プロジェクト終了報告

2019年02月03日

「第2回日本・台湾親善ブラインドスキー教室」開催のご報告

 先週末、平成31年1月18日~20日の日程にて、予定通り「第2回日本・台湾親善スキー教室」を開催する事が出来ました。ご支援、御協力を頂きました皆様には、心よりお礼申し上げます。

 

 私自身、平成最後のスキーシーズンの初滑りがこのプロジェクトとなり、待ち遠しさも、いつもとはまた一味違う気がいたしました。

 台湾メンバーは視覚障害者が7名、サポーターが9名の16名が当日のお昼に関西空港へ到着し、大阪城などを見学した後に集合場所の日本ライトハウス「情報文化センター」へ向かいました。集合場所を情報文化センターにしたわけは、ここにはブラインドに便利なアイテムが数多く展示され、販売されているからです。

 一方、日本人ブラインドとサポーターは金曜日と言う事もあり、仕事を終えた後に急いで駆付けてきた人が多かったです。

 

 バスは予定通り20時に出発し、目的地の岐阜県にある飛騨流葉スキー場へ到着したのは深夜の1時で、予定より30分早い到着でした。

 翌朝19日は7時30分起床、やや遅めですが夜行バスの疲れを考慮し、出だしはゆっくりのスキー教室でした。

 昨年の反省を活かし、出来るだけスムーズに事が運ぶようにレンタルショップの方に、ブーツとウエアのセットは宿に運んでいただき、スキーとストックはゲレンデに運んでいただくという事もしていたのですが、とにかくお互いに目が見えない者たちで、通訳は何人かいるとはいえ、直接話しができない事も多く、苦労は絶えません。しかし、皆持ち前の明るさと日本語・中国語・英語の単語を並べ、ポジティブ思考で乗り切っていきます。

 

 上周末平成年31年1月18日~20日,如計畫的「第2回日本,台灣親善滑雪教室」順
利開辦成功。由衷地感謝各位的支援與協助。
因為這是平成年滑雪季節的第一次滑雪,那迫不及待的心情,也讓我自己感受到和
平常不一樣。
 台灣成員中盲友有7位,志工有9位,合16位在當天的中午抵達關西機場,下午參觀
過大阪城後抵達集合地方「情報文化中心」。集合場所之所以選擇在「情報文化
中心」是因為這裡有針對盲友們,展示和販賣一些方便的小東西和用具。
另外,雖說是星期五,日本盲友和志工大多是下班後急忙趕過來會合的。
  巴士如期在晚間8點出發,目的地岐阜縣的飛騨流葉滑雪場,比預期要提早30分
鐘在凌晨1點抵達。
記取去年的教訓,盡可能地讓一些出租用品能順利的搬送,雪鞋和滑雪衣先送到住
宿處,滑雪用具就先送到滑雪場。總之大家都是眼睛不方便的人士,雖說有幾位可

以翻譯,但是因為無法直接溝通其實挺辛苦的 。雖是如此,但是大家卻都很積極,利
用日文,中文,英文簡單詞彙,突破溝通障礙 。

 

 

 

 スキー教室の始めは、雪どころか冬という季節を知らない台湾メンバー全員と一部の日本メンバーを連れて、リフトを使い山頂へ行きました。そこでは、昨夜のうちに降り積もった、ふわふわの美しい銀世界が私たちを出迎えてくれたのです。

 台湾メンバーは始めてみる雪にとても感動し両手ですくって丸めてみたり、上に高く放り投げたりと大喜びでした。中には雪だまりに飛び込んで、身体を揺さぶり、泳ぐようなしぐさをしてみたりと大興奮です。

 いつも思う事は、目の見えない相手に、どんなに上手な言葉を百並べようが千並べようが実際に体験することにはかなわない事なのです。この美しい雪山の中で、積もったばかりの雪に触れてもらった事もとても大きな収穫だと思います。

 

 滑雪教室開始前,台灣成員和一部分日本人搭乘纜車上山頂,在那裡有前一晚剛
下的新雪,鬆鬆綿綿的一片美麗的銀世界迎接我們的到來。
 台灣成員看到皚皚一片雪地都十分地感動。兩手捧著雪往上拋,玩得不亦樂乎。
也有整個人躺在雪堆裡,擺動手腳像在游泳似的,大家都十分地興奮。
我總想著,對盲友來說,不論如何會描述,即便用一百個,一千個詞彙來說明,都不如實
際親身體驗來得實際與貼切。在這個美麗的雪山中,能觸摸到剛積的新雪,這是一
個很大的收穫。

 

 

 スキー教室のプログラムですが、スキー経験のある日本人ブラインドは個々のレベルに合わせてそれぞれペアとなったサポーターと相談の上、レッスンをする者やフリー滑走をする者たちに分かれます。

 台湾のブラインドは、1回の開催につき7名しか受け入れが出来ない為、2回目となる今回の参加者は全てが全くの初心者となります。

 私たちの仲間には、元プロのスキーインストラクターでもあったメンバーがいて、目の見えない全くの初心者に対し一人ひとりと向かい合い、手をとって声をかけ、恐怖心を抱かないようにバックボーゲンで誘導して行きます。そして、まだリフトに乗れないブラインドを、私たちが上まで押し上げて行きます。

 こうやってコミュニケーションを図りながらスキー教室は進んでいきました。

 スキー教室の初日が終わり、お風呂に入って食事をすませてから一同が集まり、懇親会を開催するのですが、その前に反省会として今日一日のレッスンの感想や希望を聞いたり、指導員の方からもワンポイントアドバイスをしたり、その後はフリーで質疑応答を行いました。

 懇親会では、お互いの国でよく歌われている歌を披露したり、日本人ブラインドの一人が三線(さんしん)を演奏し、それに合わせて皆で歌を歌ったりと、大盛況となりました。

 

 滑雪教室的課程,有滑雪經驗的日本盲友,是依每一個人的程度,並和他搭配的志工
商量討論下,被分為訓練組和自由滑走組。
 台灣盲友的滑雪ㄧ次開辦只能接7位的關係,第2回的這次的學員全是初學者。
在我們的成員中有位原本是滑雪專家,由他帶領眼睛不方便的初學者,一位一位帶
領,拉著手,精神喊話,不讓學員抱有恐懼感,慢慢誘導,並且帶領者坐上滑雪覽車。
 就是靠這樣的交流和溝通讓這滑雪教室課程得以順利進行。
第一天的滑雪課程結束後,大家洗完澡,吃完飯後,一同聚在一起開懇親會。懇親會
前先就一整天下來,做個檢討反省,聽聽大家對課程的感想或需求,指導員也利用此
一時間給予簡單的指示或建議,最後還有個自由問答時間。
在懇親同樂會上雙方飆歌,各自展現自己國家的歌曲,此外日本盲友中有一位特別
為大家演奏沖繩傳統樂器(三線),配合著音樂大家齊唱可說是HIGH翻天。

 

 

 2日目は7時に起床し、8時50分には準備を整え宿舎前に集合し、9時から教室の開始です。

 まず始めは昨日の復習をし、そして左右に曲がる練習を行いました。上達に個人差はあれ、台湾ブラインドの方も徐々に自信が付いてきたのか積極的に滑ろうとします。

 今日は、午前で終わらなければならなかったのですが、終了時間が迫っている頃には、指示通りに右に曲がったり、左に曲がったり出来るようになってきました。

 そして、11時30分に惜しまれながらスキー教室を終了いたしました。これで終わりますと伝えた時に、あちらこちらから「あ、あー」と言うため息がもれ、もっと滑りたいと言う気持ちが伝わってきました。次の順番が回ってくるのは数年先ですから無理もなく、その気持ちは痛いほどよく判ります。

 しかし、今回も新たに参加された台湾の視覚障害者やその方たちを支援している皆さんに日本の冬や雪を知っていただき、スキーを体験していただきながら、日本の視覚障害者及びボランティア団体との交流を深める事が出来ました。

 どの国にも障害者はいて、それを支援する人々がいます。私たちはこの経験を生かし、それらを結びつける役割の一端を担う事が出来ればと思いました。

 ご支援いただきました皆様のおかげで目的を果たすことができた他、新たな勉強もさせていただきました。

 

 第2天7點起床,8:50整裝完畢宿舍前集合,9點開始滑雪課程。
首先進行前一天的複習,然後練習左右轉彎,熟悉上手的程度有個人差異,但台灣的
學員也因為慢慢有信心後積極的滑起來。
這天的課程需在中午前完成,在課程要結束前,大家也如教導,指示的完成左彎右
彎的動作。
於11:30滑雪課程結束。當向大家告知課程結束時,聽到不少嘆息的聲音,也感受到
大家想在多滑些的心情。因為要在輪到下次可以來參加可能是幾年後的事,為此
不難理解大家惋惜的心情。
這次的活動讓台灣盲友和志工們體驗了日本的冬天和雪,並藉由滑雪,讓台日盲友
和志工團體,能有一個深入的交流。
 不論哪個國家一定都有身體障礙人士和支援協助的志工們存在。我們藉由此經驗
扮演讓志工和障礙人士結合的一個角色。
多虧各位的協助讓目的可以達成,也讓我們又有新的一個學習。

 

 皆様よりいただきました支援金は、当初の計画通り使わせていただきましたが、台湾からの皆さんの観光のためのバス費用や現地での懇親会費などにより、若干の予算オーバーとなってしまいました。しかしながら、日本及び台湾のサポーターの多くの方が支援者にもなっていただいたことが、今回のプロジェクトの成功につながったと感じております。

 ご支援いただきました皆様への返礼品につきましては、慣れない動画の編集に手を焼いており、現在、知人に手助けを依頼しておりますので、お届けするには今しばらくお時間をいただきたいと存じます。2月中旬ごろまでにはお届けできるよう、準備を進めて参ります。

 皆様におかれましては、今後とも私たちの活動に御理解を賜り、ご支援、御協力をいただきますようお願い申し上げます。

 

 各界的捐款也如當初的計畫去運用。雖說台灣成員的觀光用的巴士和懇親會的費
用超出原本的預算。但也多虧有台灣和日本大家的支援,這次的專案計畫才得已成
功。

 關於要答謝各位支援的回禮,不擅影像編輯的我正苦鬥中,目前正請朋友幫忙,所以
可能需要一些時間。希望在2月中旬可以順利送達全力準備中。
今後也希望各界可以理解我們的活動並給予支持和協助。謝謝。

 

KABS & CVJ 西 正次