く使うことで、手触りと色合いが味わい深くなります。使い手にとっては、時間をかけただけ価値が高まる存在なのです。替えのきかない一品に育つのです。備前焼は日本人が古来より持っていた、ものを長く大切に使うという精神に寄り添う焼き物だと思います。備前焼の復興に向けた一手を打つため、どうか、みなさまの温かいご支援をお願い申し上げます。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆引換券◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

支援していただいた方には以下の物をお贈り致します。

 

・サンクスメール

・動画クレジットにお名前記載

・備前焼ミニ徳利

 

・備前焼フリーカップか飯茶碗(いずれか一点お選びいただけます)

 

 

・備前焼ペアミニ麦酒呑み

 

・備前にて作家による陶芸教室参加チケット(交通費は含まず)

 

・伊部駅までの交通費+宿泊費(岡山市内一泊、2名様まで)