プロジェクト概要

ご支援いただいたみなさまへ

 

みなさまからたくさんのご支援をいただき、公開から2日で目標金額である50万円に到達することができました。本当にありがとうございます。たくさんの励ましのお言葉に、感謝の想いと身が引き締まる気持ちでいっぱいです。

 

今回、クラウドファンディングは目標額が達成しないと成立しないルールがあるため、第1の目標額を最低限度の50万円に設定しておりました。みなさまのおかげでこのゴールを達成したため、ネクストゴールとして100万円を設定させていただきます。

 

いただいたご支援は、東京以外での地域での上映会の開催、また監督を日本に招待しての上映イベントなどを実現させるための費用として活用をさせていただきます。

 

重ねてのお願いとなりますが、今後とも応援・ご支援をお願い申し上げます。


(2018年11月1日追記)

 

アルゼンチン・メキシコで話題。衝撃のドキュメンタリー映画『天から落ちてきた男』の日本語字幕を作成し、多くの人に届けたい

 

ページをご覧いただきありがとうございます。上智大学でスペイン語と比較文学・文化を教えるメキシコ出身の長谷川ニナと、音楽家で作家の八木啓代です。


長谷川ニナは、日本に留学をして以来、研究者として日本の浮世絵とメキシコの印刷文化の比較などをしつつ、ラテンアメリカの社会や文化をもっと知ってもらいたいと願い、活動をしてきました。

 

八木啓代は、日本生まれの日本育ちですが、メキシコ留学をきっかけに、音楽家としてラテンアメリカ現地を拠点に、国際フェスティバルやテレビ、ラジオなどで活動し、日本でもエッセイスト・作家として、ラテンアメリカ文化に関する書籍を発表しています。

 

ラテンアメリカと日本の二つの文化を知り、こよなく愛する私たちは、言葉の問題(英語でないこと)、地理的に日本から離れており、一般的になじみが薄いという理由から、ラテンアメリカの映画がなかなか日本では紹介されにくい状況をなんとかしようと活動を始めました。


手始めに昨年行なった、グァテマラで、先住民数十万人を虐殺した責任のある元大統領を訴追し、歴史上初めて、元最高権力者に有罪判決を出したスリリングな裁判の行方を追った『グラニート:独裁者を追い詰めろ!』『500年:権力者を裁くのは誰か』の2本の映画字幕制作では、多くのご好評をいただきました。

 

そして今回、アルゼンチンとメキシコで話題になっているこの映画に出会い、ぜひ、日本の皆さんにも見ていただきたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

 

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映画に登場する墓地の写真

 

ドキュメンタリー映画『天から落ちてきた男』

 

1970年代、軍事政権下のアルゼンチン・トゥクマン州の片田舎ポソ・オンドの村に、天から男の遺体が落ちてきた。

軍のヘリから落とされたらしいその遺体を、村人たちは丁重に供養するが、いつしか、拝むと御利益があると信じられるようになり、聖人として信仰の対象となっていった。

 

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映画で登場するシーン

 

それから40年の時を経て、その村に、調査団の法医学者たちがやってきた。


「聖人の遺体」を掘り返すことに抵抗する村人を説得し、DNA鑑定を行ったことで、その「天から落ちてきた男」にかかわる驚くべき真実が明らかになっていくー。

 

遺体は本当に聖人にふさわしい存在だったのか?
そもそも、どうして天から落ちてきたのか?
なぜ村人は彼を祀ったのか?

 

1970年代、軍事政権下のアルゼンチンで何が起こっていたのか? 

「男」の出身地に伝わっていた悪魔伝説の真相は?

 

そして、すべてが明らかになったとき、「聖人」に対して村の人々の取った意外な行動とは?

 

軽快なアルゼンチン民謡のリズムに乗って、信じられないような実話を追う中で、今もアルゼンチンの社会に影を落としている事件が、ミステリアスに浮かび上がってくる。

 


 


この映画は、2016年にモデスト・ロペス監督によって制作されました。

 

自身がアルゼンチン軍政下からの政治亡命者である監督は、メキシコでは音楽プロデューサーとしても知られる人物ということもあり、ペテコ・カラバハル、ファン・ファルーといった、アルゼンチン・フォルクローレ界の大物ミュージシャンたちが音楽で参加しているのも、この映画の魅力の一つになっています。

 

 

地球の裏側の国で起こった忌まわしい事件の裏側で

 

アルゼンチンでは1970年代、軍事政権下で数万人の人々が行方不明になったとされています。その大半が殺害されたと考えられていますが、その真相はいまだ明らかになっていない部分がたくさんあります。


そんな中で、DNA鑑定によって身元が明らかになったある遺体が、どういうわけか田舎の村の人たちの「信仰の対象」になっていたという信じられない実話を新聞で読んだ監督のモデスト・ロペス氏は、最初は単なる好奇心から問い合わせを始めました。


すると、偶然にも人脈がつながり、さらに、当初の想像を大きく超える意外な事実が次々に明らかになってきたことをきっかけに、この映画は制作されました。

 

音楽関係者として監督と長年の友人であった八木啓代は、2018年初旬、中米での国際フェスティバルに参加のためにメキシコに立ち寄った際、この作品のDVDを監督本人から渡されました。正直、最初はそれほど期待していたわけではなく、「おつきあい」のつもりで見始めたのですが……時間を忘れるほどの、あまりの面白さに、先の読めない展開! これはすごいと長谷川ニナにも薦め、2人してすっかりはまったのです。

 

これは何としてでも、たくさんの人に見てもらいたいと思っています。

 

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村人たちが集まっている様子

 

映画『天から落ちてきた男』サイト(日本語)

 

歴史の「真実」は消そうとしても、消せない

 

映画やミュージカルでも有名な「エビータ」の死後、国内混乱の末にクーデターで成立したアルゼンチン軍事政権は、数万人とも言われる行方不明者を出したあげく、1982年のフォークランド紛争後に崩壊します。

 

しかし、その後も軍事政権の恐怖政治の爪痕は残っていたと言われており、長い時間をかけて、いまも軍事政権時代に何が起こっていたのかという事実の検証が行われているのです。


この映画は、その検証調査の中で明らかになって、全アルゼンチンに衝撃を与えた事件の詳細が、ドキュメンタリーになったというだけではありません。


真実が明らかになっていく過程は、ミステリ小説のようにスリリングです。そして、恐怖政治の下に置かれた人間の心理というものの普遍性にも迫っていくように思われます。

 

そして、すべてが明らかになったとき、「聖人」に対して、村の人々の取った行動は?そこで下した決断とは?

 

それは、日本に生きる私たちにとっても、とても興味深い80分となることを保障します。

 

この作品の日本語字幕作成に、みなさまの力を貸していただけませんか?応援・ご支援をお願いいたします。

 

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村人の1人

 

リターンに関しまして

ご支援いただいたみなさまには、東京都千代田区(予定)での映画上映会参加のほか、上映会に参加できない方にはVimeoなどで期間限定で、無料視聴で本作を楽しんでいただけるリターンをご用意します。また、ご支援金額に応じて、クレジットにお名前掲載(ご希望の場合のみ、なお、ハンドルネームや法人名などでも可能)をさせていただきます。

 

 


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