歌謡曲で高齢者向けにDJ MIX CDを出したい！

現在の日本は4人に1人が高齢者と言われる時代を迎えようとしています。

介護が必要になる方も増えてくると言われており、現在は「出来る限り住み慣れた地域で自宅にいながら安心して過ごす事が出来る」という国の方針もあるぐらいです。

しかし、実際に現場で働くと高齢になるにつれて出来ることなどが減っていき、人生を楽しむどころか介護を受けながら毎日を過ごすことで精一杯のように感じています。

そんな生活の中で簡単に楽しいを感じてもらう事が出来たのは音楽でした。

そこで、高齢者向けの歌謡曲などがメドレーのように詰まったCDを販売したいと思い、グランドファンディングを始めました。

音楽はたくさんの人に喜ばれたり、

感動などを感じもらえる芸術だと

思っています。

それは実際に介護福祉士として10年近く

高齢者と関わる事で強く感じました。

現在の介護の考え方はどうしても「子供が親の面倒を見るのが当然。親孝行だ」となりがちです。もちろん間違えではありませんし、親孝行ができればいいと思います。

ここで私が思うのは、生活の中で困った事があればその手のプロフェッショナルにお願いをするのに介護に関してはプロにお願いするのが当然と言う考え方にならないのでしょうか。

私も専門学校で資格を取り、必死に勉強しました。そういう時はプロフェッショナルな方々にお願いすると言うのが当たり前という世の中になって欲しいと思います。

現場で見てきた中で1番の親孝行になるのではないか、と感じたのは家族と同居する、独居や施設に入所するなどさまざまな形があると思いますが、「子供が会いに来てくれる」が何よりも喜ばれていたのを見ると、親に顔を見せる、それだけで十分だと思いました。

そこで、その面会や会いに行った日に美容院の予約をしたりネイルのお店を予約すると言った子供の頃に当然のようにしてもらっていたプレゼントを付け加えると、利用者さんの意欲向上やQOLが上がると思っています。

美容院などに行くためにリバビリを頑張る、ご飯もしっかり食べると説得できるのは介護士目線でもありがたいことです。

なんならケアプランと言った介護計画書に目標として入れてしまえばいい。

そう考えています。

お店に行く事が困難な方には訪問美容など介護保険外サービスにはなりますが頼るのがいいと思います。

家族さんは親に美容と生きがいをプレゼント出来る。

利用者さんは美容と生きがいをプレゼントしてもらえる。

介護関係者は利用者さんに根拠のある生きがい、モチベーションを提供出来る。

こんな世の中が来ればいいなと思います。

では、自分には何が出来るのか。

それは、介護が必要になった方へのプレゼントとして提供することです。

物としてお渡しできるのは形に残ると言う意味では、魅力的だと思っています。

しかし、制作にはJASRACや専属契約となっているレコード会社へ申請と使用料を払う必要がありとてもフリーランスの初任者研修講師の私には払える金額ではありません。

そこで皆様にお力を貸していただけないかと思います。

私は18歳で介護福祉士の専門学校へ入学し、学校に行っている間は心身障害者の方の

夜勤でアルバイトをして両立しながら卒業すると、そのまま正社員として

特別養護老人ホームやデイサービス、就労支援など福祉に関わる仕事をしてきました。

現在は、介護の初任者研修講師をしながら音楽活動のDJをしています。特別養護老人ホームやデイサービスでは、レクリエーションとして歌やカラオケなど音楽に関することをたくさん行ってきました。そこでは、昔懐かしい音楽が高齢者の昔の思い出が蘇るのか笑顔でお話しされたり、時には涙するなどと音楽の素晴らしさを実感するとともに、私の得意なDJでメドレーのようなノンストップで何十曲と流れるCDを作りたいと思うようになりました。DJは15歳の頃にアルバイトをして買ったターンテーブルと共にバーやクラブ、ライブハウスなどでプレイし大会に出場したり、地上波のDJ番組への出演する事ができました。その得意を高齢者の方の力になれないかと思います。