フィリピンで、魅力あふれる若者とラーメン屋をオープンしたい！

フィリピン・アンヘレスで、

日本と同じ品質のラーメン屋をつくりたい

はじめまして、出口温子と、マリカ ギントと申します。これまで15年間、仲間とともに徳島県でフィリピンクラブを経営してきました。仕事柄、年に数回フィリピンを訪れますが、郊外ではまだまだ貧困に苦しむ人達が多くいると感じてきました。大好きなフィリピンのために、なにか仕事を提供できないか、とずっと考えてきました。

 

そこで現在、フィリピンにラーメン屋をオープンする計画を進めています。すでに店舗の場所は確保できましたが、内装や厨房設備を整えるためにはまだまだ資金が不足しています。そこでクラウドファンディングに挑戦し、皆様のお力をお借りしたいと思っています。

 

このラーメン店が、魅力あふれるフィリピンの若者たちの働くチャンス、技術を身につけるチャンスとなることを願っています。この想いを実現させるため、どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします！

 

 

 

フィリピン人の魅力的な人間性に支えられて、
15年間フィリピンパブを経営してきました

私たちは現在、フィリピン人女性5人と一緒に、毎日お客様に楽しんでいただける店作りに励んでいます。

 

フィリピンという国、そしてフィリピン人と関わり続けてきた最大の理由は、何といっても彼女たちの魅力的な人間性です。もちろん言葉や食生活など文化の違いはあり、苦労することもあります。しかしできるだけ日本に馴染んでもらおうと、日本の文化やマナーを教えてきました。彼女たちはいつも真摯に、私が伝えることに向き合ってくれました。彼女たちと一緒に仕事をしていると、その一生懸命さにいつも驚かされ、それと同時にやり甲斐を感じます。

 

フィリピン人の人柄や明るさに魅了され、彼女たちと一緒に仕事を続けたいと思ううちに、気づけは15年間が経っていました。

 

 

 

フィリピン郊外には、

貧困で不安をかかえる若者が多くいます

私たち自身、職業柄１年に数回フィリピンを訪れます。昔に比べると経済も発展し、特に首都マニラにはたくさんのショッピングモールや、オフィスビルが立ち並ぶようになりました。しかし、少し郊外の方に行くと、まだまだ貧困に苦しむ人達が多くいることを感じます。

フィリピンの平均年齢は24歳。若くして親となり、子育てをしている方がたくさんいまます。やる気と熱意のある若者が多いはずなのに、郊外には仕事が少ないという現状もあり、彼らの生活は苦しいものです。たくさんの子供をかかえて、何をしていいかわからず、毎日の生活に追われる日々。フィリピンの郊外に住む若者たちは、都市部との貧困差を感じつつ、将来に不安を抱えているのです。

せっかくこんなに豊かな国民性があるのに、仕事がないなんてもったいない。そう感じてきました。

 

 

 

フィリピン人が大好きな「日本のラーメン」

いつもお世話になっている大好きなフィリピンのために、私たちにできることをしたい、と2年前から構想を練りはじめました。従業員や仲間たちに相談をしたところ、でてきたキーワードは「日本食」でした。彼らは日本食が大好きで、いつも日本食の素晴らしさに感動してくれています。その中でも人気なのが日本の「ラーメン」。クラブの従業員も皆、ラーメンが大好きです。

 

最近では、フィリピン国内にも日本食レストランや日本食材を扱う店舗が増えてきました。しかし、ラーメン店はまだほとんどありません。あったとしても、値段が高く、なかなか食べに行けないということを、授業員たちが教えてくれました。実は出口自身も、中華料理屋で働いていた経験があり、ラーメン屋であれば、自分のノウハウを活かすことがきると感じました。

 

フィリピンにラーメン屋をオープンする。きっと人気店になるに違いない、そう確信しました。現地の若者たちを雇用し、たくさんの若者に働く場所を提供すると共に、ラーメン作りのノウハウと日本の接客技術を伝え、広めていきたいと考えています。

 

 

 

こだわりたいのは日本と同じ接客と、

日本と同じ衛生環境

2019年5月から、本格的にフィリピンでの物件探しをスタートしました。いくつも物件をみてまわった結果、パンパンガ州のアンヘレスという地域で、2店舗を仮押さえするところまで漕ぎ着けました。

 

アンヘレスは首都マニラから車で2時間ぐらいのとこにある地域で、マニラよりは発展していませんが、これからどんどん発展する地域だと感じています。クラークという国際空港もあり、外国人観光客も多いのが特徴です。ターゲットは現地の方だけでなく、日本人観光客や外国人観光客。日本のラーメンがフィリピンの文化と合わさってどう変化していくのかも楽しみです。

 

店舗づくりの中で、特にこだわりたいのは衛生面です。フィリピンの飲食店は衛生環境があまりいいとは言えません。そのため、設備やスタッフの服装、食器・備品類などにはこだわり、日本で並ものと同じ品質のものを揃えたいと考えています。

 

しかしそれらの環境を整えるためには、想像以上に資金が必要でした。今回みなさまにご支援いただく資金は、厨房設備（厨房設置、冷蔵・冷凍庫、製氷機、ガス台）、空調（起き型エアコン）、鍋や皿などの備品と、それらを日本からの輸送するための費用に充てさせていただく予定です。

 

 

毎日不安でいる若者たちが、

安心して働ける場所を

店舗が完成したら、地元から愛されるラーメン屋を、現地の若者たちと一緒につくっていきます。多くの若者に、ラーメンづくりや日本の接客マナーを覚えてもらい、彼らの一生の仕事として取り組んでもらえたら嬉しいです。また将来的には店舗数を拡大し、可能性のあるたくさんの若者が活躍できる場所を、さらに増やしていきたいです。

 

フィリピン人たちは本当に日本食が大好きで、日本をリスペクトしてくれています。1人でも多くの日本の方々にフィリピンの現状を知ってもらい、この活動を応援していただけたら嬉しいです。

 

みなさまのあたたかなご支援を、どうかよろしくお願いします！

 

 

 

※本プロジェクトは、実行者が2020年07月31日(金)までにフィリピンにてラーメン店を開業することをもって、プロジェクト実施完了とします。