プロジェクト概要

ベトナム沿岸部の貧困世帯に安全で安価な水を!

 

はじめまして!アジア地域の国際協力を行うNPO法人ブリッジ エーシア ジャパン (Bridge Asia Japan) の伊藤と申します。

 

今回私たちが計画しているプロジェクトは、ベトナム中部トゥアティエンフエ省沿岸部(フーロック郡・フーヴァン郡)の貧困世帯を対象とした安全な水供給の支援と、地域の住民全体への衛生環境教育です。

 

水道や浄化装置を設置する資金を一部支援していただき、貧困世帯の住民たちに衛生的な水を届けるサポートをします!

 

 

 

支援を行うにあたって、BAJでは、まず対象地域で調査を行い、資金サポートが必要な世帯を決定します。そして、安全な水が供給されるようになるために必要な設備資金のうち、住民自身による負担が困難な金額を話し合い、その上でサポートする金額を決定。

 

また、安全な水供給の支援には、BAJが実施する環境活動への参加を条件とします。これは、水が便利に使えるようになると水の使用量が確実に増えることから、水を大切に使うことや周辺の水環境を汚さないようにすることを住民たちに伝えることが大切とBAJは考えているからです。

 

このプロジェクトにより、貧困世帯40世帯=約200人の人達が安全で安価な水を使用することができるようになり、同時に住民の環境衛生への意識を高め、環境が守られることにもつながります。

(地域の子どもたちに安全で安価な水を届けるお手伝いをしてください。)

 

資金のサポートだけじゃない、「水を大切につかう」意識も養う!

 

私が所属するNPO法人ブリッジエーシアジャパンは、1993年にベトナムの戦後復興支援をはじめとして発足しました。これまでの20年間、ホーチミン市・フエ市にて貧困地域の教育支援や環境教育、地域の環境保全に取り組んでまいりました。

 

今回プロジェクトを提案したフエ省では、フエ市近郊農村にて子どもたちを対象とした環境教育活動や農家を対象とした収入向上・環境保全活動に取り組んでいます。

 

活動を継続して行う中で、私が一番うれしかった出来事は、地域住民の意識の変化を感じたときです。たとえば、環境クラスに参加している子どもの1人が、洗濯排水を垂れ流していた生活が環境に悪影響を与えているのではないかと心配し、自分たちの地域に簡易浄化槽を設置したいと提案し、大人たちを説得して実際に設置したことがありました。生活排水の垂れ流しなど当たり前に行われている環境で生活していながら、環境に悪影響を与えている自分の行動を振り返り、改善しようと行動したことは、とても大きな変化といえます。

 

今回のプロジェクト地域でも、水の供給だけでなく、衛生環境教育も合わせて行うことで、地域住民の環境保全や衛生に関する意識を高め、「水を大切につかう」意識を養いたいと思います。

 

(環境教育の一環で、公園で水質調査をしているところ)

 

貧しいために安全な水を確保できない状況をなんとかしたい!

 

今回のプロジェクト実施地域の人々は、主に農業や漁業に従事していますが、例年発生する洪水の影響や子どもが多いことなど非常に不安定な生活をおくっています。たとえば、フーロック郡の村の1つロックチーでは、人口の約2割が月収¥1,800~¥2,350の貧困世帯に属しています。(ベトナム全体の平均月収は約¥6,100/人)

 

行政の水道整備がまだ追いつかない地域も多くあり、井戸水を利用していますが、井戸水には鉄分等が多く含まれているため、飲料用水には浄化装置が必要です。しかし、貧困世帯では家庭に設置することができないため、健康への影響を心配しながら井戸水をそのまま使用したり、遠方まで飲み水を買いに行ったりしています。

 

一方、行政による水道整備が進んだ地域では、水道設置初期費用の一部¥2,900を住民負担として支払いますが、貧困家庭にとってこの金額は高額で払えず、設置をあきらめてしまう家庭も少なくありません。

 

このプロジェクトを実施することで、住民たちが衛生的な水を使用できるようになります。さらに、水の購入費が不要になること、また水を買いに行っていた時間を他の仕事に充てることで世帯収入のアップも期待されます。また、不衛生な水で子どもたちがお腹をこわしたり病気になる危険性が減ります。

(フエ省ロックチー村の一般的な家の内部。床に無造作に置かれたたらいの水は家族みんなが生活に利用します。)

 

引換券について

 

1,000円で、支援者の方にBAJオリジナルポストカード(1枚)をお届けします。

さらに、3,000円で、ポストカードに加えて、BAJニュースレターへのお名前の掲載感謝状の贈呈。

10,000円で、上記に加えて、プロジェクト対象地域の特産品をお届けします。

特産品は、この地域で収穫された胡椒やはちみつなど、農家さんが心をこめて作ったものです。

さらに25,000円で、上記に加え、プロジェクトによる環境教育を受けた子どもたちの描いた絵と現地事務所からのお礼状、次回の活動報告会のご招待券をお送りします。

 

今回のプロジェクトの実施地域であるフーロック郡・フーヴァン郡では、BAJはまだ活動を開始していませんが、Ready Forのページ掲載に先立って訪問調査を実施。すると、この地域の人々が安全な水を十分に使用できない環境にあることが分かり、今回のプロジェクトを計画しました。支援者の方が引換券を購入してくださることで、初めてこのプロジェクトを行うことが可能となります。

 

今回のプロジェクトの成立後から、2014年春を目安に企画を実施いたします。

ご支援のほど、よろしくお願いいたします。


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