カンボジアの子どもたちに教育の機会を!カカオ栽培で目指す仕組み作り

支援総額

5,375,000

目標金額 3,000,000円

支援者
207人
募集終了日
2024年12月25日

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プロジェクト本文

ネクストゴール500万円を達成することができました!ご支援・応援ありがとうございます!

ネクストゴール達成後の御礼・ご報告はこちらよりご確認ください。

最終日25日(水)23時までよろしくお願いします。

 

 

カンボジアの子どもたちが “普通に” 学校に通える仕組みを作りたい

 

私たちは「チョコレートでみんなを笑顔に。カカオで世界を幸せに。ーMake everyone smile with chocolate. Make the world happiness with cacao.ー」をビジョンに、名古屋市西区でBean to Bar chocolate(ビーントゥバーチョコレート)の専門店「choco rico -Bean to Bar Chocolate Lab.-」を営みながら、カンボジアで自社カカオ農園(チョコリコ農園)を自分たちの手でゼロから作り、運営しています。

 

カンボジアで自社カカオ農園を運営する目的は「貧困層や地雷被害者をチョコリコで直接雇用し、社会的・経済的に自立してもらう」ことです。

 

そして、親世代の経済的自立を雇用により支援することで「貧困層の子どもたちが普通に学校に通える仕組み」を作ろうと考え、その未来(ミッション)を実現するために日々奮闘しています。

 

その中で、自社カカオ農園を運営しカカオ豆を収穫した先には、カカオ豆をキャッシュに変えるビジネスの出口が必要だと思い至り、まずは自分たちの手でカカオ豆からチョコレートを製造・販売するための店舗兼工房「choco rico -Bean to Bar Chocolate Lab.-」を2021年7月にオープンしました。

 

まだ収穫量が少ないため、チョコリコ農園のカカオ豆からチョコレートを製造するには至っていませんが、現在はカンボジア唯一のカカオ農園からダイレクトトレードで直接輸入したオーガニックカカオ豆を使用し、チョコレートを製造・販売しています。

 

お陰様でチョコリコ(店舗)には毎日たくさんのお客様が訪れてくださいます。

これまで皆様にチョコレートを買っていただくことで得たチョコリコの収益は、 すべてカンボジアでのカカオ農園づくりに注ぎ込んできました。

 

しかし、実際に自社カカオ農園づくりを始めてみると、私たちの予想を遥かに上回る労力と時間、そして費用がかかり、チョコリコの収益と私たち夫婦の手持ち資金だけでは厳しい状況になってきました。(カンボジアでのカカオ農園づくりは海外での設備投資となるため、日本の銀行からの融資が受けられません。)

 

直近の目標(やるべきこと)は、チョコリコ農園の設備を整え、より多くのカカオを栽培することと、チョコリコのミッションに共感してくれる現地の農家さんの農地を使った契約農園を増やし、カカオの作付面積を拡大して栽培を加速することです。

 

自社農園をしっかりと整備しつつ、契約農園を増やすことでカカオの作付面積を拡大することができれば、現地での雇用を増やすことができ、結果として学校に通える子どもたちの人数を増やすことができます。

 

また、カカオの生産量や流通量を増やし魅力的なカカオビジネスが構築できれば、カンボジアの労働者や農家のみんなに対価をしっかりと還元し、経済的な豊かさを手にしてもらうことができます。

 

いまチョコリコ農園をしっかりと整備し、これから契約農園を含め更にカカオ農園を拡大していくことは、チョコリコのミッション達成に向けて絶対に必要な挑戦であり、非常に重要なフェーズなのです。

 

今後のカカオ農園拡大に向けた長期的な資金調達を考える上で、必要な時にタイムリーに資金調達が叶い、また、いつもチョコリコを応援してくださる皆様や、チョコリコが作る未来を想像し一緒にワクワクしてくださる皆様と一緒に、その想いをカタチにすることができるクラウドファンディングも資金調達の手段のひとつとして考えていきたいと思い、今回の挑戦を決意しました。

 

皆様からの温かいご支援を、どうぞ宜しくお願い致します。

 

合同会社 チョコリコ 

渡邉 千晃・由利子

 

 

目次
01:私たちが成し遂げたいこと-choco rico story- 04:クラウドファンディングに挑戦する理由
02:今の農園の状況について 05:いただいた応援メッセージ
03:資金使途  

 

 

チョコリコの原点
私たちが成し遂げたいこと

 

カンボジアの子どもたちが “普通に” 学校に通える仕組みづくりを

 

|カンボジアの子どもたちの教育の状況

 

カンボジアの小学校は義務教育です。もちろん学費は無料ですし「子どもたちは家族の労働力だから学校に通えない」ということは、実はあまりありません。しかし、大きな課題は、親が就労しておらず、学校で勉強するために必要な文房具やカバンや制服などにお金がかけられない家庭環境で暮らす子どもたちがまだまだたくさん存在することと、そういった家族が暮らすような集落からは、徒歩で通える範囲に学校がないことです。

 

例え学校に通えたとしても、小学校を卒業できるのはおおよそ7割(都市部・農村部合わせて)、女の子の方が卒業する率、就学率は低い傾向にあります。

 

 

仕事がないから現金収入がない→子どもたちが学校に通えない→まともな仕事にありつけない→
食べていくための稼ぎもやっとの人生....

今のままでは、この負のスパイラルが永遠に続いていくのです。

 

私たちは、その環境を変え、負のスパイラルを断ち切るために、一番大切なものは「教育」だと考えています。

 

学ぶことで子どもたちが自信を持ち、自分が社会に必要とされる存在であるという自尊心を養い、自由に自分の夢を語り、実現に向けて本気で努力できる自立した人間になってほしい。


そのためには、寄付や支援に頼った一過性の取り組みではなく、地雷被害者や絶対的貧困層が「社会的・経済的に自立できる」環境を整え、親世帯が経済的に自立することで “結果として” 子どもたちが学校に通える仕組みを作ることが、まずは必要だと考えました。

 

親にとっては自分の労働が子どもたちの未来を切り開く糧になること、子にとっては自分の親が汗水流して働いて得たお金で学校に通うこと、それこそがあるべき姿だと信じて、その環境と仕組みを作るために「自分に何ができるのか?」と考え始めたことが、チョコリコを始めるきっかけとなりました。

 

 

農業大国カンボジアで「カカオ」の魅力に気付く

 

|カカオを選んだ理由

 

自分に何ができるのか?と考えた末に、(単純ですが...)自分で新たな事業を興し、直接雇用を生むことに思い至りました。

 

では、カンボジアで雇用を生むために、どんな事業を起こせばいいのか?

 

まず初めに決めたことは「①農業」であること。

カンボジアはそもそも農業大国であり、肥沃な大地と勤勉な国民性にも農業が一番合っていると考えました。

 

そして農業をベースに新たなビジネスモデルを検討するうえで、「②栽培条件がカンボジアの気候や土壌に適していて、栽培が比較的容易であること」は絶対条件でした。

 

その2つに下記の5つを加え、自分の中での絶対条件を7つ設定しました

 

①農業であること

②栽培条件がカンボジアの気候や土壌に適していて、栽培が比較的容易であること

③農産物として付加価値の高いもの
④6次産業化が可能であること(独自ノウハウの構築)

⑤世界的な需要の拡大が見込める農産物であること
⑥産業としての裾野が広く雇用が生まれやすいこと

⑦既存の農家さんや事業主さんの“競合”になるのではなく“協業”することが可能な農産物であること

 

その後、その条件に合う様々な農産物を検討し、視察や試行錯誤やトライ&エラーを繰り返し、市場調査やマーケティングを行った結果、ベトナムやインドネシアなどのカンボジアと気候条件が似通った近隣国では既に多くの実績があり、当時カンボジアでは全くと言っていいほど栽培実績がなかった「カカオ豆の栽培」に、ようやく辿り着いたのです。
 
カンボジアでのカカオ栽培─。

私はカカオ豆の農産物としての魅力とビジネスとしての大きな可能性に、自分とカンボジアの子どもたちの未来をかける決心をしました。

 

 

|カンボジア産のオーガニックカカオ豆と天然パームシュガー ~素材へのこだわり~

 

choco ricoのBean to Barチョコレートの原材料は、カンボジア産のオーガニックカカオ豆と天然パームシュガーの2つのみ。

白砂糖や添加物や植物油脂といった余分なものは一切含まれていません。


農薬や化学肥料を使えばもっと大粒で身の詰まったカカオ豆が栽培できますし、上白糖を使えばもっと安価でもっと容易にBean to Barチョコレートを作ることができます。


乳化剤や植物油脂などの添加物を加えれば、製造効率は飛躍的に向上するでしょう。もちろんそれらを否定するつもりはまったくありません。ただ、私たちはこだわり続けます。


素材には一切妥協せず、作り手として一切手を抜かず、カカオ豆とパームシュガーしか入っていないBean to Barチョコレートを、自分たちの手で作り続けていきます。


※Bean to Barミルクチョコレートには少量のカカオバターを加えています。 

※カンボジア産カカオ豆のオーガニック認証はカンボジア国内の基準をクリアし現地で認証を受けたものです。

 

 

choco rico-Bean to Bar Chocolate Lab.-オープンまで

 

|「前例も経験もない」まったくのゼロからのスタート

 

そもそも私たちは、農業はもちろん、チョコレートづくりに関してもまったくの素人でした。

 

しかし、カンボジアでのカカオ栽培をビジネスとして「どうマネタイズするか?」考えたときに、ビジネスの出口(キャッシュポイント)のひとつとして、自分たちが日本でBean to Barチョコレートの専門店を立ち上げ運営しておくことが、将来的に大きなアドバンテージになると考えたのです。

 

そこで、自宅近くでBean to Barチョコレートの専門店を立ち上げることを決意したのですが、そもそもチョコレートがどう作られているのかなんてまったく知りませんでした。
 
Bean to Barチョコレートとは、カカオ豆からチョコレートまで自社工房で一貫製造するチョコレートのことで、それまで正直な話、チョコレートにまったく興味のなかった私は「チョコレート作りなんて簡単でしょ?」と、ものすごく大きな勘違いをしていたのです。
 
これがホントに甘かった!!!(チョコレートだけに...笑)

 

 

妻の由利子は、たった1日プロの厨房を見学させてもらっただけで、その後はずっと独学でチョコレート作りに挑戦することになります。

 

“チョコレートとの格闘”ともいえる壮絶な日々を過ごしながら、ようやく納得のいくBean to Barチョコレートが完成するまで、構想からおよそ2年半もの歳月がかかってしまいました。

(言葉にすると簡単ですが、ホントに地獄のような2年半でした...笑)

 

しかしそのお陰で、今では誰にでも自信を持ってお勧めできる最高のBean to Barチョコレートがご提供できるようになりました。

 

ひとりでも多くの方にチョコリコのBean to Barチョコレートをお届けすることが、結果として皆様の笑顔と世界の幸せに繋がるよう、これからも精一杯頑張っていきます。

 

 

カンボジアで自社カカオ農園(チョコリコ農園)の運営をスタートしました!

 

|3haの農地の購入と自社カカオ農園の開園

 

2019年12月12日に自分の手で初めてカンボジアの大地にカカオの苗を植えてから、まずはカンボジアの気候や土壌で本当にカカオが育つのかどうか、木が育ったとしてもちゃんとカカオの実(カカオポッド)が実るのかどうか、自社カカオ農園の運営に向けて、まずはそこからスタートしました。

 

2020年になるとすぐにコロナの影響でカンボジアに渡航できなくなりましたが、2年半後の2022年7月に再びカンボジアを訪れるまでの間、チョコリコの想いを受け取ってくれた現地パートナーのみんながカカオを一生懸命育ててくれて、私が植えた12本のカカオの苗が無事に育ち、立派なカカオの実をつけてくれました。

 

2019年12月12日に初めて植えたカカオの苗

 

現在はその12本を「チョコリコのマザーツリー」として、自分たちの手でマザーツリーからカカオを収穫し、自分たちでその種を育てて、カカオの苗を作っています。

 

苗が地植えできるサイズ(約40cm)まで種から育つには、およそ6ヶ月~8ヶ月かかります。私たちは、「ナースリー」と呼ばれる苗育施設を手作りで建設し、現在ナースリーではおよそ8,000本の苗を育てています。
 
地植えできるまで育てた苗は、まず始めに、チョコリコのミッションやビジョンに共感してくれた現地の農家の方が無償で提供してくれた農地に植えることにしました。

 

その農家の方にカカオ栽培の方法を教え、無償で育ててもらい、カカオの実が収穫できたら全数をチョコリコが買い取る「契約農家」として彼らと契約することで、カンボジアでのカカオ栽培をスタートさせましたが、農地の確保や栽培方法に対する考え方の違いなど、様々な要因でなかなか思うように農地と作付面積を増やすことができずにいました。

 

そのような経験を通じ、やはりミッションを達成するためには自分たち所有の農地が必要だと考え、2023年12月、カンボジア バッタンバン州サムロートに3ha(30,000㎡:9,075坪)の農地を購入し、遂に自社農園でのカカオ栽培をスタートさせました。

 

もちろん農地を購入するだけでは何も始められませんので、土地を開墾し、土を耕し、溜め池を掘り、溜め池と近くを流れる川から水を吸い上げるためのポンプを設置し、ポンプを動かすためのモーターを設置し、モーターを動かすためのソーラーパネルを設置し、農園の隅々まで散水するためのパイプとホースを敷設し、カカオの木を守るためのシェードツリーとしてモンキーバナナの苗木を約1,000本植え、そしてようやくカカオの苗を約1,400本植え終わったのが、2024年9月末のことです。

※一部灌水設備の敷設は11月に入ってようやく完了しました。

 

自社農園で現地の方と共に

実際に木になるカカオ

 

|自社カカオ農園で「雇用を生む」ということ

 

そもそも自社カカオ農園を作った目的は、貧困層の子どもたちが普通に学校に通える仕組みを作るために、親世代を「雇用する」ことにあります。つまり、カカオ農園の開園は、ゴールではなくあくまでもスタートに過ぎません。

 

チョコリコ農園での最初の雇用は、農園のセキュリティースタッフ(警備員)でした。これは農園を作る過程で知ったことなのですが、水を汲み上げるポンプやモーター、ソーラーパネルなど、高価な農園設備の盗難を防ぐために、農園の敷地内に家を建てて、そこに住み込みで働いてくれるセキュリティースタッフを雇用する必要があるというのです。

 

セキュリティースタッフの雇用は致し方ないにしても、まさか農園敷地内に家を新築するとは...(ちなみに私たち夫婦は賃貸マンションで暮らしています笑)異国(途上国)で農園を運営し雇用を生むという現実を、改めて考えさせられる出来事でした。

 

現地の協力者さんの紹介でセキュリティースタッフとして雇用することになったのは、1歳半の息子さんがいるオッティーさんとナリーさん夫婦。2人ともとても貧しい地域で暮らす大家族出身で、オッティーさんはずっと日雇いで農業に従事していたそうです。(※貧しい農村地域には昔の日本で言う小作人のように日雇いで農業に従事するカンボジア人がたくさんいます。)

 

既に彼らを雇用して3ヶ月ほどが経過しますが、元々2人とも農業従事者だったこともあり、セキュリティーとしてはもちろん、農作業スタッフとしてもとても優秀なうえに、人間的にもとても真面目で、今ではチョコリコ農園に欠かせないスタッフとして日々活躍してくれています。

 

オッティーとナリー。彼らの後ろにあるのが彼らのために新築した家。ナリーがとても嬉しそうに「こんな立派な家に住めるなんて本当に幸せです」と言って見せてくれた笑顔が今でも忘れられません。

 

また、農業実習生として日本に留学経験もあるポールというスタッフをチョコリコ農園のカンボジア人マネージャー兼ドライバー兼通訳として雇用しました。まだ正社員ではありませんが、現在は5名ほどの農業スタッフに継続して仕事をお願いしています。

 

今後カカオの作付面積や収穫量をもっともっと増やしていく予定なので、それに伴ってより多くの雇用を生み、たくさんの子どもたちが普通に学校に通えるような仕組みを作っていきたいと考えています。

 

今回の皆様のご支援で実現できること

 

大変な労力と時間、お金を費やして、なんとかカカオ農園として体裁を整え、第一歩を踏み出したチョコリコ農園ですが、農園の整備という面においては、当初まったく見えていなかった様々な設備がまだまだ必要だということが分かってきました。

 

カカオの作付面積や収穫量を増やすための設備や、農園で働いてくれる現地スタッフがより働きやすい環境を整えるためには、まだだまだ設備が足りていません。

 

今回の挑戦でまず実現したいことは、下記の4つです。

 

①カカオの苗を育てるための新たな設備(セカンドナースリー、サードナースリー)の建設

②チョコリコ農園を囲うゲートや柵の設置

③ガゼボのような、スタッフが休憩したりミーティングをする場所の建設

④契約農園での水源の確保(井戸や溜め池)

 

 

|カカオの苗を育てるための新たなナースリーの建設

 

ナースリーとは、カカオの苗を育てるための設備です。

 

カカオの苗を南国の猛烈な日差しから適度に守り、農園に地植えできるサイズ(約40cm)になるまで、このナースリーで大切に育てます。現在はスタッフのみんなで手作りした簡易的なナースリーが1つありますが、そのナースリーだと約5,000本の苗しか育てる広さがありません。(※現在ナースリーに入りきらない約3,000本の苗は、大きな木の下に設置して育てています。)

 

チョコリコは2年後を目処に、まずは30haまで農園を拡大することを目標にしています。現在までの経験から、種からの発芽率は約80%と推測しており、農園に地植えしてから枯れてしまう苗も10%ほどありますので、今後2年間でおよそ30,000本の苗を育てる必要があると考えています。

 

そのためには、ファーストナースリーの倍の広さのナースリーを、最低あと2つは建設したいと考えています。

 

スタッフみんなで手作りした現在のファーストナースリー

 

|チョコリコ農園のゲートや柵の設置

 

現状のチョコリコ農園は、ただ農地が広がっているだけで、安全面を考慮したゲートや柵が一切設置されていません。

 

農地の境界線を明確にしたり、他者の侵入を防いだり、大型の野生動物からカカオを守るためにも、ゲートや柵の設置は欠かせません。

 

生垣にすることも考えています

 

|ガゼボの建設

 

乾季には気温が45℃になることもあるカンボジア(年間平均気温:27.7℃)。そんな酷暑の中でも一生懸命作業してくれるスタッフのみんなが、ホッと一息つけるような休憩スペースを農園内に設置してあげたい。また、簡単な会議やミーティングができるような場所があれば、作業はもっと円滑に進むでしょう。

 

現地スタッフのみんながもっともっと働きやすい環境を作るために、農園内にガゼボのような南国の雰囲気が漂う建物の建設を目指しています。

 

こんな素敵な休憩スペースがあれば作業効率はもっと高まるはずです

 

|契約農園での井戸掘り・溜め池づくり

 

今後は自社農園だけでなく、チョコリコのカカオの苗を育ててくれる契約農園の数を増やしていきたいと考えています。2年後を目処に私たちが目指しているカンボジアでのカカオ収穫量は30tです。そのためには約30haの土地でカカオを育てる必要があり、契約農園(契約農家さん)を増やしていくことは欠かせません。

 

チョコリコのカカオ豆は「オーガニック」であることが絶対条件です。これまで農薬や除草剤をまいたことがない農地や、オーガニックをしっかりと理解してくれる農家さんを探し、チョコリコの契約農園となっていただくのは、そう簡単なことではありません。

 

理想的な農地や農家さんが見つかっても、そこには水源が確保されていないケースがほとんどです。

カカオは大量の水を必要とする農作物なので、乾季でも安定した水を供給できる水源の確保は、カカオ栽培の絶対条件であり、1年の半分がほとんど雨の降らない乾季となるカンボジアでカカオを栽培するためには、井戸や溜め池の確保が欠かせません。

 

現在、30~40mほど掘れば水脈に当たりそうな土地で、契約農園としてカカオを育ててくれる農家さんの目処が何軒かついているため、井戸や溜め池を4箇所ほど掘ることを目標としています。

 

 

チョコリコ農園には20m×10mほどの広さの溜め池を掘りました

 

クラウドファンディングに挑戦する理由

 

私たちはチョコリコの事業収益を活用し、カンボジアでカカオ農園を運営することで現地に雇用を生み、まずは貧困層が経済的に自立できる環境を作ることに取り組んでいます。その目的は、「貧困層の子どもたちが普通に学校に通える仕組みを作る」ことです。

 

しかし、それはあくまでもチョコリコのファーストミッションです。

 

今年の6月からはカンボジアの隣国ラオスでもカカオ農園づくりを始めました。そして来年は、新たな国での新たなチャレンジを始める予定です。

 

最終的には、貧困が原因で学校に通えない子どもがいたり、女性の生き方が制限されてしまうような、カカオが育つ環境にある様々な途上国で、カンボジアでの取組みと同じ手法を活用し、世界中の子どもたちや女性たちをカカオで幸せにしたいと考えています。

 

チョコリコは、カンボジアの子どもたちはもちろん、世界中の途上国の子どもたちや女性たちのために、走り続けなければならないのです。

 

まずはファーストミッションであるカンボジアでの取組みを成功させるために、チョコリコ農園の設備を整え、さらにカカオの生産量を増やすことができるよう、契約農園の数を増やしていくことが必要です。そのためにも、今回のカンボジアでの挑戦は、必ず成功させなければなりませんし、今回のクラウドファンディングへの挑戦は、何としても成功させたいのです。

 

これまでカンボジアで自社カカオ農園の運営を開始するまでに、多額の出費が必要でした。

 

これまではチョコリコであげさせていただいた収益と、私たち夫婦の手持ちの資金で、何とか資金を賄ってきましたが、これから先、カカオの作付面積を増やし、農園を整備し、カカオの収穫量を増やすことで、現地での雇用をもっともっと増やし、学校に通える子どもたちをもっともっと増やすためにも、新たな資金調達の手段のひとつとして、クラウドファンディングに挑戦する決意を固めました。

 

必要な時にタイムリーに資金調達が叶うだけでなく、いつもチョコリコを応援してくださる皆様や、チョコリコの挑戦をワクワクしながら見守ってくださっている皆様の想いを、一緒にカタチにすることができるクラウドファンディングという方法が、これからも長く長く続くチョコリコの挑戦を支える「礎のひとつ」となってくれることを、心から願っています。

 

第一目標金額: 300万円


資金使途:自社農園の設備の拡大・拡充のための費用

・苗を育てる設備(ナースリー)の増設

・自社農園のゲートと柵の建設

・ガゼボ(休憩所兼ミーティングスペース)の建設

・クラウドファンディング手数料

 

第二目標金額: 500万円


資金使途:契約農園での井戸堀りや溜め池掘りの費用(4箇所分)

 

「チョコレートでみんなを笑顔に。カカオで世界を幸せに。」

 

このチョコリコの掲げるビジョンが、今回のクラウドファンディングを通して、私たちの挑戦に共感してくださるすべての方々、そしてチョコリコのビーントゥバーチョコレートのファンになってくれるすべての方々も一緒に歩んでいける「道しるべ」となれれば大変光栄ですし、チョコリコの理念の実現とミッションの達成に向けた挑戦を、1人でも多くの方に見守っていただけたら嬉しいです。

 

チョコリコのプロジェクトへのご支援・応援を、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 応援メッセージ

 

大久保 秀夫 様

一般社団法人公益資本主義推進協議会 会長

株式会社フォーバル 代表取締役会長

choco ricoの渡邉さんは、私が行っている教育事業に興味を持ち、カンボジアに訪問したことがきっかけで、同国の魅力を知り、また同時に歴史を背景にした深刻な教育課題を知りました。

 

普通の方はそれで何も動きません。しかし、渡邉さんはそこから自身の使命を見出し、その課題を解決するための事業を立ち上げました。

 

今回のクラウドファンディングへの挑戦をきっかけに、choco ricoの理念「チョコレートでみんなを笑顔に。カカオで世界を幸せに。」がより多くの人に届くことを願います。同じカンボジアの教育課題に取り組む同志として、応援しております。

 

熊谷 真実 様

女優

初めてお会いした時にリコちゃんが言った言葉。「 わたし、チョコレート作ったことなんかなかったの。ましてやカンボジアにカカオの木を植えてそれでチョコレート作るなんて考えたこともなかったの。でも夫がやる!って言ったから、力になりたくて。」


その言葉を聞いてから、一口食べた時の美味しさ。愛しか詰まってない。ちあきさんの情熱とリコちゃんの愛の塊のビーントゥバーチョコレート。ちなみに私はシーソルトチョコが大好きです!

 

 

登 寿美子 様

鍼灸師、アロマセラピスト
(一社)日本ホリスティックアロマライフ協会 代表

カカオ農園を運営することでカンボジアの貧困層の方々を経済的に支援されているチョコリコさんのお話を伺ったとき、doTERRAが行っている「コ・インパクトソーシング」の取り組みと同じ理念だと思いました。しかもそれを個人レベルで行っている!そこに感動しました。愛が詰まったカカオ豆から丁寧に作られた愛情たっぷりのチョコレートは格別です。チョコリコさんの取り組みが、もっともっと広がっていくことを、心から期待しています。 

 

ちょこれいじ 様

日本一周旅するチョコレートコンシェルジュ

初めてお店に訪問したとき、力強い口調でチョコリコのミッションを話してくれて、この情熱はどこから来るのだろうと思い、カンボジアまで同行させてもらいました。


そこで直接見た深刻な環境、子供達の可愛くピュアな笑顔、そして現地のみんなから慕われている渡邉さん夫婦の姿を見て「この覚悟は本気なんだ。」と感じました。美味しさも、取組みも、こだわり続けているチョコレートは最高です。
 

チョコリコをもっと多くの方に知ってもらって、世界に笑顔と幸せが増えることを願っています!そして、やれると信じています。ファイチョコです!!

 

 目標達成の御礼とネクストゴールへの挑戦について(再掲)

 

 

目標達成の御礼とネクストゴールへの挑戦について

 

チョコリコ初の挑戦として開始したクラウドファンディングは、皆様からの温かいご支援のお陰で、11月24日に第一目標である300万円を達成することができました。

 

私たちが思っていた以上にたくさんの方にご支援いただいており、チョコリコスタッフ一同心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 

皆様のご支援のおかげで、苗を育てる設備(ナースリー)の増設、ガゼボ(休憩所兼ミーティングスペース)の建設、そして自社農園のゲートと柵の建設を実現することができます。

 

11/26現在、ちょうどカンボジアに来ていることもあり、それぞれの設備の建設等についてカンボジア人スタッフと話をしたのですが、これまでチョコリコ農園には日陰で休憩できる場所がまったくなかったので、特にガゼボの建設にはみんな大喜びでした。

 

そんな現地スタッフの笑顔を見ていると、今回クラファンに挑戦してホントに良かったなぁという思いとともに、ご支援いただいた皆様への感謝の気持ちを改めて強く感じています。

 

【ネクストゴールについて】

このクラウドファンディングは、最終日である12月25日(水) 23:00 の最後の瞬間まで、引き続きご支援の募集を継続させていただくことに致しました。

 

本日からは第二目標である500万円の達成を目指してまいります。第二目標を達成することで、契約農園での井戸堀りや溜め池掘りを実現することができます。

 

皆様からのご支援は将来的にカカオの生産量を増やすことに繋がり、それはすなわち雇用を増やすこと、そして学校に通える子どもたちの人数を増やすことに直接繋がります。

 

残り約1ヶ月間、募集終了の12月25日(水)まで、一人でも多くの方に私たちのプロジェクトを知っていただき、温かい応援とご支援をいただけるように、皆様には引き続き心強いお力添えを賜れればと願っています。

 

情報拡散も含め、引き続きチョコリコの挑戦を応援していただけますよう、どうぞ宜しくお願い致します。

 

2024年11月26日追記

合同会社 チョコリコ 
渡邉 千晃・リコ

 


ご留意事項

▽ご支援の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

▽目標金額達後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

▽ご支援完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

▽本プロジェクトのリターンのうち、【●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページをご確認ください。

▽ご支援に関するご質問はこちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
渡邉千晃(合同会社チョコリコ)
プロジェクト実施完了日:
2025年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

自社農園の設備の拡大・拡充のための費用(苗を育てる設備(ナースリー)の増設、自社農園のゲートと柵の建設、 ガゼボ(休憩所兼ミーティングスペース)の建設)とクラウドファンディング手数料として大切に活用させていただきます。

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プロフィール

チョコレートでみんなを笑顔に。カカオで世界を幸せに。 Make everyone smile with chocolate. Make the world happiness with cacao. カンボジアで自社カカオ農園(チョコリコ農園)を自分たちの手でゼロから立ち上げて運営し、地雷被害者や貧困層を直接雇用することで、彼らの経済的な自立を支援しています。 それにより貧困層の子どもたちが “普通に” 学校に通える仕組みを作ることが本質的な目的(使命=MISSION)です。 また同時に、名古屋市西区で「choco rico -Bean to Bar Chocolate Lab.-」を運営し、カンボジア産のオーガニックカカオ豆と天然パームシュガーだけで、チョコレートを手作りし販売しています。 ちなみに店名の由来は「オーナーショコラティエのリコがチョコレートを作る」=チョコリコです♪

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リターン

5,000+システム利用料


お気持ち支援|5000円

お気持ち支援|5000円

・お礼のメール

※特別なリターンをお送りしない代わりに手数料等を除くほぼ全てのご支援を活動のために活用させていただきます。

申込数
54
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

5,000+システム利用料


マンディアン3枚セット|5000円

マンディアン3枚セット|5000円

・お礼のメール
・マンディアン3枚セット(72%ビター、61%ミルク、ルビー)

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

5,000+システム利用料


お気持ち支援|5000円

お気持ち支援|5000円

・お礼のメール

※特別なリターンをお送りしない代わりに手数料等を除くほぼ全てのご支援を活動のために活用させていただきます。

申込数
54
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

5,000+システム利用料


マンディアン3枚セット|5000円

マンディアン3枚セット|5000円

・お礼のメール
・マンディアン3枚セット(72%ビター、61%ミルク、ルビー)

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月
1 ~ 1/ 16

プロフィール

チョコレートでみんなを笑顔に。カカオで世界を幸せに。 Make everyone smile with chocolate. Make the world happiness with cacao. カンボジアで自社カカオ農園(チョコリコ農園)を自分たちの手でゼロから立ち上げて運営し、地雷被害者や貧困層を直接雇用することで、彼らの経済的な自立を支援しています。 それにより貧困層の子どもたちが “普通に” 学校に通える仕組みを作ることが本質的な目的(使命=MISSION)です。 また同時に、名古屋市西区で「choco rico -Bean to Bar Chocolate Lab.-」を運営し、カンボジア産のオーガニックカカオ豆と天然パームシュガーだけで、チョコレートを手作りし販売しています。 ちなみに店名の由来は「オーナーショコラティエのリコがチョコレートを作る」=チョコリコです♪

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