ぶらりがく for ハイスクール終了のご報告
このたびは、東北大学理学部・大学院理学研究科サイエンスチャレンジャープロジェクト「ぶらりがく for ハイスクール」の開催に多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございました。当初の目標金額であった60万円を大きく上回り、72万8千円のご支援をいただきました。皆様からのご支援と応援コメントは、私たちの大きな励みとなりました。
今年のぶらりがく for ハイスクールは、当日の参加申し込みも含め参加高校生90名、同伴の保護者50名となり、事前に予定していたプログラムも全て無事に終了することができました。運営は、大学生・大学院生アシスタント20名を含む40名で行いました。講師の教員の事前準備をはじめ、東北大学理学部・理学研究科一丸となってのきめ細やかな運営により、昨年度の同イベントよりも充実した内容でしたが、円滑な運営を行うことができました。イベント当日のより詳細な様子は、ご支援のリターンの一つである「活動報告書」にまとめ、後日、送付させていただきます。
皆様からいただいたご支援の72万8千円のうち、クラウドファンディング運営会社Readyfor、東北大学基金への手数料を引いた51万8千円をぶらりがく for ハイスクールに活用させていただきます。
イベント当日に、皆様からのご支援により「ぶらりがく for ハイスクール 奨励賞」を設立できたことを参加高校生に説明いたしました。参加高校生は、8月26日を締め切りとして、奨励賞の応募課題(レポート)を東北大学理学部・大学院理学研究科に送付することになります。その後、理学部・理学研究科教員による厳正な審査を行い、優秀なレポートに対して奨励賞(賞状・副賞)を授与いたします。この奨励賞の経費に20万円使用いたします。
イベントでは、皆様からのご支援により十分な数の大学生・大学院生アシスタントを確保し、雇用することができました。イベントの事前準備、当日の準備・運営・後片付け、参加高校生とのランチ懇談会など、様々な場面で活躍してくれました。このようなサイエンスイベントの運営経験は、大学生・大学院生にとっては、大学での授業や研究だけからは決して得ることができない貴重なものとなります。今後、自身の研究活動や社会人となった際の様々な場面で、今回の経験が活かされていくことと思います。この大学生・大学院生アシスタントの雇用経費に19万円使用いたします。その他、イベントの運営費(熱中症対策の配布飲料水、ノート代、活動報告書・参加高校生によるレポートの印刷費、リターンの送付料金)に12万8千円使用いたします。
リターンにつきまして、今後、活動報告書と参加高校生によるレポートを冊子体にまとめてまいります。完成は9月中を予定しております。10月に全てのご支援に対する寄附領収書を発行し、その他のリターンと合わせ11月中にレターパックにより発送いたします。10万円のご支援者の方には、東北大学による顕彰と特別会のぶらりがくについてのご相談・ご連絡を9月中にさせていただきます。
今後も東北大学理学部・大学院理学研究科はサイエンスチャレンジャープロジェクトを全力で推進していきます。引き続き、東北大学理学部・大学院理学研究科へのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。