プロジェクト概要

信州小諸の後継者いないりんご畑を引き継ぎ、栽培したりんごでおいしいシードルを作りたい!

 

初めまして、アンシードルの松村清美です。私は2015年から信州小諸の浅間山麓で、後継者のいないりんご畑をお借りし、家族や友人に協力してもらい、りんごを栽培しています。

 

私と主人はワインが大好きで、ワインを作ってみたいという思いを抱き始めました。そして、お借りできる畑を探していたところに「父が倒れて栽培が継続できないので、木を伐採する」というりんご畑に出会いました。

 

りんご畑には大きく立派なりんごの木が30本ほどあり、シードル(りんごの発泡酒)が作れる!と思い、息子さんに畑を貸してくださいとお願いしました。現在は私がその畑でそのままりんごを栽培しています。

 

2016年より栽培したりんごを原料に、知り合いのワイナリーにお願いしてシードルを作ってもらい、「アンシードル」として軽井沢・小諸で販売しています。そして今回は、私たちで小諸にワイナリー(醸造所)を開設して、オリジナルのシードルを作るプロジェクトを立ち上げます。

 

アンシードルの畑作業は家族や友人に協力してもらっています

 

りんご栽培から醸造まで、私たちのストーリーをまるごと味わってほしい

 

地元のりんご組合の方に指導をいただきながら、栽培を続け4年目になります。初めはわからないことばかりでした。兼業農家で農業に専念する時間が足りないため、剪定・摘果が足りず、りんごの実がなりすぎたり、小ぶりのりんごになったり、枝が折れたりと、畑に影響が出てしまうこともありました。

 

ですが、皆さんがおおらかに見守ってくださったこともあり、4年目の今年を迎えています。相変わらず小ぶりのりんごですが、シードルの本場フランスでは、シードル用の品種は小ぶりなもので、皮が重要なので、果実酒づくりに向いています。畑では、ふじ、しなのスウィート、しなのゴールド、紅玉を栽培しています。特に紅玉は、酸味があり、シードルにはかかせない品種です。

 

花の咲くりんご畑

 

伐採される予定だったりんごの老樹

 

私が委託醸造で作ったシードルの販売を始めた2016年から、シードルは年々人気が高まってきています。りんごの爽やかな酸味、低プリン体、グルテンフリーのお酒として、女性やワイン愛好家を中心に関心を集めています。


そのおかげか、委託醸造でシードルを作るりんご農家さんも増えてきました。そして、委託が増えたため、醸造を受けるワイナリーが集中して、希望するタイミングで醸造がお願いできないようになりました。また、委託なので造りにこだわることが難しいという課題もあります。

そこで、私たちで小諸にワイナリー(醸造所)を開設して、オリジナルのシードルを作ることを決断しました。私たちのシードル・ワインのほかに、果樹農家さんが、果実酒を作りたい!というニーズがあれば、りんごのほかにも、桃やいちごの発泡酒も作ってみたいです。小諸の果樹農家さんたちにも新しい可能性を作れると思います。

 

現在の人気商品のアンシードルハーフ(左:セミスウィート、右:ドライ)

 

皆様から頂いたご支援で、醸造設備の一部の発酵タンクを3基購入し、まずは3種類のシードルを作ります

 

今回のプロジェクトでは、小諸市街の空き家を改修して、「アンワイナリー」をオープンします。2018年内のオープンを目指し、現在改修工事を進めています。

 

自分たちでワイナリーをオープンしますので、少しでも費用を抑えるために空き店舗をリノベーションして建築費を削るなど工夫をしていますが、醸造には設備費がかかります。

 

そこで、皆さまからご支援をいただき、ワイナリーに設置するりんごを搾汁した果汁を入れて発酵させる発酵タンク3基を購入します。

 

その発酵タンクを使って、アンワイナリーでは、小さなワイナリーだからできるこだわりのシードルを作っていきます。シードルにもさまざまな作り方がありますが、私たちは3種類のシードルを作ります。

 

アンワイナリーで作る3種類のシードル

 

1)瓶内一時発酵(アンセストラル)
2)瓶内二次発酵(辛口)
3)瓶内二次発酵(甘口)

 

「瓶内一次発酵(アンセストラル)」は、1回目のタンク内の発酵で、発酵途中のりんご果汁を瓶に詰めてしまう製法です。果汁の残った糖分がアルコールに変わって泡が瓶内に閉じ込められます。瓶詰のタイミングを見計らうのは難しいですが、その分、りんごの風味をそのまま味わえる仕上がりになります。

 

「瓶内二次発酵」とは、絞ったりんご果汁に酵母を加えてタンク内で発酵させ、さらに酵母と糖を追加して瓶に入れ、瓶内で2回目の発酵をさせるという、フランスの伝統的な製法で、きめこまやかな泡ができるのが特徴です。辛口と甘口を作ります。

 

*作り方については、シードル専門コンシェルジュ(安倍かや乃様)のブログ記事「シードルの作り方・醸造方法について」(2015-09-19)を参考にしています

 

ワイナリーで始めてできあがるのが、瓶内一時発酵(アンセストラル)の予定です。

ぜひ皆さんに飲んでいただきたいと思います。

 

■ アンワイナリー 概要 ■

住所:長野県小諸市市町1-2-4

オープン予定:2018年12月*

*醸造免許申請中のため、2019年1月以降になる可能性があります

 

秋から改修工事を始めました

 

土壁の古い空き店舗。リノベーションをお楽しみに!

 

 

私たちのストーリーを、小諸の街の活性化につなげていきたい

 

私たちのシードル作りには、地域のりんご畑が後継者不足で減少することへの歯止めに少しでもなれればという想いがあります。

 

ですので、シードルをもっと多くの方に、ビールのように気軽に飲んでもらいたいと思っています。そのためには、リーズナブルだけれどもフレッシュでおいしいシードルを皆さまにお届けできるようにしていく必要があります。

 

小さなワイナリーだけではなかなか難しい課題ですが、シードルを作る他の生産者の方と協力して取り組めば、少しずつ実現につながっていくと思います。

 

そして、小諸市街の空き家を改修して作るアンワイナリーは、1階をワイナリーにして、2階は宿泊できる空間にする計画です。小諸駅から徒歩5分で、周辺には懐古園や本陣、大手門、本町などの観光名所が歩いてすぐのところにありますので、一般の観光客の方や、シードルやワインに興味がある方に滞在していただきたいです。

 

城下町「ワイナリー&ステイ」というこのユニークな空間が、小諸のことを知っていただき、訪れていただくきっかけになればと思います。そして駅前のにぎわいや、小諸市街の空き家・店舗の再利用の促進に貢献していきたいと思います。

 

皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

 

小諸駅からの下り坂の途中の空き店舗をワイナリーに

 

小諸にぜひいらしてください

 


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