『化学の力を伝えたい』クラウドファンディングの御礼
化学・生命化学科設立50周年プロジェクト『化学の力を伝えたい』のクラウドファンディングへご寄付いただき、誠にありがとうございます。
私たち化学・生命化学科は2023年度に設立50周年を迎え、「私たちの半世紀、君たちとの半世紀」というスローガンのもと、2023年を50周年yearとして記念プロジェクトを展開してきました。そして、この3月で記念プロジェクト終了にあたって、本クラウドファンディングの御礼と終了報告をさせていただきます。
この度は、おかげさまで172名の方々から約626万円ものご寄付をいただき、目標金額の250万円を大幅に上回って達成することが出来ました。ご寄付金に加えて、応援と激励のお言葉や、化学・生命化学科のさらなる発展への期待を寄せるコメントも数多くいただき、関係者一同感激しております。重ねて感謝申し上げます。
いただいたご寄付をもとに、“大学の化学に触れる”をテーマとした「オープンキャンパスに来て実験教室に参加してみよう」や「『化学の日』の講演会」など、“SDGsのための最先端化学研究を広める”をテーマとした「最先端化学セミナー」のイベントを実施しました。これら様々なイベントを通して、化学・生命化学科が築いてきた「私たちの半世紀」の成果を伝えることができました。
実験教室の風景
また、目標金額の250万円達成後、新たに設定した第二目標「化学の力を伝える事業の継続」も皆様のおかげで達成することができ、化学・生命化学科として継続的に活動していくこともできます。
化学・生命化学科50周年yearとしての記念プロジェクト『化学の力を伝えたい』はこれを持ちまして終了となりますが、今後も、より一層、化学という学問がもつ無限の素晴らしさとインパクトを社会に伝え、化学を真に理解し広める人材を育成し、人と自然が共生する豊かな社会の構築に努めてまいります。
末筆ではございますが、『化学の力を伝えたい』を応援していただきました皆様のご健勝をお祈り申し上げ、御礼とさせていただきます。
▶クラウドファンディングによる収支状況
・ご寄付総額:6,259,000円
・リターン品制作費・購入費およびリターン品の送料:約60万円
・実験教室等の各イベント開催の実施経費(人件費含む):約120万円
・化学・生命化学科50周年プロジェクト特設HPおよびSNSの製作・管理費:約20万円
・その他、化学・生命化学科50周年プロジェクトに関する通信費等の経費:約10万円
・クラウドファンディング手数料:約130万円
残金につきましては第二目標「化学の力を伝える事業の継続」のための継続資金として、今後、化学の力を伝える実施費用および人材育成費に使用させていただきます。
令和6年3月16日
早稲田大学先進理工学部
化学・生命化学科教授 中井浩巳