東北大学理学部「ぶらりがく for ハイスクール」を開催!

寄付総額

728,000

目標金額 600,000円

寄付者
72人
募集終了日
2019年8月9日

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プロジェクト本文

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初めまして、東北大学大学院理学研究科広報室長の小原隆博(副研究科長)と申します。

 

東北大学理学部・大学院理学研究科では、人々の心に科学の火を灯す「サイエンスチャレンジャープロジェクト」を展開しています。今回、そのプロジェクト第4弾として、「ぶらりがく for ハイスクール」を開催する予定です。

 

「ぶらりがく for ハイスクール」は、高校生を対象に理学部・理学研究科の講師陣が本物の科学を楽しく学べる講義を行い、未来の科学の発展を担う科学者を目指すきっかけを与えることを目的として、昨年より開催しているサイエンスイベントです。そのイベントの運営の充実を図るために、今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

次世代の科学を担う若い学生たちに、科学者を目指すきっかけを提供できるように、みなさまの温かいご寄附を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

科学への興味をかき立てる

サイエンスチャレンジャープロジェクト


現代のあらゆる産業・経済・社会活動は科学と密接に結びついています。また、インターネットやスマートフォンの普及によって、科学・技術について学ぶ機会は格段に増加しました。子どもも大人もお年寄りも、皆が科学に触れながら暮らしています。

 

つまり、現代において、科学は科学者だけのものではありません。

一方で、科学が身近になり過ぎたせいか、細かい数字や抽象的な概念に苦手意識を持った子どもたちの「理科離れ」も進んでいます。さらに、でたらめな数字や空虚な理論を用いた「エセ科学」の問題も無視できません。こうした問題を解決していくためには、私たち一人ひとりが科学に対する興味や関心を持ち、それぞれの立場で科学の進歩や応用、利活用にチャレンジしていく必要があります。

そこで、東北大学理学部・大学院理学研究科が展開しているのが、人々の心に科学の火を灯す「サイエンスチャレンジャープロジェクト」です。このプロジェクトは、自然の謎を解き明かす喜びや楽しさを国内外のあらゆる立場の人たちと共有し、世界中の人々を「サイエンスチャレンジャー」に変身させていくプロジェクトです。これまでに、様々な形で、人々の科学に対する興味・関心を高めてきました。

 

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サイエンスチャレンジャープロジェクトの

今までの道のり


サイエンスチャレンジャープロジェクトは、過去第3弾まで実施してきました。

 

◆ 第1弾

東北大学理学部・大学院理学研究科の世界トップレベルの研究者を紹介するプロモーションビデオ「SCIENCE CHALLENGERS」の制作を行いました。このビデオでは、東北大学理学部・理学研究科で行われている研究の臨場感をお見せし、自然に潜む様々な謎の解明に「挑戦する」8人の世界的研究者をサイエンスチャレンジャーとして紹介しました。
 


◆ 第2弾

大規模サイエンスイベント「学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2018」(主催:特定非営利活動法人 natural science)へのブース出展を行いました。このイベントは、宮城県仙台市で毎年開催され、来場者数が1万人を超える大きなサイエンスイベントです。

 

昨年、東北大学理学部・理学研究科として初めてのブース出展を行い、小学生とその保護者96名(48組)を対象とし、本格的な実験をとおして結晶のオブジェをつくる化学実験ブースを出展しました。

 

「学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2018」へのブース出展の様子。


◆ 第3弾

昨年が初開催となったサイエンスイベント「ぶらりがく for ハイスクール」の開催です。

 

「ぶらりがく」は、東北大学理学部・大学院理学研究科が企画・運営している公開講座・キャンパスツアー等の名称です。「ぶらりがく」は、科学に関する様々なトピックを学んでもらい、さらに普段は入れない研究室にも足を運んでもらうことで、科学を身近に感じてもらいたいというのが狙いです。理学部・大学院理学研究科では、2016年より、この「ぶらりがく」を、一般の方を対象に30回以上開催してきました。

 

「ぶらりがく for ハイスクール」は、対象を高校生に絞り、内容を高度化したものです。東北大学理学部・大学院理学研究科が推進している世界最先端の理学研究に深く触れてもらい、中学生・高校生の理学分野への興味・関心を高め、未来の科学の発展を担う科学者を目指すきっかけを与えることを目的としています。

 

教員3名が講義を行い、一般の方を対象として通常開催しているイベントの内容よりも高度なものを、分かりやすく体験的に、参加者に学んでいただきました。89名の参加者のうち、半数以上が宮城県外からの参加となり、参加者の熱意が伝わってきました。

 

昨年の参加者からの感想

 

東北大学の最先端の研究に少し触れることができて大変満足しています。アクティビティを取り入れている点が良かったと思います。

 

「理学は全部入り」というのがよく分かった。質問全てに答えてくれる、答えられる先生方が素晴らしいと思った。

 

生命の起源について、地学だけでなく、化学や天文学など、様々な分野からアプローチしていて良かった。ブラックホールの話が実に興味深く、まだ謎が多いということから、研究への興味をもった。

 

昨年の「ぶらりがく for ハイスクール」

 

このように、プロジェクトを通じて、科学に対して興味を持ってもらうきっかけを作ることができました。

 

昨年の「ぶらりがく for ハイスクール」での学生の熱意を受け、今年も「サイエンスチャレンジャープロジェクト」の第4弾として継続し、さらに充実した内容としていくために、このプロジェクトを立ち上げました。
 

 

科学への興味を深めるためのイベント

「ぶらりがく for ハイスクール」

 

今回の「ぶらりがく for ハイスクール」では、数学、地球物理学、生物学の3つの分野について、東北大学の教員が講義を行います。

 

このイベントでは、3つの講義をただ聴くだけではなく、参加者に体験的に学んでいただく内容も含んでいます。参加者は100名程度を予定しており、内容も高校生にとっては高度なものになっているため、講師だけでは参加者一人ひとりの理解度を完全に把握することができません。

 

そのため、大学・大学院の学生たちが講師のアシスタントを担当し、またイベント全体を通じて運営にも参加し、参加者をきめ細やかにサポートします。

今回は、皆様からいただいたご寄附で、学生のアシスタント数を充実させ、参加者全員の理解を促し、安心してイベントに集中できるサポート体制を整えます

また、参加者には、イベント中に課題を出し、後日レポートとして提出していただき、レポートの内容が優れている高校生に対しては、将来の自然科学探究の励みにしていただけるよう、皆様からいただいたご寄附で、奨励賞を授与したいと考えています。

 

「ぶらりがく for ハイスクール」


日時:2019年8月11日(日)

 

場所:東北大学理学部・大学院理学研究科 青葉サイエンスホール


プログラム:
10:00-10:30 挨拶・東北大学理学部の紹介
10:35-11:35 講義1「べき乗和公式から多重ゼータへ」(大野泰生教授(数学専攻))
11:35-12:35 ランチ懇談会

12:35-12:45   休憩

12:45-13:45 講義2「火山噴火のダイナミクス」(小園誠史准教授(地球物理学専攻))
13:45-14:55 講義3「ヒレから四肢へー作られ方の比較から進化の仕組みを推定するー」(田村宏治教授(生物学科))
14:55-15:00 閉会
15:00-16:00 グループ別キャンパス見学

 

各担当講師より講義内容を紹介

 

数学専攻・大野泰生教授 


紀元前から現代まで数の織りなす現象への人類の疑問は尽きることが無く、素朴な好奇心から解明された数学的事実が社会の基盤を支えている場面も多く存在します。今回は、古典的なべき乗和に関する好奇心から始め、ベルヌーイ数、多重ゼータへと話を進める予定です。

地球物理学専攻・小園誠史准教授 


今回の講義では、噴火の多様性が生じるメカニズムを、物理モデルや観測に基づいて明らかにしていく研究について解説します。複雑な自然現象を理解したいという理学的に純粋な興味が、噴火の予測という社会への貢献に直結している火山学の面白さを、是非体感してもらえればと思います。

生物学科・田村宏治教授

魚には胸ビレや腹ビレという運動器官があり、それらは私たちの四肢(手足)と同じ(相同な)ものです。魚類の一部が上陸し原始的な四足動物に進化していく過程で、ヒレは四肢へと形を変えていきました。ヒレから四肢へと進化するこの進化過程で、いったい何が変化したのでしょうか。本講義では、ヒレと四肢の作られ方の比較から脊椎動物の上陸進化の仕組みを考えてみましょう。

 

 

次世代を担う科学者を育成し、

社会に科学の力で貢献していってほしい


今回のイベントの開催によって、まずは参加者の高校生たちの自然科学への興味・関心がなお一層高まることが期待できます。

 

また参加者は、このイベントで全国の高校生と交流することができ、一足先に科学研究の入り口にたっている大学生・大学院生とのつながりももつことができる機会を得られます。

 

ここで得たきっかけによって、次世代のサイエンスチャレンジャーを目指す人が一人でも多く出てくることを願っています。そして、彼らが、今後の社会を科学の力で支えていく人材として育っていってほしいと考えています。

 

自然科学を学び・研究をするのに優れた環境である学都・仙台で、日本各地から集まる次世代のサイエンスチャレンジャー生み出し、育てるきっかけとなるイベント、「ぶらりがく for ハイスクール」。その運営をサポートしていただけますよう、ご寄附、ご協力、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

ー 特定寄附金による税制優遇について ー


東北大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。

<個人の皆様>

■所得税(所得控除)
 寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。

 寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額

 (控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です)

■住民税
 本学を「寄附金税額控除対象法人等」として指定している宮城県および市区町村(仙台市、多賀城市、石巻市、富谷市、亘理町、女川町)にお住まいの寄附者の皆様は、所得控除に加えて、翌年の個人住民税が軽減されます。

 (寄附金額 - 2,000円) × 4~10% = 住民税控除額

(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の30%です)

 ※上記の計算式の4~10%について
 ・都道府県が指定した寄附金は4%
 ・市区町村が指定した寄附金は6%
  (都道府県と市区町村双方が指定した寄附金の場合は10%)
 ※仙台市にお住まいの方は、控除率が都道府県民税2%、市区町村民税8%となります。控除割合の合計は10%となり、他の対象市区町村にお住まいの方と同等です。

<法人様>

 寄附金の全額を損金算入することができます。

 

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プロフィール

東北大学は創立以来「研究第一主義」という基本理念のもとに、創造的な研究活動により学術の深奥を究め、その先端的な成果を活かした大学教育を行なってきました。また、「門戸開放」という基本理念のもとに研究と教育の場を広く社会に開放してきました。 理学研究科・理学部は、このような基本理念に基づき、先端的な研究と人間性豊かな教育を両輪として、自然科学における知の創出の国際的な拠点となることをめざしています。

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ギフト

3,000


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【3,000円】サンクスメール

●寄附領収書
※寄附金領収書のお名前はリターン送付先にご登録いただいたお名前となります。
(2019年11月末までに送付します。なお、領収書の日付は、Readyforから東北大学に入金のある2019年10月の日付となります。)
●感謝のお手紙

寄付者
19人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

5,000


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【5,000円】活動報告書、東北大学理学部・大学院理学研究科オリジナルクリアファイル

●寄附領収書
※寄附金領収書のお名前はリターン送付先にご登録いただいたお名前となります。
(2019年11月末までに送付します。なお、領収書の日付は、Readyforから東北大学に入金のある2019年10月の日付となります。)
●感謝のお手紙
●活動報告書
●東北大学理学部・大学院理学研究科オリジナルクリアファイル

寄付者
25人
在庫数
471
発送完了予定月
2019年11月

10,000


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【10,000円】参加高校生によるレポート

●寄附領収書
※寄附金領収書のお名前はリターン送付先にご登録いただいたお名前となります。
(2019年11月末までに送付します。なお、領収書の日付は、Readyforから東北大学に入金のある2019年10月の日付となります。)
●感謝のお手紙
●活動報告書
●東北大学理学部・大学院理学研究科オリジナルクリアファイル
●参加高校生によるレポート(高校生の自然科学への学びを、直接的に感じることができるレポートです。)

寄付者
22人
在庫数
476
発送完了予定月
2019年11月

30,000


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【30,000円】東北大学理学部・大学院理学研究科オリジナルグッズ

●寄附領収書
※寄附金領収書のお名前はリターン送付先にご登録いただいたお名前となります。
(2019年11月末までに送付します。なお、領収書の日付は、Readyforから東北大学に入金のある2019年10月の日付となります。)
●感謝のお手紙
●活動報告書
●東北大学理学部・大学院理学研究科オリジナルクリアファイル
●参加高校生によるレポート(高校生の自然科学への学びを、直接的に感じることができるレポートです。)
●東北大学理学部・大学院理学研究科オリジナルグッズ

寄付者
6人
在庫数
144
発送完了予定月
2019年11月

100,000


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【100,000円】「ぶらりがく」優先ご招待権

●寄附領収書
※寄附金領収書のお名前はリターン送付先にご登録いただいたお名前となります。
(2019年11月末までに送付します。なお、領収書の日付は、Readyforから東北大学に入金のある2019年10月の日付となります。)
●感謝のお手紙
●活動報告書
●東北大学理学部・大学院理学研究科オリジナルクリアファイル
●参加高校生によるレポート(高校生の自然科学への学びを、直接的に感じることができるレポートです。)
●東北大学理学部・大学院理学研究科オリジナルグッズ
●東北大学より顕彰(詳細は別途ご連絡いたします。)
●東北大学理学部・大学院理学研究科が開催しているキャンパスツアー「ぶらりがく」の特別回に優先的にご招待いたします(1回限り、1組5名様まで、会場までの交通費は別途ご負担ください。)

寄付者
1人
在庫数
149
発送完了予定月
2019年11月

プロフィール

東北大学は創立以来「研究第一主義」という基本理念のもとに、創造的な研究活動により学術の深奥を究め、その先端的な成果を活かした大学教育を行なってきました。また、「門戸開放」という基本理念のもとに研究と教育の場を広く社会に開放してきました。 理学研究科・理学部は、このような基本理念に基づき、先端的な研究と人間性豊かな教育を両輪として、自然科学における知の創出の国際的な拠点となることをめざしています。

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