大規模火災が起きたセブ島スラム街に2千人の命をつなぐ道路を
支援総額
目標金額 1,300,000円
- 支援者
- 75人
- 募集終了日
- 2018年6月29日
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#国際協力
- 現在
- 48,137,000円
- 寄付者
- 4,950人
- 残り
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- 現在
- 7,250,000円
- 支援者
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- 残り
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- 現在
- 23,006,000円
- 支援者
- 800人
- 残り
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- 現在
- 4,874,000円
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- 現在
- 31,020,000円
- 支援者
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#観光
- 現在
- 27,000円
- 支援者
- 5人
- 残り
- 72日
プロジェクト本文
皆さまの温かいご支援のおかげで、無事に達成しました!
本当にありがとうございます。
セブ島スラム街で同じ悲劇を生み出さないために、
最後まで、皆様からの温かいご支援をお待ちしています。
2018年3月16日推定時刻17時、
約2000人の貧困層が不法に住む
セブ島のニューパラダイス地区で火災発生。
緊急車両が通れる道がなく、
どんどん火は燃え移り全焼。
避難路を奪われた人々は海へ……
4時間もの間、自分の家が焼けていくのを
ただ、見ているしかありませんでした。
このような悲劇を生み出さないためにも、
緊急車両が通れる生活道路を建設したい。
はじめまして、 NPO法人セブウィッシュの増田です。
私は1991年よりセブ島に移住し、27年間に渡り個人的に貧困地域への支援を行ってきました。現在は法人に所属し、ストリートチルドレンへの学費補助や貧困家庭の人々への手工芸品の指導など、安定した収入を得られるようにお手伝いをしています。
3月16日の悲惨な火事は、小さな子どものろうそくによる火遊びがきっかけで、私たちが支援する地域のすぐ隣で起こりました。
約2000人が住む被災地域は、セブ国際空港のあるラプラプ市パホ区のニューパラダイス地区と呼ばれる貧困層が不法に住む、いわゆるスラム街と言われるエリアです。
もともと、空いている土地にどんどん家を建てていたため、火災当日は緊急車両が入れず、多くの人が家を失い、2人の幼い命が亡くなりました。
今後、このような事態を二度と起こさないためにも、地域の中央に十文字型の生活道路を建設します。必要資金500万円のうち、一部を集めるために皆さまのお力をお貸しください。
普段、私たちが支援をしている地域は「スクワッターエリア」と呼ばれる場所です。私有地や国有地などに生活に困った貧困層が不法に住み着き、生活をしています。
ここに住む人たちは、教育を十分に受けていない大人も多く、まともな仕事に就くことが出来ずに他人の土地に簡易的な家屋を建てて住むしかありません。子どもたちは学校へ行くことができないため、親である大人に仕事の機会を提供し、収入が得られる状況までお手伝いしています。
今回火災が起きたのは、その支援地域の隣でした。
火災発生当時、ちょうど私たちは現場から3分ほど歩いた食堂にいました。一緒にいた女性から事態を聞き、スタッフ数名が現場を見に行きましたが、通行車両がすでに身動きが取れない状況。火災発生からわずか1時間ほどで全体に火が回りました。
火災後も、近隣4箇所で相次ぐ大小の火災があり、同じような状況でたくさんの人々が家を奪われてしまいました。緊急車両が入れる道路さえあれば、被害は最小限で済むと考えましたが、行政も財政難で道路の建設は全く進む様子がありません。
そこで、私たちは他国のNPOやNGO、行政や警察と協力して道路建設を始めることを提案して受諾。今回のプロジェクトを立ち上げた次第です。
火災の被害にあったのは、写真の赤の地域です。
今回皆さまからいただいた資金は、救急車などの緊急車両が通れる大通りにあたる、グレーの部分に建設する資金の一部として使われます。
作業工程としては、すでにロードベッドと呼ばれる道路の下地と下水の配管などの工事は始めており、これが終われば道路建設に移ります。予想では、今年の6月中には建設を始め、遅くとも8月には終わるのではないかと見ています。
道路建設にかかる費用は500万円強。
私たちのほかに、アメリカとスイスのNPO、NGOがそれぞれ資金を集めて共同で資金調達と現地での作業をしていきます。
また、私たちの団体としては、今年から火災にあった地域の支援を行おうとしていたところでした。そうした中で、最初の支援が火災という悲しみはぬぐい切れませんが、支援を始めるきっかけとなることはありがたいと感じています。
現在、被災者は避難所で生活をしている人と、火災現場に戻りブルーシートで囲ったテントのようなところで生活している人、親戚などに身を寄せている人など、さまざまです。
彼らが少しでも安心して暮らせることができるよう、いち早く道路を完成させたいです。
このプロジェクトは被災地の復興に向けた第一歩と考えています。
道路ができることで車両の通行ができるようになり、新しい住居を作る際の資材なども車で運び込むことが出来るようになります。
また、道路建設にあたり仕事を失くしてしまった男性たちに手伝ってもらうことで、わずかながらでも収入のサポートをすることが出来ます。
今後の展望として、道路建設をきっかけに地域チャペルの再建やコミュニティセンターの建設なども視野にいれて活動していくことで、住民や行政とより密着した支援をしていくことも可能となるでしょう。
私たちが本来の使命と感じているのは、貧困層の安定した収入を得るためのお手伝いと子どもたちへの学費補助、衛生教育や食育、救急蘇生法の指導などです。こうした通常支援に戻るためにも、このプロジェクトを無事に成功させることが大事です。
火災当時、1000人を超える野次馬、消防車両などの緊急車両が立ち往生している状態で、何もできませんでした。
私たちは建設して終わりではなく、「予防と対処」にも目を向けていきます。二度と同じことを繰り返さないためにも、道路の建設が終了したら、消火訓練や防災訓練、救急蘇生法のプログラムをこの地区で開催する予定です。
どうか、皆さまの温かいご支援・ご協力のほど宜しくお願いいいたします!
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プロフィール
1991年よりフィリピンのセブ島に移住し貧困層とその家庭に育つ子供たちへの支援を行っています。 また、不定期に災害被災者の支援も行っており、被災者の雇用や技術指導も積極的に行っています。 セブ島ではNPO法人の運営するフェアトレード工房にて、エコとリサイクルをコンセプトにした製品を貧困層の方達に製作指導し、販売も行っています。
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リターン
3,000円
【二度と同じ悲劇を繰り返さないために】セブ島スラム街の人たちの生活を支える道へ支援を!
〜このコースは、リターンに費用をかけないことでReadyforへの手数料を差し引いたほぼ全額をこのプロジェクトのために充てることのできるリターンです〜
・お礼のメール
・活動報告
- 支援者
- 39人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
10,000円
【支援地域に住むママたちからのありがとう】ママたちが心を込めて作った工芸品をお届け!
・お礼のメール
・活動報告
・貧困層のママたちが作った手工芸品
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
10,000円
【二度と同じ悲劇を繰り返さないために】セブ島スラム街の人たちの生活を支える道へ支援を!
〜このコースは、リターンに費用をかけないことでReadyforへの手数料を差し引いたほぼ全額をこのプロジェクトのために充てることのできるリターンです〜
・お礼のメール
・活動報告
- 支援者
- 22人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
30,000円
【あなたの想いが支援地域の力に】ママたちが心を込めて作った手工芸品+団体HPにお名前を掲載
・お礼のメール
・活動報告
・貧困層のママたちが作った手工芸品
・団体HPにお名前を掲載
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
30,000円
【二度と同じ悲劇を繰り返さないために】セブ島スラム街の人たちの生活を支える道へ支援を!
〜このコースは、リターンに費用をかけないことでReadyforへの手数料を差し引いたほぼ全額をこのプロジェクトのために充てることのできるリターンです〜
・お礼のメール
・活動報告
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
100,000円
【あなたの想いが支援地域の力に】生活道路建設後に設置する看板にお名前を掲載
・お礼のメール
・活動報告
・道路建設後に設置する看板にお名前を掲載もしくは企業名掲載
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
100,000円
【二度と同じ悲劇を繰り返さないために】セブ島スラム街の人たちの生活を支える道へ支援を!
〜このコースは、リターンに費用をかけないことでReadyforへの手数料を差し引いたほぼ全額をこのプロジェクトのために充てることのできるリターンです〜
・お礼のメール
・活動報告
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
プロフィール
1991年よりフィリピンのセブ島に移住し貧困層とその家庭に育つ子供たちへの支援を行っています。 また、不定期に災害被災者の支援も行っており、被災者の雇用や技術指導も積極的に行っています。 セブ島ではNPO法人の運営するフェアトレード工房にて、エコとリサイクルをコンセプトにした製品を貧困層の方達に製作指導し、販売も行っています。