福岡にショートステイやディサービスも可能な老猫ホームを作りたい

私たち『福岡やらかし隊』は福岡の街から社会が抱える問題に立ち向かい自分たちにも何かできることがあるのではないか…

行動を起こすことで動物たちを救い、守れるのではないか、困っている人に寄り添い助けられるのではないか、と年齢や性別、職業がバラバラな有志が集まり、平成26年9月3日ボランティア団体『福岡やらかし隊』を設立しました。

 

【実際に行っている活動：殺処分を減らすための保護猫活動や飼い主のいない猫の不妊去勢手術・引き取り手のない猫の飼育】

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

ーコロナ渦で起こった問題ー

 

在宅率が上がり、ペットと一緒に暮らし始めた方が増えました。一方では、コロナ渦による経済的困窮で飼っていたペットを手放したり、安易な気持ちで飼い始めて飼育が困難になる事例も増えています。コロナのワクチン接種も進み、収束後は在宅ワークなどの働き方も変わり、転勤や出張される方も増えてくると予測されます。殺処分にならないようにと、譲渡会などで引き取られた方も多数いらっしゃると思いますが、コロナ渦で目まぐるしく変わる環境の中で、保護猫に戻ってしまうケースも出ています。

 

ー猫たちへの感謝ー

 

動物と触れ合うことで、笑顔や会話が増すといった効果も挙げられるアニマルセラピー。高齢者や障がいをお持ちの方などの施設でも、アニマルセラピーとして、犬や猫の持つ癒しのパワーが活用されています。家庭でペットを飼うこともアニマルセラピーの一種との考えから、保護犬、保護猫の譲渡を検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

私の経営しているグループホームでも、アニマルセラピーの効果を期待し、保護猫との生活を始めました。猫たちは、本当にそこに住むみんなの心を和ませ、元気づけてくれたりしています。

時には、おちゃめな行動を見せて周りのみんなを笑顔にし、利用者さん同士のコミュニケーションのきっかけになってくれたりもします。猫たちと暮らす中で、猫たちの癒しのパワーに対する感謝の気持ちから、所属しているボランティア団体「福岡やらかし隊」でありがたい猫たちに何かできることはないかと考えるようになりました。

 

ここ最近、譲渡会などでペットを迎える家族に、「もしものことが起ったときに、代わりにペットの面倒を見てもらえる方がいるか。」ということを確認されるケースが出てきています。そんな時、もしもに備えて、預かってくれるところを探しておく、契約を結んで預け場所の確保をしておくことで、譲渡する側もされる側も安心して譲渡が行われる環境が整います。

 

一緒に暮らしたいけど、様々な事情でそれが叶わなかったり、一緒に生活ができなくなった時に、愛猫の最期を飼い主様の代わりに看取る「”猫に特化した”施設」を作りたい、そういう思いに至りました。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

年老いた猫が安心して生活を送るための『老猫ホーム』の施設をつくるために古民家を借り受けました。猫が快適に過ごす空間にするためには、ライフラインの整備なども含めたリフォームが必要です。また、猫同士の相性もありますので複数の部屋の準備も必要です。『老猫ホーム』の施設をベースにした、ショートステイやデイサービスの提供が可能です。急な出張にも対応が可能、アクセスが良いので出勤や出張の移動途中に預けることができます。転勤等で一緒に暮らせなくなった若い猫もお預かりします。

様々な事情で手放すことを考える前に、猫と暮らしたいというご高齢の方にとっての、受け皿としてこの施設を実現させたいと思っています。

 

 

【スマートフォンアプリを使用した見守り機器の設置】

 

飼い主様と離れ離れになっても声かけを行ってもらうことができます。たくさんの笑顔や喜び、楽しみ、生きる原動力を与えてくれた愛猫を看取ることは飼い主様ができる最後のお世話でもあります。

預けた後の愛猫の終末期や最後の瞬間に駆けつけることができない飼い主様にも声かけを行っていただき、安心して最期を迎えることができるようにします。最後までつながりをもっていただきたいとの思いから導入を考えました。

 

【ショートステイやデイサービスの導入】

 

猫が苦手とする新しい場所、見慣れない場所へのストレスを軽減できるよう内部環境を整えたいと思っています。

 

例えば………

・猫の好みに合わせて「畳の部屋／フローリングの部屋／絨毯の部屋」と

　使用する部屋によって床を変更いたします。

 

・隠れ場所として「段ボールハウス／ねこちぐら／コタツみたいな物」などを設置。

 

・慣れた環境に近づけるためにトイレ砂もバリエーション豊富に、数種類のトイレを設置。

 

・キャットタワーは猫が楽しめるよういろんなタイプを設置します。

 

・お預かりする猫の為の「生活歴の確認や個別支援計画など」

　飼い主さんとの情報共有を致します。

 

【利用しやすさを考えた立地条件】

 

開所場所は人里離れた場所ではなく、博多駅と福岡空港へのアクセスの分岐点になる場所です。交通の便もよく預けやすい立地環境となっています。

 

【心のケアも考えた預けたその後のサービス】

 

愛猫がなくなることで喪失感を覚えたり、ペットロスにより気力が低下し続けないようサロンを併設し、同じ悲しみを味わった方々と思いを言葉にして語り合ったりできる空間を作ります。

またそこにはペットロスケアアドバイザーや精神保健福祉士による心のケアのプロがお話に加わります。飼い主様のつらい状況を、無理せず話せる範囲でゆっくりと話していただき、心を健康な状態に戻す手助けをします。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

大事な家族を施設に預けるのに人も動物も変わりはありません。

より良い環境の中で生活を送っていただけるよう環境整備や24時間体制の職員配置も行います。職員には生き物との関わりに必要な研修を行っていきます。

これらを責任持った立場として行えるよう法人として登記し、管理・運営をしていきます。

予定金額以上のご支援につきましては自分たちができるSDGsの目標達成のための環境整備にお金を使わせていただこうと思っています。

 

 

 

 

老猫が安心して生活ができるように、様々な事情で行き場を失いかけている老猫のために

ライフラインの整備なども含めたリフォーム費用に使わせていただきます。

予定金額以上のご支援につきましては自分たちができるSDGsの目標達成のための環境整備に

お金を使わせていただきます。

 

 

 

2022年４月４日　　クラウドファンディング開始

2022年４月３０日　クラウドファンディング終了

2022年６月１１日　リノベーション工事開始（予定）

2022年６月１８日   オープン（予定）

2022年７月３１日　リターン随時実施・発送完了予定

 

※一つひとつ手作りのため、リターンのお品は準備できた方から発送させていただきます。

そのためお届けの期間を長めに設定しておりますのでご了承ください。

 

 

福岡の多機能型就労支援事業所『オールネクスト』が手がけます。

一つひとつ、心をこめた手づくりの物になります。

 

クラウドファンディング終了後、飼っていらっしゃる猫のお写真を送っていただきます。

ご自分だけのオリジナルグッズとして制作致しますのでお楽しみください。

 

いただいたお写真をもとに、オリジナルのイラストに描き起こすリターンもございますので

イラストをご希望の方は、一覧よりお好みのアーティストをお選びください。

世界に一つだけのグッズとして、お送りいたします。

 

※イラストは一部のリターン品のみお選びいただけます。

 

 

実際に施設を利用される可能性のある方、飼ってはいないけど猫が好きな方に、スタッフ体験をご用意しました。猫カフェのように楽しんでいただいたり、将来のお仕事体験のために参加していただいても良いでしょう。将来預けたいけれどどんなところなのか、見てみたいという方もぜひご利用ください。

 

 

人間の介護福祉施設のように高齢の猫を施設で預かりをすることが、この施設の特長であり魅力です。　

 

殺処分ではなく、飼い主様から猫の幸せな毎日を引き継ぐ活動となるよう『老猫ホーム』の施設の開設は、強い意志を持って行っております。

 

クラウドファンディングの結果に関わらず進めていきますが、ボランティアでできることには限りがございます。猫を飼っている方、飼いたいけど飼えない方、地域の問題に取り組みたいけど何をしてよいかわからない方など、この活動に賛同いただけましたら幸いです。

 

そして猫という動物を生き物を「可愛い」と思い、野良猫や行き場のない猫を 「可哀そう」と思うそんな優しい、ごく自然な感情がきっと猫を救ってくれると思います。　

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

応援よろしくお願いします。