プロジェクト概要

児童養護施設を退所して大学・短大・専門学校などに進学する

子どもたちを支える奨学金プログラム「カナエール」を福岡で開催します。

 

初めまして、カナエール福岡実行委員の窪田広信です。

私はとても貧しい母子家庭の家で育ちました。それでも沢山の人の支えによってここまで生かされてきました。今、大人に成ってその恩を返したいと思った時、私は次世代の子どもたちにその恩を繋ぎたいと考えました。

 

東京で実施されている2013年度の同プログラムにスタッフとして参加し、多くの人々の前で自らの夢を語る施設児童の力強い姿に大きな勇気と感動を貰い、福岡の子どもたちにも夢を叶えてほしいと思い実施を決意しました。

 

カナエール福岡は、2014年に初開催となり5名の対象児童を支援

します。その奨学金を賄うために、皆様のご支援を頂けないでしょうか。

 

(昨年のクリスマスに行ったカナエール福岡街頭募金活動の様子。

子どもたちの夢を叶えるため、少しでも皆様の

お力を貸して頂けないでしょうか。)

 

全国に約30,000人いると言われている児童養護施設で暮らす

子どもたち。18歳で退所した後も、厳しい状況に直面します。

 

日本では全国に約30,000人もの子どもたちが、様々な理由により家に帰ることができず児童養護施設で暮らしています。この福岡県下にも実に1,200~1,300人もの子どもたちが施設で暮しているのです。


そして施設児童は18歳で施設を退所しますが、様々な偏見や不利な条件を抱える子どもたちにとって、例え大学へ進学できたとしても、経済基盤の無い中で学業と生活の両立は相当困難な問題です。また施設を退所した子どもたちは、たった一人でこの厳しい社会を歩んで行かなければならず、困難にぶつかった時に相談できる大人や、実家に頼ることもできません。それゆえに、安易に仕事を辞めてしまったり、犯罪に巻き込まれてしまったりしやすく、施設出身の子どもが、また施設へ入所するという負の連鎖を引き起こす現実があります。

 

「子どもたちの未来を変えたい。」それが私たちがこの活動を行う理由です。カナエールで全ての問題を解決できる訳ではありません。しかし子どもたちの未来を拓く確かな一つの機会を創りだすことができると確信しています。

 

奨学金プログラム「カナエール」は、通常の奨学金プログラムと

異なり、奨学金をもらって行いたい将来の夢を、資金を提供

してくださった方に対してスピーチコンテスト形式で発表します。

 

カナエールは児童養護施設を退所する子どもたちの大学進学及び専門学校への進学を支援する奨学金プログラムです。ただ、カナエールには一般の奨学金と大きく異なる部分が幾つかあります。まずカナエールの奨学生となる子どもたちは、大学入学時に一時金として300,000円、そしてその後、卒業までの最大4年間、毎月30,000円を返還不要の給付型奨学金として受け取ることができます。次に、それらの奨学金(資金)を誰が出すのかということですが、これらは原則、地域の市民からの寄付、及び企業寄付で賄われます。

 

(カナエール東京でのスピーチの練習の様子です。

一人ひとりが、自分の夢を語るために真剣に取り組んでいます。)

 

 

そして、この奨学金を受ける為に奨学生にはある条件が課せられます。それが、これら資金提供者となる一般市民を集めた“スピーチコンテストに出場する事”です。奨学金を受けたい児童は、資金支援者たちの前で、「自分が何故この奨学金を受けたいのか、大学に行って何を学び、そして何になりたいのか。」という自分の夢を語るスピーチを行うのです。これによって、支援する側は誰を支援しているのか?支援される側は誰に支援されているのか?が分かる「顔の見える支援体制」を作り出します。


しかし、様々な問題を抱えて施設に暮らす子どもたちが、すぐに大勢の人前で自分のことや夢を語る事ができるかというと、中々できません。そこで、約3ヶ月前にさかのぼり、一般市民のボランティア3名と奨学金を受けたい児童1人の【4人1組のチーム】を作ります。そして、そのチーム単位で、用意された様々な合宿や研修プログラムを経て、大人の市民ボランティアと奨学生となる子どもが一緒になって、スピーチを作り上げていくのです。この過程こそが、カナエールの最も重要な部分であり、素晴らしいプログラムなのです。

 

合宿や研修プログラムでは、自分の夢を具体化し、

より熱意を持って伝えられるように練習をします。

 

ここでは実際に私が参加したカナエール東京合宿での様子をご紹介します。

合宿1日目は、自分の「夢」を通して自分自身を見つめる「夢」ワークを行います。

まずは自分自身の夢を用紙に書き出し、その後書き出した自分の夢をチーム内で共有します。さらに、書き出した自分の「夢」に過去と未来を付けたして、夢のストーリーを創ります。「自分の夢の原点は何ですか?」「夢の実現に向けて何をしますか?」「その夢が叶うとどうなりますか?」という3つの質問に基づいて、自分の夢を掘り下げていきます。

完成したストーリーをチーム内で共有した後、成功した未来の自分をイメージしてインタビューを受けるというものです。チーム内で二人一組のペアをつくり、インタビューを受ける役とインタビューする役を交互に実施します。それぞれの役を体験することで、お互いの気持ちを理解でき、また自分自身の夢への道筋が、少しずつ具体的になっていきます。

 

(カナエール東京合宿の様子。大人も子どもも

一緒になって自分のことや夢について考えていきます)

 

最後に、チームの原点となるフラッグ作りです。各チームがこれからスピーチに向けて一丸となって進んでいける様に、いつも原点回帰するための大切なフラッグです。「カナエルンジャー」と呼ばれるスピーチコンテストに出場する奨学生が中心となってチームのキーワードを考え、「エンパワメンバー」と呼ばれるその奨学生のスピーチ作成を支える市民のボランティアがそれをデザインとして具現化していきます。もちろん、カナエルンジャー自らが構成からデザインまで才能を発揮しているチームもあり、作成の段階から各チームの個性が出ている様子がとても印象的でした。

 

2日目の朝は早朝6時からの散歩でスタートし、部屋を片付けた後は、各チームのフラッグ発表です。昨日からチームで創り上げたフラッグを、皆の前で発表していきます。10チームがそれぞれの個性で創り上げた沢山の想いがこもったチームフラッグを見ていると、この2日間で少しずつ、でも着実にチームの信頼関係が築かれているように感じました。原点回帰。このフラッグをいつも忘れずに、まずは本番スピーチに向けて突っ走って欲しいと思います。

 

 

(大胆にまっすぐなデザインで想いを表現したフラッグや、

繊細で可愛らしいフラッグまでそれぞれの個性が表れています。)


そして、いよいよ今合宿の集大成でもあるプレプレスピーチの原稿作りに入ります。この2日間で見つめ直した自分の夢を元に、カナエルンジャー自身が自分の言葉でスピーチを興していきます。
本番スピーチに向けた今後のチーム活動計画をチーム内で話し合った後、いよいよプレプレスピーチの発表です。ここまで和やかに進んできたワークと違い、静かな緊張感が漂う即席のスピーチ会場で10人のカナエルンジャーたちが1人ひとり、全員の前で順番にスピーチを行います。

 

この2日間で解されたカナエルンジャーたちの想いが、初めて言葉となって私たちに告げられます。そのあまりに純粋でまっすぐな感情に、まるで想いが感染するかのように共鳴して会場にいた皆の涙が溢れました。プレプレスピーチにも関わらず、この共感を創り出せるカナエルンジャーたちの持つ力に驚きながら、日本の未来への希望をかれらに見た気がしました。「私たちの可能性は無限大」カナエルンジャーの一人が力強く言い放ったその言葉は、深く、深く心に響き亘りました。

 

(カナエール福岡実行委員会メンバーとの写真。

一人でも多くの子どもたちの夢を叶えたいです。どうかご支援の程よろしくお願いします。)

 

最後に、施設に暮らす子どもたちは先輩たちの背中を見ています。それらの子どもたちを私たち市民が見守り支えることで、それは今、施設に暮らす数万人の子どもたちにとって、自分たちは決して見捨てられていない、施設を出ても一人ではない、自分たちも生きて夢を描いていいのだという、大きな希望の光を灯すこととなるのです。

子どもたちの未来を支えるこのプログラムに、ぜひ皆さんの力をお貸しください。

 

引換券について

 

・感謝メール

 

・感謝状

 

・カナエール・プロジェクト概要パンフレット

 

 

・カナエール・オリジナル漫画冊子 

 

 

・自立支援白書(2012年NPO法人ブリッジフォースマイル作成)

 

 

・カナエール福岡2014スピーチコンテスト入場券

(チケット画像はイメージで実際のチケットとは異なります)

 

*当チケットは2014年7月6日(日)に開催するカナエール福岡スピーチコンテスト2014会場への入場にのみ有効です。

会場:レソラNTT夢天神ホール(福岡県福岡市中央区天神2-5-55レソラ天神5F) 

開場12:30/開始13:00/終了16:00予定

 


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