とても誇らしい訃報

菅藤です。

 

訃報が届きましたが、とても誇らしい訃報です。

 

2015年11月13日、福光の家より新しい家族の元へお届けした子がいます。

 

 

 

出発の朝

 

元の名前はオイ。

飯舘村の被災犬です。

 

避難により使わなくなった牛舎で、

兄弟のビアと2頭で生活をしていましたが、

飼い主さんが通うのが困難になってきた事から

福光の家へとやって来ました。

 

2014年8月22日、オイとビアをお預かりした日の写真です。

 

 

2頭は人が大好きで大好きで、

人のそばにいたくてしょうがない子達でした。

 

保護時８〜10歳だったオイとビア。

 可愛がってくれるお家を探してほしいと、

飼い主さんは所有権の放棄をしてくれて、

其々に新しい家族ができ…

ビアは新しい家族に看取られて亡くなりました。

 

新しい家族とオイ。

 

新しくもらった名前はシーベルト！

 

シーベルト君は年齢間違ってたんじゃないか？というくらい元気に長生きしてくれて…

 

今朝亡くなりました。と連絡がありました。

 

お届けした日から９年と２日、

シーベルトを家族にしてくれて寄り添ってくれてありがとうございました。

 

オイ、家族を毎日笑顔にできたかな？

 

高齢だからと譲渡した日から９年、推定19歳での旅立ち。

福光の自慢の卒業犬だ。