多頭飼育崩壊の家の猫たちを救いたい

皆様のあたたかいご支援により、プロジェクト達成いたしました！

新型コロナウイルスの影響により安定しない情勢の中、プロジェクトを行うことは不安でしたが無事達成することが出来ました。

ご支援は勿論、猫たちのことを想って下さる方々がいることがとても嬉しかったです。

本当にありがとうございました！

 

 

  　ネクストゴールについて　  

 

保護活動にも新型コロナウイルスの影響が出ており、譲渡会が開けず猫たちの新しいお家を見つけるチャンスが激減してしまいました。

そのため当初の予定よりも長期戦になることが見込まれます。

つきましては今の猫たちの環境を維持するためのネクストゴールに挑戦しようと思います！

 

現在1日に掛かるフード代は約1,600円です。ピュリナワン2.2kg入りを1袋あげています。

(安すぎるフードだとすぐにお腹を壊してしまうため、ピュリナワンに落ち着きました。)

これまでは頂いた支援物資やボランティアの自己負担で補ってきましたが、長期戦となると厳しくなってきます。

ですのでまずは　1日1,600円×約90日分=144,000円　を目標金額に加えたいと思います。

 

プラスして、掛かる医療費も増える見通しになりました。

元々目に疾患があって眼圧が上がってしまっている子がいて、さらに悪化した場合は眼摘出となり、手術には20万円程度必要になります。そのため、

フード代144,000円、医療費200,000円、計 344,000円をネクストゴールとさせて下さい。

※もし医療費が不要になったり、余ったりした場合は猫エイズ・猫白血病のキャリアかどうかを確認するウイルス検査代等に充てさせて頂きます。

 

残り期間も数日となりましたが最後まで何卒よろしくお願いいたします！

 

ボランティア一同　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  　自己紹介　  

 

ご覧頂きありがとうございます。
一昨年から個人で保護猫活動をしている山田と申します。細々とですが今までに23匹の猫を譲渡してきました。
2019年夏頃に同じ地域にある多頭飼育崩壊のお家について相談を受け、子猫や妊婦猫を優先して引き出し面倒を見てきました。

今は愛護会や地域のボランティアの方々と協力しながら毎日猫達の世話をしています。

この度は猫たちに不妊化手術とワクチン、ウイルス検査や病気・怪我の治療を受けさせたいと思い、プロジェクトを立ち上げました。

 

▼多頭飼育崩壊の家の猫たち。キジ白柄と縞三毛柄が多め

 

 

  　多頭飼育崩壊のお家について　    

 

長野県山ノ内町にある小さな借家に推定30匹以上の猫が住み着いています。

2019年12月までは高齢のおばあさんと、おばあさんと猫の面倒を見ている人が住んでいましたが、12月初旬におばあさんが亡くなり、面倒を見ていた人も猫たちを置いて出て行ってしまいました。

そのため12月末から長野県動物愛護会長野市支部猫部会およびねこの命をつなぐ会をはじめ、地元の愛護会やボランティアの方々と共に猫たちの世話を始めました。

 

1日1～2回、餌と水の補給、トイレ掃除、部屋の掃除、ライフラインが通っていないので暖房用のカイロの交換をしています。

家主がいなくなり猫以外何も無くなった家を猫たちが住みやすいようにしていく過程は、ねこの命をつなぐ会代表の方がブログにまとめて下さったので下記をご覧下さい。

その１　２　３　４　５　６　７

 

▼ご飯に群がる様子

▼カイロと布団で暖かくした押入れは人気スペース

 

今年の2月から不妊化手術を開始し、手術とワクチン接種を終えた猫から別の建物(仮称：建物A)に移して面倒を見ています。

この建物は町の許可を得て一時的に借りているものです。

 

▼整えられた新しい建物内の様子。術後数日はケージ内療養しています

 

現在26匹の猫が建物Aにて人馴れ特訓中です。

最初は警戒していた猫たちですが、今は近くに寄ってくる子も増えてきました。

 

▼トイレ掃除見学中

▼借家に居た時は警戒心が強かった子

▼綺麗な環境でくつろぐ猫たち

 

 

  　猫たちのこれまで　  

 

始まりは2011年の東日本大震災まで遡るそうです。

この地域も3月12日に激しい地震が起き、当時野良猫に餌やりをしていた人が猫たちを心配し借家の中に招き入れました。
そして最初は数匹だった猫が借家の中で増え続け、不妊化手術をしなかったせいで10年足らずでここまで増えてしまいました。

餌が不足していたせいで子猫の多くは生まれてすぐに共食いされ、残酷な話ですが固くて食べられない頭だけが転がっているような環境だったそうです。
天井を破り屋根裏に住み着いている猫や、屋根の隙間から家と外を行き来する猫もいます。

 

▼天井からこちらを伺っている猫たち

▼屋根裏の様子

▼子猫と、子猫を守るため他の猫と争い顔が傷だらけの母猫(現在は一時預かり宅で保護中)

 

 

  　猫の頭数について　  

 

把握出来ている範囲の頭数です。

外に出ている猫もいるかもしれないため、数は前後する可能性があります。

 

 １ 　建物Aにいる猫　

　　成猫オス　11匹　　成猫メス　15匹

　　計　26匹　（全頭不妊化手術・ワクチン接種済）

 

 ２ 　元の借家に残っている または行方不明中の猫

　　成猫オス　1匹　　成猫メス　1匹

　　計　2匹　（未手術・未接種）

 

 ３ 　一時預かり宅 またはトライアル中の猫

　　成猫オス　3匹　　成猫メス　10匹

　　子猫オス　4匹　　子猫メス　6匹

　　計　23匹　（5匹不妊化手術・ワクチン接種済）

 

 ４ 　譲渡済みの猫

　　成猫メス　1匹

　　子猫オス　5匹　　子猫メス　4匹

　　計　10匹

 

 

  　プロジェクト内容　  

 

 １ 　不妊化手術を施し、これ以上不幸な命を増やさないようにします

　　　オス1匹につき約15,000円　×　約5匹

　　　メス1匹につき約20,000円　×　約15匹

 

 ２ 　猫の健康を守るため3種混合ワクチンを接種します

　　　1匹につき約4,500円　×　約20匹

 

 ３ 　既に施された不妊化手術等の費用の補填

　　　一時預かり宅にいるオス2匹の不妊化手術代　約30,000円

　　　一時預かり宅にいるメス2匹の不妊化手術代　約40,000円　　等　　　

 

頭数は譲渡状況により変動するためおおよその数字です。

建物Aにいる26匹と、一時預かり宅の1匹、譲渡済みの1匹、計28匹の不妊化手術に関しましては、

NPO法人ながの動物福祉協会様のご厚意により負担額０で行って頂きました。

手術の記録も日記にてまとめて下さっていますので是非ご覧下さい。

ながの動物福祉協会様

また、ワクチン代につきましても補助金がおりるため、28匹は頭数に含めていません。

 

複数の動物病院に依頼する予定のため、周辺地域の動物病院を平均した金額を設定しています。

▼地域の動物病院の処置費用（把握しているもののみ）赤文字は利用する可能性が一番高い病院

この地域には不妊化手術への助成金制度があり、

令和2年度は手術後に申請するとオスメス一律で1匹につき3,000円の助成金がおります。

ご支援金の一部や助成金で返ってきた資金は、病気・怪我の治療費、ウイルス検査代、暖房器具用の灯油代、餌など猫の生活に必要な物を購入するために使わせて頂きます。

 

▼ぶどう膜炎の症状が出ている子

▼口内炎・歯肉炎のため固いものが食べられない子

▼傷だらけのやせ細った子

 

 

  　リターン　  

 

この家の猫達をモデルにした猫グッズ4種と、

活動にご賛同頂いた地元温泉宿の宿泊券や地元の特産品をご用意いたしました。

※グッズ類は費用を抑えるため、数が決定してからの発注となりますのでイメージ画像です。

 

 １ 　ハンドタオルコース　　3,000円

個性豊かなキジ白柄の猫たちをピックアップした柄のハンドタオルです。

 

 ２ 　アクリルペンスタンドコース　　5,000円

透明な箱型のペンスタンドです。ペン以外にも小物を収納出来るので機能的です。

この家には長毛の子が何匹か居て、ちくわくんもその1匹です。

 

 ３ 　トートバッグコース　　7,000円

キジトラの兄妹が描かれた大きめのサイズのトートバッグです。

 

 ４ 　厚手トートバッグコース　　10,000円

仲良し3兄弟と特産品が描かれたトートバッグです。

 

 ５ 　グッズセットコース　　15,000円

猫柄グッズ4点セットです。

 

 

 ６ 　特産品コース　　30,000円

この活動に携わっている方のご実家で作られたこだわりのりんごジュース3本と、

中野市のきのこ詰め合わせ(1,000円分相当)、

飯山地区で作られたコシヒカリ最上級米「幻の米」5kgのセットです。

厚手トートバッグも付きます。

りんごジュースはシナノスイート、王林、シナノゴールド、シナノほっぺ、サンふじの５種ミックス。
完熟した美味しいりんごを皮ごと搾っているので、体に良い成分がたっぷりです。

 

 

 ７ 　歴史の宿 金具屋 御宿泊券コース　　50,000円

地元の老舗温泉宿である金具屋様にご協力頂いて実現した御宿泊券コースです。

美味しいお料理や温泉、風情ある街並みをお楽しみ頂けます。

金具屋公式サイト

 

 

  　プロジェクトの展望・ビジョン　  

 

不妊化手術・ワクチンは2020年夏頃までに処置を終わらせる予定です。

プロジェクトの経過報告はブログとメールにて行っていきます。

 

最終目標は1匹でも多くの猫の譲渡です。

今まで過酷な環境にいた分、これからは暖かいお家で飢えることなく愛情を注いで貰えるよう、私達は頑張って行きたいと思います。

 

 

  　里親さん募集中　  

 

里親になって下さる方・成猫達の一時預かりをして下さる方についても募集しております。

新しいお家を探している猫たちはこちら　１　２　３
ご興味がある方は下記までお気軽にご連絡下さい。

Mail：yomase22cat@gmail.com

 

活動にご協力頂いているながの鈴ねこの会さん、こちら肉球クラブさんの譲渡会にも今後参加予定です。是非猫たちに会いに来て下さい。

ながの鈴ねこの会 Instagram　１　２　３　４

 

こちら肉球クラブ ブログ

 

▼人馴れしている茶白の男の子です

▼縞三毛柄の女の子。この子も人馴れしています

▼美形なキジトラ・メイちゃん

▼出産間近で保護された母猫・みぃちゃん

▼3匹無事出産し、のびのびと子育てしました

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト終了要項

治療・手術対象    
多頭飼育崩壊した家の猫20匹

治療・手術内容    
不妊化手術とワクチン接種 20匹
ぶどう膜炎の治療 1匹
口内炎治療 1匹
栄養失調の治療 2匹

治療・手術完了予定日    
2020年9月1日