【救助できました】取り残された黒猫を救いたい！～その後～

先日、飼い主がなくなったことで取り残された猫を助けてほしいという保護依頼があったものの、警察の許可がおりずどうにもならない状況にヤキモキする時間を過ごしていました。

 

改めて警察に連絡を取りました。

 

やはり本当に親族がいないか、遺産相続権者がいないか確認が取れるまではねこは引き渡せないと・・・しかも数ヶ月かかるかもしれないと・・・

 

どうしたらいい？

このまま何もできずあきらめるのか？

なんとか助ける道はないのか？

 

 

「この子はもう5日間、不安な暮らしを続けています。お水とご飯は置いてもらえたようですが次いつ人が来てくれるのかわかりません！このまま見殺しにしろってことですか？なんとかなりませんか？」

 

 

代表が何度も何度も食い下がり、ついにこの言葉が。

 

 

「わかりました、私たちも猫を心配しています。親族がいないとわかるまでそちらの団体で一時預かりという形で保護していただけますか？」

 

 

やったー！よかったー！許可でたー！

警察の方も「そうと決まれば少しでも早く迎えに来てあげてください、これから寒くなるしお腹も空いてるだろうから」と言ってくれたのですぐさまお迎えに向かいました。

 

猫はテーブルの下で毛布にくるまってジッとしていました。警察の方が置いてくれたご飯はすでにからっぽで、お水入れの中には巨大なゴキブリが浮かんでいました。

ミャ～ンミャ～ンと小さく鳴きながら怯える姿に「ごめんね、怖いよね、淋しかったよね」と声をかけ続けついに

 

 

 

 

かしこく洗濯ネットに入ってくれました。

今まで大切に可愛がられていたのがわかる、とても穏やかでかわいい子。

さぁ、行こうか

 

 

 

 

施設に到着し体重測定

 

 

 

思ったより体重があってまずは一安心。

 

 

 

 

名前は「くー」2歳、メス
とてもおとなしく懐っこい感じで、ちゅーるを差し出しても食べてくれませんが撫でさせてくれます。角膜に少し異常？がありそうですがそれ以外はとても綺麗でツヤツヤな子で、きっと大切に可愛がられていたんだなぁと改めて思いました。

飼い主さんがいなくなったことを受け止めて、心穏やかに安心して暮らしてもらうにはまだまだ時間が必要かもしれませんが、くーちゃんが少しでも淋しさを忘れられるよう沢山の愛情を注いでいきたいと思います。