支援総額
目標金額 1,800,000円
- 支援者
- 136人
- 募集終了日
- 2020年8月31日
トゥールスレン虐殺博物館訪問記
おはようございます。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。
昨日、キリングフィールドの訪問記をご紹介しました。カンボジアの暗い歴史を学ばなければと思い2015年にカンボジア訪問にあわせて訪れた場所がキリングフィールドと本日お伝えするトゥールスレン虐殺博物館。
みなさん、この写真、なんだと思いますか?その答えは後程。
高校だった校舎で何を・・・
訪れた日は2015年10月31日です。もう5年近く前。トゥールスレン虐殺博物館はプノンペン市内にあります。もともと高校だった校舎を使って、ポルポト政権時代にここで尋問、拷問が行われていました。
4棟の建物に尋問室や独房などが残されています。収容された人たちの写真や当時の様子を描いた絵、道具なども展示されています。
ちなみに建物の中は撮影禁止。外から撮影したものしかありません。内部の写真を見たい人はインターネットで「トゥールスレン」と検索すればたくさん出てきますのでご覧ください。
拷問に使われた道具はどれも目を覆いたくなるようなものばかり。冒頭の写真はその一つです。水瓶のようなものが置かれています。
手足が動かせないように縛ってさかさまにつるし上げ、紐で上下させながら水攻め・・・と私は想像しました。でも残虐さは私の想像をはるかに超えていました。水瓶に貯められたものは水ではなく人糞だったそうです。
残虐行為から逃れるために唯一残された手段は処刑されること。収容された人たちは拷問に耐え切れず、処刑されるために看守が望む「私は反革命分子です」という答えを口にしたそうです。そう言わなければ拷問が続くからです。
そうして多くの人たちが処刑されましたが遺体を埋める場所がなくなったため、処刑や埋葬する場所がチュンエク村に移されました。そして後にその場所はキリングフィールドと呼ばれるようになったのです。
構内では当時のことが書かれた書籍やDVDなどが販売されていました。私はとある女性のことが書かれたBOPHANAというタイトルの本を1冊購入して帰国後に読みました。
Bophana
彼女の物語はといいますと・・・
彼女(Bophana)は男性(Sitha)と結婚し幸せな暮らしをしていたのですが、1970年頃から政権とクメール・ルージュとの内戦が激化するに従って環境が激変していきます。そしてポルポト政権が立つと夫は生き延びるために過去を隠してクメール・ルージュの一員に。夫は僧侶だったのです。僧侶だったことがばれると虐殺されてしまうからです。
Bophanaはプノンペンから地方に強制移住させられきつい労働を強いられます。しだいに病気になって弱っていきます。夫と離れ離れですが手紙を送り続けます。Bophanaも夫も英語が使えます。しかし英語が使えることがばれてしまうと知識人(あるいはスパイ)として、これまた拷問処刑されてしまいます。手紙はクメール語で記されていましたが、あるときBophanaはうっかり英語を少し使ってしまいました。それがクメールルージュにばれてしまったのです。
二人は逮捕されてしまいます。夫はつかまった後すぐに処刑されてしまいました。Bophanaは夫が処刑されたことを知りません。Bophanaが連れていかれたところが今日紹介しているトゥールスレンでした。彼女は拷問の上、処刑され
ました。彼女が22歳のときです。
愛する人と
こんな悲しい話は当時たくさんあったのでしょう。この新着情報を書いていて久しぶりにBophanaの物語を思い返しました。いま目の前には小学校に行く準備に慌ただしい娘。そして「はやく用意しーや!」と朝から元気な家内。いつもの日常。それがいかに幸せなことなのか。そしてこの幸せが無くならないようにがんばらないとと思うのです。今日はいつも以上に、大好きな、そして最愛の家族との時間を大切にしようと思うのでした。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
※Bophanaの本、読んでみたいという方はお貸しいたしますので、安田までご連絡くださいね。(Facebookかメール:yasucon@ea.main.jpまで)
皆さんからのご協力・ご支援お待ちしております。
リターン
14,420円
【出版記念!自転車1台分】自転車1台と修理セットを子どもたちに届けます!
・書籍「カンボジア自転車プロジェクト」1冊
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
※書籍のみ9月末頃の発刊次第お届け致します。
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
12,000円
【自転車サポーター1台分】自転車1台と修理セットを子どもたちに届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
- 支援者
- 72人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
24,000円
【自転車サポーター2台分】自転車2台と修理セットを子どもたちに届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(2台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
36,000円
【自転車サポーター3台分】自転車3台と修理セットを子どもたちに届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(3台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
5,000円
現地の様子をお写真でお伝えします!
・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
6,000円
カンボジアのおいしいコーヒーのドリップバッグをお届けします!
・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグ5個
- 支援者
- 29人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
60,000円
【自転車クラブサポーター】自転車クラブ1か所の設立or既存クラブ1箇所の継続支援をします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・自転車クラブにお名前(企業名、匿名可)の入ったプレートの取り付け(自転車クラブ1箇所の新設、もしくは既存施設1箇所へのパーツ補給に充てさせていただきます。)
・子ども達からのありがとうメッセージ動画
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
120,000円
【自転車クラブサポーター】 自転車クラブ2か所の設立or既存クラブ2箇所の継続支援をします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・自転車クラブにお名前(企業名、匿名可)の入ったプレートの取り付け(自転車クラブ2箇所の新設、もしくは既存施設2箇所へのパーツ補給に充てさせていただきます。)
・子ども達からのありがとうメッセージ動画
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
180,000円
【自転車クラブサポーター】自転車クラブ3か所の設立or既存クラブ3箇所の継続支援をします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・自転車クラブにお名前(企業名、匿名可)の入ったプレートの取り付け(自転車クラブ3箇所の新設、もしくは既存施設3箇所へのパーツ補給に充てさせていただきます。)
・子ども達からのありがとうメッセージ動画
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月