プロジェクト概要

 

どんな子どもたちにも安心して放課後を過ごせる場所を

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。宮城県石巻市のNPO「放課後こどもクラブBremen」の代表をしている寳鈴子と申します。

 

私は、大学卒業後、教員として34年間教鞭を執っていましたが、学校教育の場を窮屈に感じるようになり、もっと楽しく子どもたちと過ごしていきたいと退職を決意しました。ちょうどその時、東日本大震災に遭遇し、「この石巻を再生するのは子どもたちの力だ!」と思い、「放課後こどもクラブBremen」を作りました。

 

「放課後こどもクラブBremen」では、民間の学童保育所として、無償の学習支援、ファミリーサポートでのお子さんのお預かり、送迎事業などを行なっています。生活の苦しい家庭や保護者や外国人のご家庭のお子さん、また障がいをお持ちのお子さんなど、なかなか他の学童保育では受け入れてもらえない子どもたちも包括できる環境を提供してきました。

 

みんなで自然の中で遊んでいます。

 

今回のプロジェクトでは、今までの活動をしっかりと継続していくために、皆様よりいただいたご支援を、生活の苦しいご家庭のお子さんが継続して参加していくための運営費と、放課後の活動「遊びっこクラブBremen」で使用する遊具の購入費に充てていきたいと考えています。

 

皆様、ご支援、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

多くの方のご協力の“おかげで”来られたこれまで

 

「放課後こどもクラブBremen」は、現在まで石巻で唯一の民間学童保育所として8年間運営してきました。昨年度は、年間256日開設、延べ2087名のお子さんをお預かりしました。現在、障がい児3名を含め、14名のお子さんが会員として日々学童保育に参加しています。

 

学童保育では、遊びはもちろんですが、学校では教えない基本的な学習や、自然の中での体験学習の活動もしています。

 

Bremenに来るお子さんたちの中には、間違いや失敗を指摘された経験から、自己肯定感が低い子もいます。そういう子たちに寄り添って、一つ一つ確認して学習を進め、出来たところを褒めて指導することで、お子さんが安心して「自己肯定感を高められる学習支援」を行なっています。

 

今回ご支援をお願いする、生活の苦しい家庭のお子さんの会費の補助は、実は過去にもクラウドファンディングを通して、ご支援をいただき、運営することができた活動です。

 

前回成立したプロジェクトたち。ご支援いただき、ありがとうございました!

 

その際ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました!

 

クラウドファンディングによるご支援のおかげで、活動に参加できたお子さんの保護者の方も、「日本中で、自分の子ども、そして自分自身を応援してくださる方がいる」ということを実感し、「一人きりで子どもを育てているのではない」ということを感じたとおっしゃっていました。

 

そのような心境の変化を生み出すことができたこと、そして、子どもたち自身も自分の居場所をもつことができたことが、最も大きい成果だったのではないかと思います。たくさんの方々からのご協力でBremenの活動は成り立っているのだと、私自身もいつも実感しております。

 

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いろんな年代の子たちが一緒に勉強をします。

 

 

Bremenのサポートを必要な人たちに届けるために

 

多くの方々のご支援とご協力があって、継続してこれたBremenの活動ですが、今回のプロジェクトでは、2つの事業を続けたく、日本中の心ある方のお力を貸していただきたいです。

 

1つ目は、生活が苦しいご家庭のお子さんを継続して支援することです。通常の公的な学童保育では、生活保護を受けているお子さんは参加することが出来ません。そういうお子さんでも、他のお子さんたちと同じように放課後を安心して、学び、遊べる場所を提供したいと、そういったご家庭も受け入れる体制を作ってきました。

 

みんなで仲良く、その季節ならではの遊びもします。

 

しかし、Bremenの会費は月8000円です。あるお母さんからは「Bremenに子どもを通わせたいです。でも、会費は2週間分の我が家の食費なので、とてもじゃないけどまかなえません。」と言われました。

 

また、こんなこともありました。会員さんがお友達のお子さんを連れてきて、そのお友達も活動をとても楽しみ、「また今度来るね」と言いました。後日、お会いし、お子さんが私に「今度いつ遊びにいってもいい?」と尋ねる傍で、お母さんは、「生活保護を受けているので、Bremenに入れることはできません。」と一言だけつぶやかれました。

 

私はそんなお子さんや保護者の方々の願いを叶えて、お子さんたちが学童保育を通じ、少しでも学習成果を身につけることが、貧困からの脱却するための手助けになると考えます。

 

2つ目は、「遊びっこクラブBremen」の整備です。Bremenでは、通常の学童保育を行うスペースとは別で、遊具を使った活発な外遊びができる「遊びっこクラブ」のスペースをとっています。

 

参加しているお子さんの中には、障がいのある子もいます。Bremenでは、そのようなお子さんも健常者のお子さんも共に障害を意識せず、遊べる環境づくりを目指しています。お子さんたちはみんなBremenで遊ぶことをいつも楽しみにしています。

 

放課後にみんなで外で楽しく遊んでいます。

 

今回のご支援の一部で、「遊びっこクラブ」のスペースで、子どもたちが使える遊具を購入し、どんなお子さんでも、友達と楽しく遊べる空間の充実を図っていきたいと考えています。

 

自分の経験からも、子どもを育てるのは経済的にも肉体的にも大変なことだと思っています。そういった頑張っている若い世代を支えていきたいと思い、これまで最低限の会費をいただいて、足りない分は自費でまかなって来ましたが、それにも限りがあり、皆さまのお力が必要です。どうか皆さま、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 

子どもにも、保護者にも一歩前に進むきっかけを

 

私は、どんな立場のお子さんでも安心して、放課後を楽しく過ごす権利があると考えて、多様なバックグラウンドのご家庭のお子さんたちを受け入れ、活動をしてきました。その中で、大変だったことはたくさんありましたが、活動を続けてきたからこそ見えたポジティブな変化もたくさんりました。

 

例えば、障がいのあるお子さんの保護者の方から、「Bremenに通い始めてから、子どもの行動が落ち着いてきました」というお手紙を頂いたり、外国にルーツがあるお子さんが、正しい日本語の発音が身につき、学校でも友達ができ、コミュニケーションが上手に取れるようになったと喜ぶ姿を見せてくれたりということがありました。

 

また中学校まで登校拒否だったお子さんが、学習支援を通して単位制高校に入学が決まり、今ではハツラツと日々学校に通っているということや、シングルマザーのお母さんから「Bremenの延長保育のおかげで安心して働くことができます」という言葉を頂いたこともありました。

 

そういったなかなか社会で居場所を見つけることが難しかったお子さんや保護者の方々にも、「放課後子どもクラブBremen」という場を提供することで、それぞれが前に進んでいく様子を見られることがとても嬉しく、今後もそういった変化が生まれるよう、サポートを続けていきたいと思っています。

 

Bremenに参加するお子さんたちが、活動を通して、相手と自分との違いを認めながら、多様な立場の相手を尊重する姿勢を身につけ、将来より良い市民として生活していけるようになって欲しい。そんな子どもたちを、一人でも多く育てていけるように、私たちも尽力して参ります。

 

活動を継続していくために、どうぞお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

 

みんなで野外学習にも行きます。

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