多くのご支援、ありがとうございます！

多くのご支援、本当にありがとうございます。

また応援コメントにもスタッフ全員勇気付けられています。

 

コロナ拡大防止のための非常事態宣言が出されて２ヶ月目に入り

世の中の状況も少し落ち着いて来たように感じます。

当店も先週の週末は、秋以来の賑わいを見せました。

多くの方が訪れ、中には「クラファン見ました。頑張ってください！」

と声をかけてくださるお客様も何組かいました。

有り難いですね。心から感謝です。

このまま賑わいが回復してくれるといいのですが。

 

掲載した写真は、越前水仙です。

１月～２月初旬が最盛期なので、２月中旬に入りだんだんと疎らになって来ました。

実はこの越前水仙の発祥の地は、カフェアースのある浜北山町（居倉地区）なのですよ。

冬の厳しい海からの風雪にも耐えられる強くしっかりとした

白い小さな花を咲かせる、凛とした美しい水仙です。

いつの頃から咲き始めたのか・・・

地元に残る田舎伝承をお伝えします。

 

～～～平安末期の源平合戦の際、木曽義仲が倶利伽羅峠（くりからとうげ）で平家を破り京へ攻め上がった頃、居倉浦に山本五郎左衛門という長者がいました。彼は長男の一郎太とともに郎党を率いて義仲の軍勢に加わり、留守を次男の二郎太が守っていました。

ある日、二郎太が居倉浦の浜を散歩していると波間から助けを求める声がし、必死に助け上げると稀に見る美しい娘でした。娘と二郎太は日増しに親しくなりました。

春が過ぎ、夏も終わりに近づいたある日、戦いで負傷し片足になった一郎太が、父との戦死と報とともに帰ってきました。二人は父のこと、戦いのことを夜が更けるのを忘れて語り合いました。そして、一郎太は二郎太のそばに寄り添う美しい娘に気づき、やがて二人は娘をめぐって争うようになったのです。

その年の冬、兄弟は荒れ狂う海岸で決闘することになり、波しぶきの中で対決する二人の姿を見た娘は、「2人の仲を悪くしたのは私のせいです」と言い残し、荒波に身を投じました。不思議にもそこは、かつて娘が助けられた時と同じ居倉浦の刀上海岸でした。

翌年の春、その海岸に見たこともない美しい花が流れ着き、村人たちはその可憐な花を丘の上に植えました。いつしかその可憐な花は、多くの群生となって広がり、厳しい冬の時期にあっても心が平穏で暖かであることの大切さを教えてくれる花となって、人々に愛されるようになりました。～～～

 

だとさ。

今が頑張り時です。