「新しいことにチャレンジして 障がい者の居場所を守りたい」

 

 

はじめまして。今回このプロジェクトの代表を務めさせていただきます、株式会社Clearlifeの島山亮平（しまやまりょうへい）と申します。

 

株式会社Clearlife（クリアライフ）は平成26年10月2日に宮崎県日向市に設立し、今年で10年目を迎えました。

 

法人従業員数は34名(内利用者19名）で就労継続支援A型事業所、訪問介護、介護タクシー、グループホームを運営しています。

 

運営主体である株式会社Clearlifeでは就労継続支援A型事業所「エアフォルク」という福祉事業所を運営しており、日々障がい者（利用者）の方々と共にお仕事をしています。

 

エアフォルクには「成功」という意味があり、私たちスタッフは利用者の方々が社会で成功していける様、お仕事や生活をしていく中での困難を乗り越えられるよう支援をさせていただいております。

 

Instagram：https://www.instagram.com/erfolg1201

 

 

 

 

～新しい仕事と収入をもたらす場を確保できる可能性がある～

 

私たちは今まで、たくさんのお客様の所にお伺いし、お仕事をさせていただいてきました。しかし、利用者の給与は最低賃金以上という国が定めたルールがあり、年々厳しい状況になってきています。

 

これまではお客様へ作業料金値上げの交渉も行ってきましたが、全てが思う様にいかない所もありました。そこで、お願いするだけでなく、自分たちで収入をアップさせられる場をつくっていこうと考えました。

 

就労継続支援A型事業所について簡単にご説明します。

 

就労継続支援A型事業所とは、一般企業で働くことが困難な障がいのある方が利用できる障害福祉サービスです。事業所は、利用者と雇用契約を交わし、最低賃金以上の給与を支払う義務があります。

 

自主生産や一般の企業からお仕事をいただき、そこで得た収益から利用者の給与をお支払いします。しかしエアフォルクでは、全てが思う様にいくわけではなく、十分と言える収益を得られないこともあり、運営が年々厳しくなりつつあります。

 

 

実際に毎年上がる最低賃金、物価高騰などの影響もあり、全国でA型事業所閉鎖という暗いニュースを目にすることが増えました。そこで自分たちでも何か新しいことを始めて収益をアップさせ、何としても障がい者の方々の働く場、居場所を守っていく必要があると考えました。

 

しかし、私たち福祉業界の人たちだけが現状を把握してもできることには限界があります。そこでクラウドファンディングに挑戦し障がい者さんの活躍の場を広めつつ、少しでも多くの方々に障がい者さんを取り巻く現状を知っていただきたいという思いもあり、今回プロジェクトを立ち上げました。

 

                                                   

 

 

 

｜このプロジェクトで実現させたいこと

 

私たちが実現させたいことは「自分たちで農業を始めて収益を上げ、事業所を存続させていく事」です。

 

農業を始めると言っても簡単でない事は分かります。しかし、自分たちで何かを作って売る事で地域とのつながりを持ち、地域に貢献していく事で障がい者の働く場所を守っていけるのではという思いがあります。

 

農業では利用者、職員が一緒に野菜を作っていきます。一生懸命育てた野菜が地域とのつながりのきっかけになり、障害福祉への理解へとつながって事業所をこの先も存続させていきたいという願いがあります。

 

今回のプロジェクトに必要な総額は250万円です。

 

高床式砂栽培か土耕栽培を行う予定の為、ご支援いただいた資金はREADYFORサイト手数料の17％分を引いた額を、台や砂の費用又は土づくりに必要な肥料等、換気設備費、種や苗の費用等の一部に充てさせていただきます。

 

差額につきましては自己資金又は借り入れにより対応いたしますが、皆さまのご支援を心よりお待ちしております。よろしくお願いいたします。

 

 

｜全国的な農家不足

 

よくニュースなどでもある様に日本は農家さんが不足してきていると言われています。

 

就農者の減少や高齢化などによる労働力不足は農家の廃業、離農、耕作放棄の増加へとつながり、地域農家の衰退、地域経済・社会の弱体化といった大きな社会問題とも言われています。

 

新たに農業を始める事で地域が弱体化しない様、少しでも貢献できればと考えました。

                             

 

 

 

私は、介護施設の現場を経て就労支援の仕事を始め、令和6年3月で丸7年になります。

 

たくさんの障がい者の方と出会い、一緒にお仕事をしてきました。時にはうまく支援することができず落ち込むこともありました。しかしそんな時「いろいろ大変ですね。誰でも間違いはありますから落ち込まないでください。」と励ましてくれたのは、障がい者の方でした。

 

支援をさせていただく側のはずのスタッフが、支えられて恥ずかしいと思った時もありましたが、互いに同じ人間であり、思いやりがあると気づかされ、この人たちの力になりたいと強く思ったのを覚えています。

 

今現在事業所が厳しい状況にあります。そんな障がい者の方々の居場所でもあるエアフォルクを存続させていくため、又10年20年と事業所を続けていける事は今の障がいがある子供たちにとっても重要な事だと思います。その為にも新しい何かを始めて変化していかなければいけません。

 

今回のプロジェクトに賛同してくださる方、障害福祉へご理解いただける方の応援を心よりお待ちしております。

 

どうか皆さまご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。