このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
マンスリーサポーター総計
九五式軽戦車撮影用プロップが米国へ旅立ちました!
去る7月2日(火)に横浜港山下埠頭にて「九五式軽戦車撮影用プロップ」のコンテナ詰め作業が完了しました。この後、米国テキサス州の太平洋戦争国立博物館へ向けて一路、ヒューストン港を目指すことになります。
当日は雨模様のなか、早朝に御殿場を出発し、時間に余裕を持って横浜港に到着しました。これまで輸入の経験はあるものの、車両輸出は初めてなので段取りがまったく判りません・・・
おそるおそる運送会社の事務所をノックすると、あっという間に詰め込み作業(バンニング)が始まります!
角材を切って、はめ込み、コンコンとトンカチで釘を打ち込みストッパーを作っていきます!!
我々にとっては特別な貨物ですが、彼らにとっては毎日の膨大な作業の中の一コマであり、流れる様に固定作業は進んで行きます( ゚Д゚)
仕上げはロープで四点固定!ラッシングベルトなんて使わなくてもロープを材木で展張してご覧のとおりの仕上がりです!職人技はどんなモノでも見ていて気持ち良いですね(^^♪
これで太平洋の荒波に揉まれても全く問題なしと親方からの太鼓判をもらって、安心してコンテナの扉を閉めることが出来ます。
とはいえ縁あって11年間も手元にあった車両とのお別れは、ちょっぴり寂しいのも正直な気持ちです。救いといえば、好敵手のM3軽戦車と並んで車庫に収まることと、大勢のお客さんに戦場再現ショーで動く雄姿を見てもらえることでしょうかね。
とにもかくにも「九七式中戦車」里帰りへ向けての第一歩はこうして横浜港から無事にスタートすることが出来ました。頭痛の種は急激な超円安です・・・1ドル≒160円で換算すると輸送費は300万円を突破します!なんとか1ドル≒140円くらいに戻ってくれないことには、「九七式中戦車」の輸入費用が捻出出来なくなる恐れがあります。
まあ、あとは見えざる神の手に期待しつつ、人事を尽くして天命を待つのみでございます。
さて、来週からは米国からの「九七式中戦車」輸入に関する実務がスタートします!英国からの「九五式軽戦車」里帰りで流れは理解しておりますので、時間と手間を惜しまずに頑張って進めて行きたいと思います。
この活動報告に接して「九七式中戦車」の里帰り輸送費のご支援に賛同して頂ける方は、なにとぞマンスリーサポートをお願いする次第です!みなさまのご支援よろしくお願いいたしますm(__)m
実行者:小林 雅彦
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