FIP（猫伝染性腹膜炎）にかかってしまったちまきを助けてください！

▼自己紹介

まずは、数あるプロジェクトの中からご覧いただきありがとうございます！

 

はじめまして。生後6ヶ月のにゃんこ、ちまきの飼い主の吉田久美子です。兵庫県淡路島に住んでおります。

家族は夫婦2人、ちまき以外にもわんこ2匹、にゃんこ2匹、リクガメがいます。結婚したとき主人が元々飼っていたダックスフントを連れてきたことをきっかけに我が家の動物王国が始まりました。

 

▼ちまきとの出会い〜FIP発症まで

 

四国のNPO法人さんの里親ページでみて主人が一目惚れしたちまき。

面会申込をして会いに行った日には、臆せずニャーニャー鳴いて肩に乗りひっつき回ってました。

そして、里親審査が通った次の日にはちまきを迎えに行ってました。

 

▼ホームページで見たちまきの写真

 

推定年齢3ヶ月くらいで我が家にやってきたちまきは、とてもやんちゃさんでした。

そして我が家の兄姉わんこにもガンガン猫パンチしまくって、それはそれは元気でした。

そしてとにかく甘えん坊。

私たち夫婦にベッタリ。

他のワンニャンが引くくらい、あっとゆう間に我が家に馴染んでくれました。

おうちに来てすぐに腕のハゲが見つかり、真菌治療もしました。

これも隔離期間が長く根気よく付き合わないといけない病気でしたが、約1ヶ月ほどで治すことができました。とても頑張り屋さんのちまきです。

 

そうして、うちに来て3ヶ月が経った頃、あんまり大きくならないちまきを心配してご飯を多めにあげていた私たち。小さいので旦那がつぶしてしまわないか心配で夜はケージで寝かせていました。それでもご飯を少しずつ残し、ご飯そっちのけで遊んで夜中にポリポリ食べている日々が続きました。そしてある日ふと「え？お腹だけ異常に大きくない？」と思ったのです。上から見るとまさにツチノコ？みたいな体型。

「あれ？ご飯あげすぎ？？でもこれはおかしいな…」

もともとFIPを知っていた私は嫌な予感がしました。主人にも初めてにゃんこをお迎えした時からこの病気の恐ろしさを伝えていました。なのでなるべくストレスを与えないようにと心掛けていました。

おかしいなと思った夜の翌朝には休みだった主人に、病院に連れて行ってもらいました。

結果はすぐに教えてと言っていた私に届いたLINEは「猫伝染性腹膜炎の疑いだって。」

この病気、生存率は極めて低く、発症すると平均生存期間が僅か9日間とされてきました。長年、効果的な治療法はなく、死の宣告といわれてきた猫の病気です。

正直その日その後からは仕事をどうやってしたかほとんど覚えていません。

そして帰ってから主人とふたり、目が開かなくなるほど泣きました。

まだ出会って3ヶ月なのに。

まだ生まれてから6ヶ月しか経ってないのに。

この子が弱っていくのを私たちは見守るしかないの？

ここ数年の間に海外で薬が開発され寛解された例も聞いたことがありました。ただこの薬は、未承認薬で大変高額となっています。

今まで犬の手術などで３０万以上かかったこともありましたが、そんなのが比にならないくらい高額です。

また、必ずしも寛解する保証はありません。

 

それでも、命と天秤はかけられない！！

うちに来たから生きられないなんて。

そんな運命こんな小さい子に背負わせたくない！

そう思ったら、心当たりのあるFIP治療をされた方にその日のうちに連絡をとっていました。

そしてその内容、費用について主人とも話し合い、私たちもちまきと一緒に病気と向き合う決意をいたしました。

 

 

 

▼お腹が膨らんでる？と感じた時の写真

 

 

▼FIP（猫伝染性腹膜炎）について

 

 

「猫伝染性腹膜炎（FIP）」とは

猫伝染性腹膜炎（FIP）は、多くは1歳未満の子猫で発症します。発熱、沈うつ、食欲不振、体重減少、黄疸、腹水でおなかがふくれるなどの症状が起こり、進行が速いと診断後１ヶ月以内で亡くなることも少なくありません。

猫伝染性腹膜炎の原因となるのは、「猫伝染性腹膜炎ウイルス」というウイルスで、これは、「猫腸コロナウイルス」が変異を起こして強毒化したものです。

猫腸コロナウイルスは日本の猫の多くが持っているウイルスで、猫に下痢を起こすことがあるものの、病原性は低いウイルスです。その猫腸コロナウイルスが猫に持続的に感染しているうちに、猫の体内で変異を起こして強い病原性を持つようになり、結果として「猫伝染性腹膜炎（FIP）」を発症します。猫腸コロナウイルスから猫伝染性ウイルスに変異する原因の一つには、ストレスが考えられています。感染した猫の糞便や尿、唾液などの分泌物の中にウイルスが排泄されます。それを別の猫が舐めたりすることにより、感染が成立すると考えられています（経口感染）。

 

「猫伝染性腹膜炎（FIP）」の症状は？

 

 

猫伝染性腹膜炎（FIP）の症状はさまざまですが、ウェットタイプとドライタイプの２つに分けられます。どちらのタイプでも元気・食欲の低下、発熱、体重減少は見られるので、これらが持続的に起こる時には、猫伝染性腹膜炎（FIP）を疑う必要があります。また、まれに痙攣発作や知覚過敏、行動異常を示すこともあります。ウェットタイプとドライタイプのどちらのタイプを発症するかは、猫伝染性腹膜炎ウイルスに対する免疫反応の違いが関係していると言われています。また、必ずどちらのタイプだけになるというものではなく、最初はドライタイプだったけれども、途中でウェットタイプにもなるということもあります。

●ウェットタイプ

ウェットタイプは、胸膜や腹膜などの内臓を覆う膜に炎症が起きる「胸膜炎」や「腹膜炎」と、血管炎を特徴とします。これにより、腹水、胸水、心嚢水、陰嚢水が貯留します。胸水の貯留により、呼吸がしにくく苦しくなることがあります。ウェットタイプは進行が速く、診断後2週間〜１ヶ月程度で亡くなることもあります。

●ドライタイプ

ドライタイプは、いろいろな臓器に肉芽腫を作るのが特徴です。肝臓に肉芽腫が作られると、肝機能が低下します。また、ドライタイプは、腎臓に肉芽腫を作ったり、糸球体腎炎を起こしたりすることで、腎機能の低下や腎腫大を引き起こします。眼にぶどう膜炎を引き起こすことがあり、虹彩の色を変化させることがあるので、眼の色が変わった時には注意が必要です。脳に炎症を起こし、神経症状を生じさせることもあります。

 

※引用：「猫との暮らし大百科」https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/4481.html

 

ちまきはウェットタイプと診断されました。

お腹は異常に腫れ、軽く叩くとポンポン水風船のように感じました。

キトンが食べすぎてなる状態と思いたかったのですが明らかに違いました。

 

▼体調が悪いのか寝てばかりだったころのちまき

 

▼治療の流れ、治療費について

 

※動物病院より資料の掲載許可を得ています。

※動物病院からの意向により、病院名は伏せさせていただいております。

 

体重に合わせて未承認の薬を1錠4500円の薬を84日間毎日同じ時間に投与する必要があります。

元気になって食欲が増し、体重が増えると薬の量も増えていきます。

また、2週間に一度の血液検査のために通院と、病気に合わせてサプリメントも飲ませる必要があります。

 

 

【11月7日】

FIPの疑いの診断がおり、詳しい検査依頼

検査結果と症状を見て主治医の診断はほぼFIP確定とのことでした。

ですが、もちろん病院ではステロイドと出せるお薬の処方しかできない状況でした。

 

※信じたくない主人がぐしゃぐしゃにしてしまった領収書

※これらは病院様から掲載許諾を得ておりますが病院様の意向により名前は伏せております。

 

私は仕事から帰って一通り泣き、諦めきれず経験者の方へ連絡をとり相談しました。

その方は『選択は2つです。看取るか、高額だけど治療するか。治療をするとなるととても高額で、大変です。家族で相談してください。看取ることを選択しても誰も責めません。一緒に大切な時間を過ごして最後を迎えることも選択のひとつです。でも治療をするのであればすぐに協力します！絶対に大丈夫だから！うちの子は元気になったから！』とおっしゃいました。

冷静にお話を伺っていましたが、この最後の言葉で安心して涙が止まらなくなりました。

本当に、この方と、そして紹介いただき相談を受けてくださったNPOの方には感謝しかありません。

電話を終えすぐに主人と話して、未承認薬をお願いすることにしました。

迷いはほとんどありませんでした。

そしてこの日以降私は泣かなくなりました。だってちまきは元気になるんですから！

 

 

【11月9日】

未承認薬での投薬開始1日目

ちまきの体重（2.2キロ）と症状から、まずは1錠と1／4錠からスタート

ただ、ステロイドのおかげなのか、食欲増進がすごい…体重増加の予感…うれしい悲鳴です。

体重によって投与量が変わるのでまずは20錠処方してただきました。

今後はなくなる前に追加で処方していただきます。

 

※未承認薬の為、治療薬名はふせております。

また掲載の許可は得ております。

←すこし腹水がつらそうなちまきです…

 

【11月10日】

治療のために必要な数値を調べるため、再度血液検査

※島内に調べてすぐわかる病院がなくかかりつけ医にお願いして、外注で検査依頼

 

未承認の薬に拒否反応する病院も多く、血液検査をしてもらえる病院がないかいろんな病院に連絡しましたが電話で冷たくあしらわれたこともあり、心が折れかけました。

それでもちまきが頑張ってるから！と思ってどう思われてもいい！と思って調べまくりました。

結局、かかりつけ医が協力してくれてひと安心。

※これらは病院様から掲載許諾を得ておりますが病院様の意向により名前は伏せております。

注射が嫌いなちまきは、病院で励ます主人の鼻を噛んだそうです…

その調子だよ。えらいぞ！ちまき！

 

【11月12日】

継続してステロイドが必要なためかかりつけ医へ。血液検査の結果も確認できました。

その上で、1錠と1／2錠に増やすことになりました。

その分ステロイドは1／4に減らしました。

※これらは病院様から掲載許諾を得ておりますが病院様の意向により名前は伏せております。

 

11月14日

体重が徐々に落ちてきて、2kgまで落ちました。これは腹水が減っていってると捉えて大丈夫なのか…

薬の量はそのまま継続です。

薬が増えてもいいので、むちむちになってほしいと思ってしまいます。

もう6ヶ月になるのにまだまだ赤ちゃんみたいなちまきです。

 

▼詳しい金額について

 

＜今までにかかった治療薬・検査代＞

・初日の検査日と処方薬代=21945円

・ステロイド追加分=1650円

・追加の検査代=6270円

合計　29,865円

 

＜今後の検査代目安＞

再診料　700円

超音波検査　2500円

血液検査 かかりつけ医でできるもの2000円

外部依頼していただく分　5000円

上記項目を2週に1度行うため計6回

合計　61,200円　

 

＜治療薬代の目安＞

 

・開始時のちまきの体重　2.2kg×100mg (1錠と1/4) ×3日間

・4日目から検査結果をふまえて2.2kg×120mg（1錠と1/2）

今後もそのままの投薬量がしばらく続くと想定し、算出してみました。

少し体重が落ちてきて2.2kgまではこの量でよいためこのまま2週間は1.5錠

その後は2.6kgまでは1.75錠で最後まで飲ませられると計算してみました。

 

1〜3日目（3日間）=3.75

4〜17日目（14日間）=21

18〜84日目（67日間）=117.25

合計　142錠　639,000円

 

＜サプリメント＞

エネアラ（2500円）×3＝7500円

プラセンタ（3500円）×3＝10500円

合計　18,000円

 

全て合わせて748,065円

 

もちろんこれらは予想した額となります。

これよりも体重がふえれば薬代ももっとかかります。（元気ならそれは嬉しい悲鳴です）

また体調の変化で診察もある可能性もございます。（これは避けたいです…）

本来ならば自分達で全て補うものだと思いますが、お恥ずかしながら我が家にはそんな蓄えもございません。それでもこの命を諦めることができません。

そこで大変図々しいお願いですが皆様に少しでもご協力いただきたくこのようにクラウドファンディングに挑戦させていただきました。

もちろん皆様に全てをお願いするわけにもいきません。

目標金額は60万円にさせていただき、成功すれば手数料を除いておおよそ52万円ほどになりますので、そちらを治療費に充てさせていただきたく思います。

 

これからも治療・投薬を進めながら日々情報を更新させていただきます。

 

長々と最後までお読みいただきましてありがとうございました。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

▼こちらではちまきとその兄弟の日々を更新しております。

　

https://www.instagram.com/ko.te.tsu.kun/

 

 

 

 

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▶︎ ペット保険による補償の有無。補償がある場合は、補填対象の治療名と金額：【無】

 

▶︎ 万が一ちまきが亡くなってしまった場合の資金使途：

【万が一ちまきが亡くなってしまった場合、返金は致しかねます。

いただいた支援金については、これまでの治療費に充てさせていただきます。 】

 

プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変化が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

 

▶︎ 本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先：【連絡先：chimaki.makenai@gmail.com】

 

READYFOR事務局：ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え（https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/ ）
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