プロジェクト本文
フィリピン・セブ島で一昨年、昨年と開催した音楽祭を
今年も開催し、今年は台風の被災地の子ども達も招待
しようというプロジェクトです。
中央大学日本フィリピン交流サークルPocoPoco 代表の柿崎安里です。一昨年夏より、子ども達に、練習の成果を披露する晴れ舞台を提供し、今後の練習のモチベーションにしてほしいという思いから、鍵盤ハーモニカを寄贈している全団体を集めて音楽祭を開催しています。2013年9月8日に開催した前回の音楽祭では、4名の支援者の方から14万円(目標に対して117%)のご支援をいただき、目標を達成することができました。(前回のプロジェクト)
今回私は、READYFOR?にてフィリピン・セブ島で音楽祭を開催し、現地の子ども達を招待するための費用を集めるにあたり、サークルの代表としてこのプロジェクトを進めさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願い致します。
今年は、新たに参加校を2校増やして音楽祭を開催します。この2校は音楽祭の会場から離れており、そのうちの1校は昨年のフィリピン台風ハイエンの被害に遭った地域にあります。より多くの子ども達が参加できるよう、どうかご支援を頂けないでしょうか。
(前回の音楽祭終了後の全体の集合写真)
昨年も音楽祭を開催するにあたり、READYFOR?で
資金を集めさせていただきました。
私たちのサークルPocoPocoでは、年に2回フィリピン・セブ島を訪れ、鍵盤ハーモニカを用いた音楽交流のボランティア活動を行っています。これはCHAP(Cross Harmony Project)と呼ばれる活動で、日本で集めた鍵盤ハーモニカをフィリピンの学校や孤児院などに寄贈し、子どもたちに音楽を学ぶことの楽しさを伝えることで、貧困や非行から脱却するための一つの手段となればと考え行っている取り組みです。定期的に寄贈先の学校を訪問し鍵盤ハーモニカの練習状況をチェックし、鍵盤ハーモニカの弾き方を教えるなど継続的に関わっていくことで、ただ寄贈して終わりという自己満足に終わらない活動を目指しています。
音楽祭では、招待した子ども達に鍵盤ハーモニカや歌の演奏、ダンスなどを披露してもらうので、子ども達同士でお互いに刺激し合うことができます。また、大勢の人の前の発表を経験をすることで、自分たちに自信を持ち、音楽の本当の楽しさに触れることができるのではないかと考えています。さらに、音楽祭には子ども達だけでなく、彼らの親御さんも招待しています。子ども達が音楽を楽しんでいる様子や、一生懸命になっている姿を見てもらうことで、学校の活動に参加する意味、そして、学校に通うことの重要性を少しでも理解してくれるのではないかと考えています。
(前回の音楽祭の観客席の様子)
そんな価値のある音楽祭を今年も引き続き開催したいということで、前回に引き続き資金集めをさせていただくことになりました。
しかし、今年は昨年よりも多くのお金がかかってしまいます。
今回の音楽祭は、前回私たちの活動に協力してくださった多くの方々への感謝の気持ちを伝え、子ども達の期待に応えることができるようなものにしたいと考えています。
今回から新たに2校の小学校の子ども達を招待することになりました。この2校はどちらも音楽祭開催予定地であるセブ市から遠い地域にあるため、他校に比べて交通費がかかってしまいます。
また、今年は栄養価の高い昼食を食べさせてあげたいとも考えています。
毎年音楽祭では子ども達に昼食を提供しているのですが、前回は資金の問題から、安価なファストフードを提供するのが精一杯でした。参加者の中にはスラム街で生活している子もいます。今年の音楽祭では、遠くからはるばる来てくれたり、1年間音楽祭を楽しみにしていてくれた彼らのために、お腹を満たすだけでなく、少し高くても、体によい栄養のある食事を摂らせてあげたいと考えています。
(前回の音楽祭の昼食時の様子)
私は前回の音楽祭で司会を務めました。全て英語で司会をし、音楽祭を進行させるのはとても大変でしたが、司会として全体を見ていると、前回の音楽祭よりも成長した子ども達の姿を見ることができました。また、音楽祭の最後に『来年もまた来てくれる?』と聞くと、大歓声とともに“Yes!”という大きな声を聞くことができ、必ず来年も開催し、より多くの子ども達が楽しんでくれるイベントを作り上げようと決意しました。
(前回の音楽祭にて)
今まで2回開催してきた音楽祭を継続的に開催したい
という想いでこのプロジェクトを開始しましたが、どうしても開催したいと思うとても大切な理由がもう1つあります。
みなさまもご存知のように、昨年の11月にフィリピンを台風ハイエンが襲いました。この台風でレイテ島を中心に多くの地域が被害を受けました。私たちが鍵盤ハーモニカの寄贈を予定していた、セブ島北部のボゴ市にある小学校も被害を受けてしまいました。
(ボゴ市の小学校の校舎)
そこで私たちは、今年の2月にフィリピンを訪れた際に、実際にこの小学校を訪問しました。
PocoPocoメンバーで楽器の演奏を披露し、10台の鍵盤ハーモニカを寄贈しました。また、日本の小学生に書いてもらった応援メッセージも届けることができました。
(ボゴ市の小学生が日本の小学生からのメッセージを読んでいるところ)
鍵盤ハーモニカを寄贈し、先生に使い方を教えると、これから学校の音楽の授業で役立てていきたいと話してくれました。今後もメールで連絡をとり、楽譜を提供するなど、交流していく予定です。実は、今まで何度か検討したことはありましたが、セブ市から遠く交通費がかかりすぎるという金銭的な問題で、この小学校の子ども達を一度も音楽祭に招待することができないでいました。
フィリピンが台風で被害を受けたとき、何かしたい、でもお金がない、という問題に立ちはだかり、ようやく今、私たちなりの被災地の子ども達に笑顔を届けられるような方法を見出すことができました。台風という大きな災害を経験した子ども達は、私たちが想像もできないほど心身共に疲れていると思います。
そんなときこそ音楽がそれらを解決する一助となるのではないでしょうか。
(ボゴ市の小学校の子ども達、先生達と)
今回の資金集めにおいて、皆様にご支援頂いたお金は、子ども達を音楽祭に招待する費用、昼食代に当てさせていただこうと考えています。私たちは大学生で構成された一団体でしかなく、音楽祭のような大きなイベントを行う際に資金の問題に直面にし、そのことにとても歯がゆく思います。それでも私たちは、自分たちができることからしていきたいと思っています。
私たちは、まだまだ力不足で、国際協力という観点から見ても未熟なサークルですが、皆様のご支援は必ずフィリピン・セブの子ども達の笑顔のために使わせていただきます。
どうか、子ども達の笑顔のためにも、みなさまの力をお貸しください。
引換券について
①音楽祭の様子の写真と文書、又は動画をメールにて送信いたします。
②フェアトレード商品(アクセサリー、バッグ、リサイクル商品などから1つ)
※これらの中から選ぶので、ご希望等ございましたらご連絡下さい。
③音楽祭に招待する子どもたちからのサンクスレター
※写真はイメージです。
④PocoPocoオリジナルTシャツ
前回新しく寄贈した小学校の子ども達が描いてくれた絵を、PocoPocoのTシャツにします。
※試作品ができ次第イメージ画像を更新していく予定です。
プロフィール
中央大学日比交流サークルPocoPoco副代表。 子どもたちは本当に素直でかわいいです。音楽を通してさらに交流を深めていきたい!
リターン
3,000円
◇音楽祭報告メール
- 支援者
- 16人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
上記1点に加え、
◇フィリピンで製造、販売されているフェアトレード商品(アクセサリー、バッグ、リサイクル商品などから1つ)
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 9
20,000円
上記2点に加え、
◇音楽祭に招待する子ども達からのサンクスレター
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 8
50,000円
上記3点に加え、
◇PocoPocoオリジナルTシャツ
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 4
プロフィール
中央大学日比交流サークルPocoPoco副代表。 子どもたちは本当に素直でかわいいです。音楽を通してさらに交流を深めていきたい!