プロジェクト概要

 

「園芸」情報を、社会シェアするをつくる!

 

ページをご覧いただきありがとうございます。千葉大学園芸学部長の小林達明です。本学部のキャンパスにある千葉大学図書館松戸分館は、2019年6月に新しく生まれ変わる予定です。

 

この新設にあたり、地域の方々や日本中の園芸に関心のある方々へ、これまで積み重ねて来た「園芸」に関する知を共有し、親しみの持てるような基盤づくりをアカデミック・リンク松戸プロジェクトとして始めます。

 

このプロジェクトのきっかけは、創設100年以上の歴史を持つ園芸学部で、江戸・明治期園芸コレクションをはじめとして多くの園芸関係の貴重書を所蔵しながらも、建物が老朽化し、学術情報源がインターネット上に徐々に移行したこともあって、市民はもちろん学生にも図書館が十分に利用されなくなっていたことです。

 

そこで松戸分館を新しくするとともに、園芸学部の歴史的な庭園、伝統ある植物コレクションと図書館を結びつけて「植物と学術情報と学習を近接」させ、「感性に優れた考える学生を創造」し、「市民の皆さんの参加」を得ながら育てていく図書館を目指しています。その理想の実現へ向けて、どうぞご支援・ご協力よろしくお願いします。

 

▲市民が参加したフランス式庭園におけるガーデンカフェ

 

 

全国唯一園芸学部開学100系譜

 

本学部は、開学100年をこえる、日本ただ一つの園芸学部です。開学当初は、日本の植物図鑑の創始者として広く知られる植物学者の牧野富太郎を講師に擁し、学生にはその後わが国の植物を総覧する日本植物誌をまとめ上げた大井次三郎といった超一流の方々がいました。

 

松戸の市民にとって、本学部は「園芸学校」であり、戸定の高台の花園でした。新宿御苑の設計に携わった教員によって設計され、学生実習によって作られた四季折々の庭園の美しさは、人々に「天国」と評されるほどでした。

 

戦後、日本の経済復興さらには高度経済成長の中で、くらしが豊かになるに連れて、園芸産業も隆盛を迎え、本学部や卒業生が育成した園芸種苗や施設園芸など様々な園芸技術の普及に関わってきました。

 

当時、秋には園芸品評会が行われており全国唯一の園芸品評会として盛況でした。その名残りは今でも、毎年11月に行われる学園祭、戸定祭名物の園芸市に受け継がれ、市民に親しまれています。

 

平成16年からは、松戸シティガイドによる緑の回廊ツアーが定期的に行われ、隣接する松戸市戸定が丘歴史公園からキャンパス庭園に至る経路で案内が行われ、多くの市民にも参加いただいています。

 

また皇室とも御縁があり、明治、大正、昭和の三代にわたって時の皇太子殿下の行啓を賜りました。平成17年、本学部百周年記念として松戸市戸定歴史館で行われた「江戸時代の園芸文化史」展には、天皇皇后両陛下の行幸啓を賜ることができました。

 

▲昭和30年代のフランス式サンクンガーデン
▲昭和30年代のイタリア式庭園と日時計
▲古の牡丹園
▲緑の回廊ガイドイベントの様子
▲千葉大学図書館松戸分館所蔵の松平定知朝著「花菖培養録」の図

 

千葉大学附属図書館松戸分館は、創立以来10万点の図書資料を集積しており、中には、江戸期嘉永年間に出版された花菖培養録など江戸・明治期園芸コレクション等の貴重図書、その他園芸関係の重要な学術資料を有しています。

 

しかし、施設の老朽化が著しく、情報をインターネットで得る時代の背景もあり、せっかくの園芸関係の貴重書も市民はもちろん学生にもあまり利用されなくなっていました。庭園や研究圃場に育成している植物コレクションとの関連付けも不十分で、生きた知識を得られるせっかくの機会を十分に活かしきれていませんでした。

 


時代められた大学図書館あり方

 

アカデミック・リンクは、「コンテンツと学習の近接による能動的学習の推進」により、知識が大量にあふれた現代社会を生き抜く力を持った「考える学生」を育成しようという考え方で、それに応じた組織の仕組みや施設のデザインが進められています。

 

園芸は、花や野菜を人々に提供して、美しさや味といった感性を直接刺激し、生活の楽しさや豊かさを人にもたらしてきました。生活の質が求められる現代では、ますますその重要性は増しています。温暖化など地球環境問題が進行しており、植物による環境づくり=ランドスケープの役割も期待されています。

 

園芸は、人の生活と密接に関わる学問分野であり、自然や社会で起きていることに対しての知識とともに、人がどう関わっていくべきかを考えられる感性が求められていると言えます。

 

本学部では、このような能力を育成するために「理論と実践」を重視してきました。こうした考えは卒業後も引き継がれ、度々研究室単位の研究会が開かれ、卒業生が自らの課題を持って研究会に参加することによって、課題が大学で共有され、新しい技術開発につながるという好循環が成立してきました。

 

このような伝統も踏まえながら、感性に優れた考える能力のある人材を育むこと、社会の園芸オープンイノベーションに寄与する研究を支援していくことが、新しい図書館には問われていると考えています。

 

 

▲大学院生がリードして行われたツツジ園再生整備プロジェクト

 

 

アカデミック・リンク松戸プロジェクト詳細

 

 

アカデミック・リンク松戸は、「フィールドとコンテンツと学習の近接」によって、知識基盤社会を生き抜く「感性に優れた考える人材の創造」を目指して計画され、幸いにも文部科学省の施設整備費が認められました。この理想を実現するために「庭園と  ひとつながり ・・・・・・  の図書館」というコンセプトで設計が行われました。

 

アカデミック・リンク松戸の建物概要

                                               ▲アカデミック・リンク棟の断面ダイアグラム

 

 

 

●アクティブラーニングスペース

 

建物2階フロアが、アカデミックリンク松戸の主たる空間となる予定です。隣接するフランス式庭園やイタリア式庭園と緑のテラスを通じて繋がった開放的な空間とし、景観ばかりでなく、外部から植物などを持ち込み、そのまま図書館の図鑑などを使って誰でも詳しく植物を調べられるようになります。

 

柱も少なくした園芸式のアクティブラーニングスペースとなります。学生は、モノを見、本を調べながら、仲間と自由にディスカッションができ、所蔵する標本や地図を使ったセミナーの開催など、柔軟な使い方を予定しています。

 

▲アカデミック・リンク棟の平面ダイアグラム

 

また、庭園を望む屋根付きのテラス空間を、市民の皆さんにもサイエンスカフェなどの場として開放し、園芸の最先端の知を堪能していただきたいと考えています。

 

▶︎学園祭におけるサイエンスカフェの試行についてはこちら◀︎

 

 

●ライブラリースペース

ここには図書や学術資料が収納され、外周部が学生の学習スペースとなります。窓からフランス式庭園やイタリア式庭園が望める静穏な環境で、集中して勉強に取り組める閲覧室となります。

 

 

この計画では、「オンライン園芸植物ライブラリー」も順次整備していきます。これからは学術情報を広く開示し、「植物」という観点で自由にアクセスできる環境が重要な役割を果たすと考えています。キャンパスの植物名板ともスマホなどを通じてリンクさせ、実際の植物を見ながら詳しい情報を検索できることも考えています。将来的には、関係研究機関とも連携し、園芸学のグローバル・ハブへと発展させていきたいと考えております。

 

▶︎公開予定の花色素ライブラリーについてはこちら◀︎

▲本学部で生まれた青いコチョウラン

                    

今回のクラウドファンディングでは、新しい建物と環境を最大限活かし、市民とともに育てていく園芸図書館というコンセプトの実現に向けて、市民公開用の展示デスク等調度品の整備費用、またオンラインライブラリーや植物名板の整備費用に充てさせていただきます。 実現の暁には、市民の皆さんや園芸学に関心ある多くの皆さんにご参画いただける園芸専門図書館づくりを進めていきます!

 

▲洗心倶楽部

 

 

これからも園芸発展と、地域への貢献を。

 

アカデミック・リンク松戸の整備を通して、園芸に親しみ、考える能力を備えた優秀な学生を育成することによって、園芸学の未来の担い手を育てていきます。

 

また地域のみなさんへ、本学部が持てる知識を開放し、皆さんから課題を得て園芸学をさらに発展させていくことで、園芸学部を支えてくださっている地域の暮らしや環境の改善に貢献していきたいと考えています。

 

新しい図書館「アカデミック・リンク松戸」と付設するオンライン園芸植物ライブラリーの整備を進めることによって、園芸と環境に関するオープンイノベーションを推進し、わが国唯一の園芸専門図書館の現代的使命を果たしていきたいと考えていますので、どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

▲ツツジ品種園における植物教室

 

 

特定寄附金による税制優遇について

 

千葉大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。

01 法人等からのご寄附

寄附金の全額を損金算入することができます。

 

02 個人からのご寄附

■所得税(所得控除)
寄附金額が2,000円を超える場合は、その超えた金額が当該年の所得から控除されます。

寄附金額 - 2,000円

= 所得控除額

 (控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です)

 

■個人住民税(県民税・市町村民税)の寄附金税額控除
お住まいの都道府県・市区町村が、条例で千葉大学を寄附金税額控除の対象として指定している場合、寄附された翌年の個人住民税額から控除されます。詳細につきましてはお住まいの都道府県市町村にお問い合わせください。

 

(寄附金額 - 2,000円)×(4%〜10%)

= 住民税控除額

 (控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の30%です)

 

※上記の計算式の4~10%について※
・都道府県が指定した寄附金は4%、市区町村が指定した寄附金は6%

(都道府県と市区町村双方が指定した寄附金の場合は10%)

 

※領収証発行は、千葉大学に入金された年となりますので、2019年1月の発行となります。

 

 

わせ

 

問い合わせ先:千葉大学園芸学部 事務部 林

TEL:047-308-8702

E-mail:engei-bokin@chiba-u.jp

 

 

ギフトについてのご案内

 

ご支援者様みなさまに、税制優遇とは別のギフトをご用意しています。開学100年の歴史の中で、新設されるこのタイミングに、ぜひご参画のほどよろしくお願いします。

 

ギフト例(一部抜粋)

■ 寄附証明書(領収書)

■ 園芸学部から感謝の気持ちをこめてサンクスメールをお送りいたします。

■ 千葉大学大学院園芸学研究科・園芸学部webサイトにご芳名を掲載いたします。(ご希望の方のみ)

図書館利用者証

■ 園芸学部の写真(厳選した園芸学部の風景写真等の5枚組をjpg形式でお送りします)

■ 園芸学部絵葉書5枚セット

■千葉大学大学院園芸学研究科・園芸学部の芳名板にご芳名を掲示いたします。

(ご希望の方のみ)

など

 

支援方法マニュアル

 

ご支援方法について、マニュアルを転記しておりますので併せてご利用ください。

■ご支援前のアカウント作成の流れ

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