北海道・乳神神社｜ご鎮座40周年。社殿を修復し、祈りをつなげたい。

 

【目標額達成のお礼】 
　9月20日より、ご奉賛を呼びかけました乳神神社社殿修復プロジェクト・クラウドファンディングについて、目標の1,700,000円を達成いたしました！
　ご支援下さった皆さまには、開始早々より応援・拡散をしていただき、広く多くの方々へこのプロジェクトの和を広めて下さいました。
　皆さまの崇敬の念に敬意を表するとともに、心より感謝申し上げます。
　また、心に沁み渡る応援、励ましのメッセージもいただきまして、重ねて感謝申し上げます。

【乳神様の伝承を絵本に！ネクストゴールについてのお願い】　
　当初の目標を達成しまして、ネクストゴールとして更なる目標を設定させていただきます。
乳神様の信仰を次世代に広めるために、伝承をまとめて物語にし、絵本を100冊作成致します。
　当社へ参拝される皆様に休憩所で読んでいただくのは勿論ですが、公共施設等にも配布したいと思います。
　配布する公共施設の選定につきましては、浦幌町の地域で組織する浦幌神社氏子会から選出された役員11名（浦幌町在住の有識者で構成）で役員会を開催し決定致します。
　乳神様の信仰を次の50年、100年へと繋ぐ取り組みとして、多くの方に乳神様の絵本を読んでいただければ幸いと存じます。

【新しく設定する目標額　2,000,000円】

■絵本製作費　300,000円

＜内訳＞
・絵本作成代　  50,000円
・製本代　　   250,000円

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、クラウドファンディング以外の寄付金、自己資金を元に実施はさせていただく予定です。

 

引き続き皆さまのご支援・ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

 

皆様こんにちは。浦幌神社（うらほろじんじゃ）宮司の背古宗敬と申します。伊勢の神宮のお膝元で神道を学び、修行の後、北海道十勝浦幌町に鎮座する浦幌神社の五代目宮司を拝命しております。浦幌神社の境内には「おっぱい神社」の愛称で親しまれている乳神神社（ちちがみじんじゃ）があります。母乳授け、子宝、安産、病気平癒、縁結びなど、全国各地から参拝者が訪れます。その信仰は「命」にかかわるものであったり、「命」を繋ぐものであったり、皆さん熱心に祈られておられます。誰もが一生の中で「命」にかかわる大切な「祈り」を捧げる場面が必ず訪れます。

 

 

　私ごとで恐縮ですが、先代宮司（父）は、16年前に小細胞肺癌で幽世へ旅立ちました。闘病の際、本人をはじめ、家族の大きな支えとなったのが乳神様への「祈り」です。また、子どもの誕生の際や、その後の初宮参り、七五三などの人生儀礼でも家族で「祈り」を捧げてきたことが、互いの絆を強め、幸せを分かち合うかけがえのない時間となりました。

　ご鎮座から40年間、乳神信仰は北海道内から北海道外へと広まりました。この40年間、乳神神社で大切にされてきた皆様の「祈り」を次の50年、100年へと繋いでいくための礎となる40周年にしたいと思います。老朽化する乳神神社の社殿を修復し、「乳神神社への祈りをつなぐプロジェクト」にご理解ご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

　

　   当初は、ご鎮座50周年で屋根の葺き替え工事を行う予定でしたが、予想以上に屋根の傷みが進行し、建築士から「今、修復をしないと本殿内に雨が入り、ご神体が鎮まる清浄な御殿が腐れる恐れがある」といわれました。一度雨が入ると、次の50周年までは、ご本殿を清浄に保つことができないと判断し、今年中に屋根の修復プロジェクトを立ち上げた次第です。

 

 

　新しい由緒看板の建立は、乳神信仰の流れや歴史を解りやすく知っていただくための看板であり、後世に乳神信仰を正しく伝えるのが目的です。

 

　神具の新調は、長年の雨風で神具も傷み、破損しているので、この40周年の節目に新調させていただきます。

 

　今回の修復プロジェクトを機会により多くの方に乳神神社の御神徳や信仰を知ってもらい、心の拠り所として皆様の心の支えになれば幸いと存じます。

 

 

 

■本殿屋根の葺き替え工事　800,000円

 

 

　屋根は40年間改修工事をしておらず全面にサビが出ております。裏側は手で触るだけで屋根が剥がれる状況で、下地の木も腐ってきております。いつ雨漏りしてもおかしくない状況です。

 

 

 

■新しい由緒書看板の建立　300,000円

 

　現在ある由緒看板は、40年前に建立されたもので、浦幌神社へ鎮座されるまでの経緯が書かれてあります。40年前は知る人ぞ知る乳神神社でしたが、今では母乳授け、子宝、安産、病気平癒、縁結びの神様として、多くの方の心の拠り所として広く信仰されております。ご鎮座から40年間で信仰が広まった経過と、今後も乳神信仰を後世へ繋げていくための由緒看板を建立致します。

※新しい由緒看板は、現在ある由緒看板の隣に建立致します。

 

 

 

■神具の新調　200,000円

 

・「御神鏡」（みかがみ）

　正面の「御鏡」が長年の雨風により剥がれておりますので、新調致します。

 

 

・「御錠」（みじょう）
　正面扉の「御錠」が破損し扉が開かない状況です。新調致します。

 

 

 

・「提燈」（ちょうちん）

　乳神神社の前に提燈一対献灯できるように配線工事と提燈を新調致します。

 

■乳神様の絵本製作費　300,000円（ネクストゴール）

乳神様の信仰を次世代に広めるために、伝承をまとめて物語にし、絵本を100冊作成致します。

 

■READYFORへの手数料　230,000円

 

■支援者へのリターン費　170,000円

 

■宣伝費他事務諸経費　    300,000円

 

 

 

御祭神：乳授姫大神

例祭日：5月21日・9月21日

鎮座地：北海道十勝郡浦幌町字東山町18-1（浦幌神社境内）

 

 

　大正の中頃、浦幌町瀬多来の山奥に乳房に似たコブを持つナラの大木があり、それを見つけた老婆が「孫の母に乳を授けて下さい」と一心に祈願したところ、たちまち乳が出るようになり、願いが成就したのが乳神信仰のはじまりです。

　昭和37年、ご神木が台風によって倒れますが、かろうじてコブが残り、地元の瀬多来神社の境内に小さな祠（ほこら）を設けておまつりされました。すると不思議なことにご神木が倒れた場所から、ナラの芽が吹き出し、二代目のご神木が成長しました。この奇跡が後に子宝、安産、縁結の信仰に繋がります。

　昭和57年、乳神様のご神徳を広く世に広めようと婦人等が発起人となり、浦幌神社の境内にご社殿を設けて、ご神体のコブを遷して現在に至ります。

　母乳授け・子宝・安産・病気平癒・縁結びの神様として全国から信仰を集め、春秋の例祭日には、ご神体の鎮まるご本殿の御扉をお開きし、厳粛にお祭りが続けられています。

 

 

 

 

　令和4年8月、浦幌神社・乳神神社の参拝者100名を対象にアンケート調査を実施しました。

　乳神神社が地元や女性の方々にとって意義のある存在になっており、大変うれしく存じます。

　古くなった社殿を修復することで、参拝してくださる方へ恩返しをするとともに、祈りを次世代へつなげる活動を続けてまいります。

 

 

 

 

 

乳神神社奉賛会会長　木下　和枝　様

 

　乳神神社ご鎮座40周年の節目を迎えるにあたり、40年間、乳神神社の護持運営にご協力いただいた皆様、そして、崇敬者皆様に心より感謝申し上げます。

　乳神信仰は、生まれた赤ちゃんのために「母乳が授かりますように」と熱心にご祈願されて、願いが叶ったのがはじまりです。今では、その信仰が全国へと広がり、私どもの家族を含めて多くの方が乳神様を心の拠り所としております。

　40周年の節目にご社殿を修復させていただき、今後も乳神神社への「祈り」を後世へと繋いでいくために皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

 

■作家・古事記研究者　小野寺　S一貴　様

・著書「妻に龍が付きまして…」「龍神と巡る命と魂の長いお話」（以上、扶桑社）など著書多数。

・著書累計は30万部を超えるベストセラー作家。

 

 

　山や木、海に川などの自然だけでなく、すべての自然現象に神様が宿ると考えた日本古来の考えが「八百万の神」という精神です。それを見事に体現しているのが乳神様であり、僕の著書でも書かせていただいています。あるおばあさんがナラの木に「孫のため、母親に乳を授けてください」と祈ったところ、願いが成就したことからナラの木が神様になった。一本の木も神様となる、それが八百万の神様の国、日本だ。「龍神的人生がうまくいく講義」（扶桑社文庫）より抜粋。

　これからも乳神さまへの祈りが続きますよう僕も応援しています！

 

 

■アーティスト　サイトウ　パピコ（齋藤　咲子）様

・フランスを代表するアートフェア 「サロン・アート・ショッピング・パリ」出展。

・全国各地で個展開催。

 

 

　この度、有難いことに、クラウドファンディングの返礼品の一つである、乳神神社御鎮座40周年限定御朱印をデザインさせていただく事になりました。

　限定御朱印には、出会えたら幸運と言われている鳥、シマエナガと、「感謝」の花言葉を持つスノードロップを描きました。

　乳神神社の記念事業クラウドファンディングを通じて支援いただいた方に、「開運幸福」を願う気持ちと、支援への感謝を伝えたいという想いが込められています。

　神様のご縁を、ご神縁（ごしんえん）ということを、宮司様に教えていただきました。今回のクラウドファンディングを通して、一人でも多くの方とご神縁で繋がれることを心から祈り、私自身も引き続き応援させて頂きます。

 

 

■シンガーソングライター　佐脇　由佳　様

・札幌ドームや札幌コンサートホールkitaraでのイベント出演他、ライブ活動などを行う。

・自身も癌と闘病しながら音楽活動を続ける。
・乳神神社とのご縁で癌患者やその家族に寄り添う曲「今を生きる」を発表、ＭＶを浦幌町で撮影。

 

 

　私と乳神神社との出会いは、自身の癌の再発手術のすぐあとのこと。命と向き合いながら、これからの人生をどう生きるのか悩みながらの日々に導かれるように出会った乳神神社。御鎮座が昭和57年、私の生まれ年ということにもご縁を感じます。浦幌を舞台にミュージックビデオの撮影や、乳神様御鎮座40周年記念の奉納コンサートの出演など、たくさんの時間を神社で過ごし、歩みを進める力をいただいています。

　これからも長く人々の支えとなってくださる乳神神社のために、この度の修繕事業にたくさんの方のお力添えを願っております。

 

 

■書家イラストレーター　ゆり（松尾　由里子）　様

・第30回 国際平和美術展 in パリ（国連本部開催）に出展。

・カーネギーホール（ニューヨーク）、アラブ首長国連邦アブダビ、リトアニアなど海外へ出展。

・全国各地で個展開催。

 

 

　この度、令和4年10月22日、乳神神社ご鎮座40周年奉納祭での奉納書道をやらせて戴きます書道家イラストレーターのゆりと申します。

　この地が『夢を語れる場所』としてご鎮座するには本殿の修復が不可欠です。今回の奉納書道は和紙のカードサイズの御守りとなり、ご寄付戴きました皆様へお届け予定です。

　祈りを込め書かせて戴きますと共に、皆様お一人おひとりのご寄付がお集りになりますよう心よりお祈りお申し上げます。　　

 

 

■単車倶楽部アンバサダー・ライダー・モデル　東　和代　様

・単車倶楽部（造形社：全国バイク雑誌）のアンバサダーとして活躍。

・バイクの日2020SNS動画最優秀賞。

・浦幌神社のバイク安全運転推進運動の設立より協力。

 

 

　北海道警察主催の交通安全啓発活動等に積極的に参加しています。浦幌神社様の『無事かえる祈願祭』の立ち上げ当初から一緒に行い、交通安全啓発動画にも主演しています。北海道はバイクの聖地と言われるほど、景色も道も良くライダーに人気です。

　また、乳神神社は乳がんをはじめとする、婦人病、また、子宝、安産、などの信仰をあつめているそうです。女性にとってとても大事な、守り神様なので、これからも乳神信仰が後世に伝わりますように、ご協力お願いいたします。

 

 

■氣龍画師　日幸 　知（カサイ トモ）　様

・全国各地で個展、LIVE Paintingを展開。

・全国各地に気龍画をご奉納活動中。

 

 

　私と浦幌神社・乳神神社様との出会いは、令和4年7月10日初北海道展示＆LIVE Paintingを開催させて頂いたご縁から始まりました。

　浦幌町の地には白龍伝説があり、北海道十勝地区を凄く身近に感じ、乳神神社様のお話しを聞いた時に、頭に浮かんだのが龍宮伝説で更に勝手に親近感を抱いておりました。乳授姫大神様のお力で沢山の子供達を育み、100年〜300年と未来へ残る神社であってほしいと思っております。

　また、背古宮司様のアートに対する考え方、未来の子供達に心に響くアートの力を伝えたいと言う思いに感銘を受け、お手伝い出来ればと思っております。

 

 

■龍筆家・楽書字遊人　西口　賢治　様

・パリ秋の日本現代美術展2015出展。

・子供の教育を考える会代表。

・元伊是名島観光大使。

・私立高校評議委員。

 

 

　太古の昔、「祈り」は最新科学技術だった。祈力・祈望・祈愛・祈心、人の心に祈りは大切な支えです。私と乳神神社のご縁は浦幌の穏やかな風、穏風に誘われて来ました。母への慕情に通じるものを感じて沖縄と北海道と遥かに離れていますが氏神様のように慕っています。

　私たち日本人には、この大地のどこかに心の故郷として、自分の原点となる氏神様が必要です。手を合わせれば心の支え、拠り所となる神社が必要です。乳神様が私は好きです。母への母情です。

 

 

 

　このプロジェクトに多くの方がご参加、ご協力をいただくことで、乳神神社、乳神信仰をより多く方へ知っていただければ幸と存じます。
　誰もが一生に一度は「命」にかかわる大切な「祈り」を捧げる時があります。その大切な「祈り」を捧げる場所の一つが乳神神社です。この「祈り」を穏やかに捧げられる乳神神社と、その信仰を後世へ繋いでいきたいと存じます。皆様のご協力をお願い申し上げます。