野良猫母ちゃんファミリーを守りたい！

 

こんにちは。

少しずつ目標金額に近づいております。

貴重なご支援をしてくださった皆様、心より感謝いたします。

この野良猫母ちゃんファミリーを守るため、何としてでも目標に達成しなくてはなりません。

残り18日となり、気持ちが少し焦ってまいりましたが、最後まで諦めずに目標に達成するように努めてまいります！

どうか皆様、応援を宜しくお願いいたします。

 

 

イエローちゃん。

この子の話を書くのは初めてかと思います。

この子は、我が家の飼い犬が散歩中に見つけ主人が連れて帰ってきた子でした。連れ帰った頃は私は日本に一時帰国をしており私が初対面したのは生後5-6ヶ月の頃でした。

 

彼女は今思い返しても、とても不思議な子でした。

人を怖がることもなく、飼い犬を怖がることもなく、スーっと私達の中に入ってきて毎日家族を笑わせてくれる狩好きな子でした。

彼女は、ほほ24時間を私と共に行動するほどベッタリで、庭に出ては必ず獲物を仕留めて私にプレゼントしてくれました。

 

私と母さん猫が出会ってから初の出産で生まれた子猫達と年頃が近く、イエローと母さん猫の子供達はよく一緒に遊んでいましたが、母さん猫がイエローに出くわすと威嚇し大喧嘩したこともあるほど仲が悪く、ですがそれにもめげずにイエローは家を守ろうと必死に戦っているのを覚えています。

 

イエローが生後10ヶ月を迎える頃に、口の中に赤い出来物が出来ており病院へ連れて行った結果、口内炎と診断され投薬開始をした次の日に亡くなってしまいました。

イエローが亡くなったのと同時期に、母さん猫の娘も亡くなりました。

母さん猫の娘は、泡を吹いており息苦しそうに家に逃げ込んできて誰にも見つからない隅っこで苦しそうにしていました。この時はもう夜で病院も閉まっていて、とにかく出来ることと言えば様子を見ながら、症状から原因を追究しようとネットに張り付いていました。

猫に詳しい友人にも連絡し、独餌を食べてしまったならば水を大量に飲ませて毒を吐かせるや、卵の白身を飲ませて胃の中身を吐かせる。。。ですが感染症を発症しているようならば、病気によっては絶食絶水させなくてはならないなど、色々な場合を想定して考えておりましたが、私の判断ですが、独餌を食べたのでは？という結論に辿り着き、白身を飲ませて吐かせることにしました。

1度目は上手に飲んで数分後に吐き出してくれたのですが、症状は変わらず、数時間後に苦しそうにもがきながら亡くなってしまいました。

 

私の住むエリアでは、毎年6月7月頃に独餌を巻いている人がいると話が耳に入ってきます。

初めて聞いたときは、そんな人いる？と信じられませんでしたが、実際この時期になると謎の死を迎えている野良猫犬を何匹と土葬しているので、噂であってほしかったのですが事実です。

ある友人には、イエローの死も独餌じゃないかと言われています。

 

イエローは口内炎と診断されていましたが、亡くなった時に口の中を見てみたら赤い出来物が真っ白く膨れ上がっていました。

これを症状から検索したのですが、なかなか近い情報がなく、結局イエローは何が原因で亡くなったのか分からないままですが、友人は母さん猫の娘と時期が同じだし、苦しんでた様子や嘔吐など症状が似ていたので、もしかしたら独餌だったのかもしれません。

 

ロストイエロー生活は、心にぽっかり穴が開くってこんなに世の中が真っ暗に見えるのか。。。というほどショックで、24時間共にしていた分、家の中どこにいてもイエローが見えてしまい未だにイエローの写真は封印中です。

 

この母さん猫の娘が亡くなった頃に、母さん猫と母さん猫の他の子供達も姿が見えなくなり、一気に猫がいなくなり寂しさと悔しさでいっぱいでした。

ですが、数日後に母さん猫だけがひょっこり我が家に戻ってきて、私と母さん猫との新しい関係が始まりました。

イエローのことがあったので、この頃は素直に母さん猫を大切にしてあげることが出来ず、ただ遊びにきてくれたらご飯をあげているだけでした。

 

イエローの死は、私に強く『二度と猫は飼わない』と決めさせてくれた出来事でした。

猫は小さくて弱いし、ここには天敵が多すぎて私じゃ守ってあげられないと、毎日遊びに来る母さん猫にも、私はあなたのお世話は出来ないと話していました。

ですが、近所いた猫嫌いの方が母さん猫の子猫達を勝手に連れて行ってしまったり、2回目の出産時には生後2日目で母猫から子猫を取り上げて、どこかに連れて行ってしまったり。。。母さん猫が頑張って出産育児をしているのに、勝手な人間に取り上げられたり、犬に襲われて不慮の死を迎えたり。。。こんなに沢山生んでるのに、生後1年を迎えた子が誰もいないと母さん猫がとても可哀想になってしまい、家には犬がいるから迎いいれることは出来ないけど母さん猫をずっと私が守っていこうと思ったのは、3回目の出産3兄弟が生まれてからです。

この3兄弟が12月25日のクリスマスに我が家で生まれてくれたので、ロスイエローで落ち込んでいた私に、神様がプレゼントしてくれたのかも。。。と覚悟を決めて我が子同然にケアをしていこうと決めて今までやってきました。

 

この国のなのか島なのかは不明ですが、動物の寿命が日本の動物達の半分くらいの寿命で、私の飼っていた子達も犬は5歳未満で亡くなっています。

また、近所のお友達ワンコ達も5歳未満で亡くなっており、毎年6月は動物達が旅立ってしまうことが多く冷や冷やする月で、5歳が近づいてくるとドキドキ不安になりますが、飼い犬（ナットー君）は今年で6歳を迎え、今年は盛大にお祝いをしました。

 

野良猫母ちゃんファミリーも、日本の猫さんたちの平均寿命を超えるのが私の密かな目標です。

 

この島に移住して、死の場面に遭遇することが増えてしまったのはとても切ないことで、あまりにも沢山の死をみてしまったら、死に慣れてしまって心が氷のように冷たい人間になってしまいそう。。。と思っていた時期もありましたが慣れることはありません。

いつも悲しくて、まして自分の一緒に暮らしていた子が若くして亡くなると胸が千切れそうな思いになります。

 

動物は人間のように喋ることが出来ず、それでも人に寄り添ってくれた動物達は必死に何かを私達に訴えようと鳴いたり行動で示してくれます。

そんな時は、可能な限り動物達の期待に応えたいと思ってここでも生活しています。

 

日本で同じような設備の整った病院はここにはありませんが、全力で愛情を注いで可能な限り安全で安心して暮らせる環境つくりは出来ると思っています。

 

まだ私一人の力では、全部のケアを出来る状況ではなく、皆様からのご支援あってのことです。

どうか皆様のご協力が必要です。

どうぞ、お力添えをいただけたらと思います。

 

私の思いはただ1つです。この野良猫母ちゃんファミリーを守りたい一心です。

 

どうぞ応援を宜しくお願いいたします！

 

 

 

野良猫母ちゃんファミリーの日常★は、YOUTUBEへアップしています。

お時間ございましたら合わせてご覧になってみてください。