感情がどんなに振り回されようと、解決しなければいけない

 

 

ＬＹＳＴＡスタッフの西山です。

スタッフとなりもうすぐ一年半になりますが、代表との出会いは震災が起きた２０１１年に遡ります。

 

 

私は、東日本大震災の影響で職を失ました。

 

失業中は、被災犬の仮設シェルターのボランティアに参加していました。

同じくボランティアに参加していた、ＬＹＳＴＡを立ち上げる前の代表との初めての出会いとなりました。

 

当時の代表の第一印象は “可愛らしい女性” 

作業の合間に、保健所から収容動物の引き取りをしていたことやお仕事のこと、震災直後の避難生活の話をしたりしていました。

そんな彼女が「この活動をするために仕事を辞めて、団体を立ち上げようと考えているんです」と言ったことが、私の心を鷲掴みにしました。

え？

 

え？

 

えー？！

 

･･･ 凄く驚いたのを覚えています。

目の前のこの女性が、仕事を辞めてまで？(失礼ながら)できるの？本気なの？と思いました。

でも、、本気なのは、実は十分感じていました。

 

その後、私は仕事に就き、自身の生活も忙しくなり、震災前と変わらない元の生活に戻っていきました。

 

 

ＬＹＳＴＡ設立は、後に、ブログで知ることになります。

「あの時の 鈴木さん、本当に立ち上げたんだ！」
「頑張ってるな、、何かお手伝いしたいな」
と思いつつも、気持ちだけの応援しかできずにいました。

 

そんな期間が何年か続き、諸事情で仕事を辞めて数日後、その時は突然訪れたのです。

 

久しぶりにブログを見たら【緊急！スタッフ募集】の文字が！

ブログを読み終えて少しだけ考え、一応娘たちに相談しました。

「一度きりの人生、好きに生きなよ」という娘たちなので、ＬＹＳＴＡで働くことに賛成してくれました。

 

 

面接で代表に再会した時、 実はちょっと泣きそうだったんです。

親戚の子に久しぶりに会ったような感覚で
「久しぶりだね」「大きくなったね」「頑張ってるね」みたいな(笑)

 

私は ＬＹＳＴＡスタッフの一員となりました。

震災の後 代表と会っていた偶然は、必然だと思っています。

そして、代表は"たくましい女性”になっていました。

 

多頭飼育崩壊、ネグレクト、等々、怒り悲しくなることも多々あります。

しかし、感情がどんなふうに振り回されようと

「今を必死に生きている子たちの命を繋げたい」

「家族を見つけてあげたい」

その気持ちはゆらぐことはありません。

 

 

不幸な命を増やさないためのTNR活動や多頭飼育崩壊の解決には、ＬＹＳＴＡの活動に賛同して頂き、応援して下さる方の存在が必要不可欠です。

 

私と同じように、代表の強い信念に共感していただける方がいらっしゃったら、行き場を失くした犬猫たちを一匹でも多く救うため、ご支援をどうかよろしくお願いいたします。