こんにちは!中川です。いかがお過ごしでしょうか?

 

みなさまの応援のおかげさまで当プロジェクトが成立してから、早10日。感謝の気持ちを込めまして、特典の発送準備をしております。(内容確認のために個別にメールさせていただいた方々、ご返信をお待ちしております!)

 

さて本日は、今まで書きそびれていた私の「ネルソン・マンデラさんへの愛」をテーマに(笑)書かせていただきたいと思います。宜しければ、ぜひお付き合い下さい。

 

 

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~私がネルソン・マンデラを愛する3つの理由~

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(1)笑顔が、いい!

 

3年前、私は大好きだった会社を辞めてまで南アフリカ留学へ行くことを決意しました。その背景には、英語を勉強し直したい、社会問題山積の国でNGO運営を経験したい、アフリカという場所に住んでみたい、など色々あったのですが、「ノーベル平和賞の偉人を、この目で拝みたい」という野次馬心も大いにありました。その頃マンデラさんはご存命だったので、彼の田舎の家まで友人とレンタカーで突撃訪問を試みたりもしました。(かつての電〇少年のようにお会いしたかったのですが...やはり面会は無理でした。)

 

 

何故ここまでマンデラに惹かれるのだろうか?とよくよく考えてみると、単純に「顔」が好きなのかもしれません。彼の顔に深く刻まれたシワは、大きな困難と大きな愛を表しているように思えます。彼のミドルネームは「ホリシャシャ」というのですが、これは現地語で「問題児、トラブルメーカー」という意味です。幼い頃からマンデラは、日本でいうチャンバラが上手で、やんちゃだったといいます。大人になってからは女性にモテ、男性にも大きく信頼される、リーダーシップのある男性になりました。ロベン島という監獄に長く投獄されていた時には、その人間性から、白人の看守からも尊敬を得るほどでした。

 

その後大統領になり、政界を引退して現在に至るまで、国民みんなから「タタ、マディバ」という愛称で親しまれています。みんなの愛すべきおじいちゃん、というイメージです。完全無欠のヒーローではない、人間味溢れる人物像に私は惹かれています。

 

(子どもが大好きなマンデラさん)

 

 

(2)冷静な頭脳&熱いハート

 

ネルソン・マンデラは勉強熱心で、成人してからは数少ない黒人の弁護士として活躍していました。やがてインドのガンジーや友人らに影響され、政治活動(ANC)の道を歩み始めました。暴力に対して暴力で反撃するのではなく、憲法や法律を引用して応酬しました。対立が激化した時期には、政府からテロリストとして拘束されましたが、今にも武力闘争に陥りそうな黒人集団をまとめあげていたのも彼だったということを付け加えたいと思います。計27年間、牢獄の中で彼は静かに、しかし激しく戦っていました。取引によって自分だけが解放されるチャンスもありましたが、国の将来を見据えてそれを断りました。その頃には人間離れした精神で、国中の安定のために思案していたのでしょう。ロベン島の冷え切った独房で、私の思考は彼の足元にも及びませんでした。

 

(マンデラが18年投獄されていた、ロベン島の独居房。投獄は計27年間に及んだ。)

 

 

(3)リーダーとしての視野の広さ

 

国内外から絶大な支持を受けるリーダーなら、長期政権を目指すのが普通だと思います。現に他のアフリカ諸国や発展途上国では、数十年も続くような長期独裁がよく見られます。しかし、マンデラは94年から大統領として国を一つにまとめた後、97年には後続のムベキ氏にトップの座を譲りました。その後も、相談役のような影響力を持つことを避けました。カリスマへの依存を脱却しなくてはならない、という意図があったのではないでしょうか。

 

アパルトヘイト撤廃後、白人達は「いつ自分たちがやり返されるのではないか」と恐れていました。家族を失った黒人達の中には、やり返したいと思っていた人も大勢いたはずです。しかしマンデラは、憎しみの連鎖ではなく、「真実和解委員会」という調査会を立ち上げて真実を記録し、ただただお互いに「赦し合う」という点に国民を導きました。結果、内戦やテロなどの流血を避け、南アフリカという近代国家が成立するに至ったといっても過言ではありません。

 

ここが、南アフリカと他の国とが一線を画す特異性であると私は思います。2013年、マンデラの葬儀に駆け付けた世界中のリーダー達は、彼への敬愛という点で共通していたのだと思います。

 

(ヨハネスブルグの新都心、サントンにある「ネルソン・マンデラ・スクエア」にて)

 

 

■さいごに

 

最近、一部報道で'人種隔離'を認めるような声を耳にしました。私としては、そのような主張がでてきてしまうこと自体に心が痛みますし、何よりその背景には、それが実際にはどんなに酷いものだったかを知らないことが原因だと思います。また、自分が差別を受ける側になる想像が少しでもできれば、そのような発言はできないだろうとも思います。差別は、いくらでも理由をつけて作り上げることができます。そのような事態にならせないために、私たち一般市民は何ができるのかな、と天国のマンデラさんに思いを馳せながら、もう少し考えていきたいと思います。

 

 

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長くなりました。が、やっとマンデラさんに関する記事を書くことができて良かったです!

(当記事は私の個人的な見解であり、団体を代表するものではありません。)

(当記事ではマンデラさんへの敬意を込めて、敬称略とさせていただきました。)

 

 

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!

素敵な週末をお過ごしください。

 

 

中川マリナ

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