重度障害者の意思疎通を実現する、新しい伝達装置を開発したい!

重度障害者の意思疎通を実現する、新しい伝達装置を開発したい!

支援総額

12,362,000

目標金額 5,000,000円

支援者
878人
募集終了日
2020年3月19日

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2021年09月30日 01:57

新しい意思伝達装置の開発ご支援ありがとうございました!

この度はクラウドファンディングプロジェクト「重度障害者の意思疎通を実現する、新しい伝達装置を開発したい!」にご支援いただき、本当にありがとうございました!

 

リターンの一部(ご訪問による入力スイッチ導入支援等)がまだコロナの影響などで完了していませんが、製品の販売が軌道に乗ってきたことから、節目とするためにもプロジェクト完了のご報告をさせて頂きます。

(成果報告レポートも、このご報告で兼ねさせて頂きます。御了承下さい。)

 

一番苦労したのはコロナの影響でした。本プロジェクトをスタートした時はまだ国内ではそれほど遅延は無かったのですが、具体的に開発に動き出してすぐに影響が出始めてしまいました。

2月に早速今回のモノづくりで鍵となる大型の液晶モジュールの試作を商社経由で中国に発注したところ、当時の納期回答は4月上旬でした。ところがそれ以降、連絡すら取れない!地域全体が閉鎖されたためどうなっているのかもつかめない状況でした。ようやく連絡が取れたものの、変更納期は5月のGW空けといきなり1か月以上の遅れが発生しました・・・。それでも国内でできる外装デザインや金型の試作などを並行して進め、液晶モジュールが確定するタイミングでケースの試作も完成させるようにするなどの調整を行いました。運良く大きな設計ミスもなく製品が組み上がり、何とか年内にはリターンでの出荷からスタートすることが出来ました。
 

完成した製品の外観をご紹介します。

ファイン・チャット1

ファイン・チャット2

ファイン・チャット3

 

以下、プロジェクト開始からこれまでの活動経緯です。

■2020年

 1月:パナソニックを退職、同時にこのクラウドファンディングをスタート

 2月:新会社「アクセスエール株式会社」を設立

    新しい意思伝達装置の開発に着手

 3月:当初計画の約2.5倍の支援を受けてクラウドファンディング達成

 5月:新しい意思伝達装置の名前を「ファイン・チャット」に決定

   仕様、デザインなども決定、試作品の開発に着手

 7月:試作品が完成

 8月:一部関係者に機能を限定して提供

12月~:生産体制が整い、クラウドファンディングのリターンを開始

■2021年

 4月:厚生労働省より「補装具費支給制度」対象品目として非課税の承認取得

 以降、徐々に販売を伸ばしてきております。

 

 以下、一部ユーザー様ご紹介します。
宮田様
 

菊池様

内藤様

次に、皆様からご支援いただいた支援金の使い道についてご報告です。
ご支援頂いた12,362,000円はREADYFOR事務局へお支払いした手数料 2,344,694円を引いた全額を新製品ファイン・チャットの開発費(金型製作、基板製作、ソフトウェア製作、試作等)に充てさせて頂きました。

 

もの作りを経験された方ならお判りかと思いますがこの支援だけでは到底製品の開発費は足りません。不足分はアクセスエールの法人から捻出しました。
金型費や開発費用などは、関係者の皆様のご協力で何とか圧縮できましたが、それでもReadyForによる皆様からのご支援がなければとても製品を完成させることはできませんでした。

本当にありがとうございました。

 

現在、ほぼすべてのリターンの発送が終了しております。

(訪問を伴う対応は、コロナの影響で遅れていますが、個別にご連絡させて頂いております)

万一、連絡も無く、リターンが届いていない、と言う方がおられましたら、お手数ですがご連絡を頂きますよう、お願いいたします。

また、リターンの中でご支援頂いた方のお名前ご紹介も本報告書公開に合わせて弊社HPのメディア紹介欄(2021.9.19)にて掲載させて頂きましたのでご確認ください。

 

そしてこれからが本当に私が「やりたいこと」のスタートです。
まずはファイン・チャットを必要とする方々への情報発信や機器の理解を深めて頂く必要があります。今まではコロナの影響で止まっていましたが、現在も複数のメディアから取材を受けております。今後もこのサイトでも、メディア取材についてはご紹介させて頂きます。

 

さらに、私がこれまで重度障害者の支援に携わってきた20年以上の経験の中で、まだまだ障害者に必要と考えられる機材がたくさんあります。

次の目標はそれらを一つずつ製品化して、ひとりでも多くの障害者の方のお役に立てるようにすることです。

すでに業界関係先との連携など、次の動きも始めております。

 

また、次の製品開発に向けたクラウドファンディングもスタートしました。

 「身体障害者の機器操作に有効な入力スイッチを商品化したい!」


実は支援機器を導入出来ない理由は、この入力スイッチが適切に提案できていない場合が多いのです。身体障害の方にとってはこのスイッチの選定、適合が非常の重要です。そこで、シンプルながら適合範囲の広い入力スイッチを製品化するプロジェクトを立ち上げました。

 

ぜひ、こちらもご支援、拡散をお願いできれば幸いです。

今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。

 

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アクセスエール株式会社 代表取締役 松尾光晴

 〒567-0032

  大阪府茨木市西駅前町6-22-301

 E-mail matsuo_mitsu@accessyell.co.jp
 Homepage https://www.accessyell.co.jp
 TEL 072-646-7260 / FAX 072-626-1113

=========================

リターン

3,000


alt

プロジェクト応援コース

◉お礼メール

申込数
278
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

5,000


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プロジェクト応援コース

◉お礼メール

◉製品カタログ+成果報告レポート

申込数
268
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

3,000


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プロジェクト応援コース

◉お礼メール

申込数
278
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

5,000


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プロジェクト応援コース

◉お礼メール

◉製品カタログ+成果報告レポート

申込数
268
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月
1 ~ 1/ 17

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