鹿児島の子どもたちに感動を！小規模小学校に芸術体験を届けたい。

今回のプロジェクトもいよいよ終盤を迎えました。
これまでに約200名のみなさまから、2,242,,000円のご支援をいただくことができました。ご支援いただいたみなさま、情報拡散いただいたみなさま、ありがとうございます。

残り８日。みなさまからいただいたご支援のお気持ちを無駄にしないためにも、最後まで頑張ってまいります！引き続き応援よろしくお願いいたします。

文化庁事業で鹿児島の子どもたちに狂言体験を届けてくださっている大藏流狂言の狂言師、大藏教義さんより応援メッセージをいただきましたのでご紹介させていただきます。

子どもたちにとって良い環境とは「自分らしくいられる場所」だと思うのです。 以前、小学校で６年生を対象に狂言ワークショップをしたときのことです。 その中に、生まれつき足が不自由で車椅子生活の女の子がいました。 すこし控えめで物静かな雰囲気でした。 ワークショップは体験はもちろん、「柿山伏」という狂言を上演し、登場人物クイズや衣裳の紹介など、その魅力を紹介します。 「衣裳を着たい人？」と問いかけると、その女の子が「着たい！」と大きく手を挙げてくれました。 先生の介助を得て、なんとか衣裳を着せる事ができました。 その瞬間、その様子を見ていた子供たちから拍手が起こったのです。彼女はとても満面の笑みで喜んでくれました。 後日、先生からお手紙を頂きました。彼女はサポート級でもずっとおとなしく過ごしている子だったそうです。 ワークショップ終了後、自ら学校の役に立ちたいと放送部に自ら入り、校内放送をしているとの事でした。

文化芸術の世界は自由です。自己表現するのに好き嫌いはあっても正解不正解はありません。 お互いがお互いの存在を認め合うことで、私たちが私らしく生きていける場所を自ら作ることができるのです。 文化・芸術の力で、ぜひ子どもたちに生きる喜びを伝えたいです。

大藏流狂言吉次郎会
大藏教義

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