5匹の野良猫を地域猫へ　人に可愛がられて生きる猫を増やしたい

岡野さんのお父さんも、猫が好きで手作りの小屋を作っているのでそれを紹介したいと思います。

こちらです、お父さん１人で作られました！

２階建てで、扉が２か所設置されているので部屋ごとの掃除もできます。

勿論、岡野さんが自費で作られました。

 

この小屋にはこの間まで大ケガした猫の治療に使われていました。

先月おそらく車にぶつけられて、右足を大ケガして大出血してうずくまっていた所を岡野さんがすぐに動物病院に連れて行き、その日のうちに緊急手術となりました。

幸いなことに、骨は折れていなかったのですが肉がえぐれるほどのケガだったのでその部分を縫合して２週間の安静となりました。

 

抗生剤の注射も打ってもらい、今はここまで傷が小さくなり歩けるようになりました。

 

この子はオス猫で、去年この地域に流れついてきた子です。

最初はガリガリに痩せていたのですが、岡野さんのお世話でがっしりとした懐こい子になりました。

 

この時の病院代も岡野さんがお金を捻出しました。

私も手術代にはおよびませんが、猫達のご飯を買って岡野さんの家に届けました。

 

他に岡野さんはトイレを設置したり、地域の清掃もほぼ毎日しています。

猫が嫌われる「そこら辺にフンをする」ことにもきちんと対応されています。

ご飯の時間も決めた時間にあげています。

そして、岡野さんのお手製の寝床で猫達は寝ています。

寝床には、私が買ってきた発砲スチロールの中に布を入れて、その中に湯たんぽを入れてあげています。

その湯たんぽも、毎日ガスで大量のお湯を沸かして一つ一つカバーをかけて寝床に置いてあげています。

これまで猫達に費やした金額は相当なものですが、岡野さんの猫に対する優しさがあってこそだと思います。

 

今回のプロジェクトでは、これ以上不幸な野良猫を増やさない為にメス猫の避妊手術代を集めています。