プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

 

ACEオリジナルチョコレートを開発し、ガーナで児童労働によって作られていないカカオの生産を確立したい!

 

 ページをご覧いただきありがとうございます。認定NPO法人ACEの白木朋子、近藤光、山下みほこです。私たちはACEの「チョコレートチーム」として、生産者と消費者をつなぎ、カカオ生産地で児童労働がなくなることを目指してきました。2009年から、ガーナアシャンティ州のカカオ生産地で子どもたちを児童労働から救う活動を始め、大手製菓企業との連携も実現するなど、活動を発展させてきました。

 

そして、今後も「児童労働によって作られていないカカオ」の生産を確実にし、このカカオを使ったチョコレートをもっと世の中に広めたいと思い、今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

左から白木、近藤、山下です!

 

 児童労働とは、義務教育の年齢の子どもが違法な労働に就くこと、16〜17歳の子どもが危険有害な労働をすることをさします。児童労働をしている子どもの数は、世界で1億6,800万人。実に世界の子どもの9人に1人、日本の人口をはるかに上回る数となっています(2013年、国際労働機関)。

 

 国際的な動きとしても「2025年までにあらゆる形の児童労働をなくすこと」が、昨年採択された国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」のターゲットのひとつに掲げられました。あと9年でこの目標を達成するためには、児童労働を根本的に解決する新しいモデルが必要です。私たちはこのプロジェクトを成功させ、それを世界に発信し「児童労働のないビジネスモデル」が可能であることを証明したい、そう思っています。ぜひ、あなたの力を貸してください!

 

ガーナのカカオ農園にて。応援よろしくお願いします!

 

 

児童労働によって作られていないチョコレートを世界に広げていく

 

 今回のプロジェクトでは、ガーナのカカオ生産地で「児童労働によって作られていないカカオ」を継続して生産できるようになることを目指します。村の住民たちの力で生産システムを確立し定着させ、日本、そして世界にそのカカオを広げたいと思っています。


 そして、そのカカオを使ったACEオリジナルチョコレートをつくり、そのチョコレートを通じて児童労働の現状を伝えていきます。私たちは今後も、まだ支援の手が届いていない村へ活動を広げ、今なお働く子どもたちを救うことを目指しています。

 

カカオの実を集める子ども

 

 

チョコレートの裏側にある児童労働の現実

 

 世界中のチョコレートに使われるカカオ豆。その約8割は西アフリカで生産されています。アフリカでは、カカオの生産を支えているのは小規模農家が中心です。私たちが活動するガーナでは、家族を支えるために勉強をあきらめて働かざるをえない子どもたちがたくさんいます。

 

 私たちが活動するコミュニティで出会った11歳の少年は、何百キロも離れたガーナ北部から人身売買され、働かされていました。朝から晩までお昼ご飯も食べずに炎天下の中働いた後、夜も雇い主の家で食事の準備や後片付けをさせられていました。

 

 2015年に発表されたアメリカの大学の調査によると、世界のカカオ生産の1位と2位を占めるコートジボワールとガーナの2か国だけで、190万人にも上る子どもたちが、今もなお児童労働をさせられている現実があります。

 

 日本で製造されるチョコレートに使われるカカオの8割はガーナ産。日本でチョコレートを食べている多くの人たちは、そんな現実を知ることなく、児童労働に支えられたビジネス構造に自動的に組み込まれてしまっているのです。児童労働は、誰も無関係とはいえない問題です。

 

刃渡りの大きい「なた」を使い、素手でカカオの実を割るのは危険な作業です。

 

 

生産者も、消費者も、みんながしあわせになるために

 

 カカオを生産する地域の子どもや大人と、日本でチョコレートを消費する私たち。その関係をお互いにもっと「しあわせ」にする。そんな目的で始めたのが、2009年から日本とガーナで活動を行ってきた「しあわせへのチョコレートプロジェクト」です。

 

 日本では、ヨーロッパで「しあわせのシンボル」といわれる「てんとう虫」の形をしたチョコレートを販売し、ガーナでの活動資金を集めてきました。また、学校で使える教材やドキュメンタリー映画を製作したり、イベントを開催して、チョコレートと児童労働の問題を伝える活動を行ってきました。

 

日本で販売している「てんとう虫チョコ」をもって、いい笑顔!

 

 ガーナのカカオ生産地では、アシャンティ州アチュマ・ンプニュア郡の8つのコミュニティーで、教育環境の改善やカカオ農家の収入向上に取り組んできました。その結果、450人の子どもたちが児童労働をやめ学校へ通えるようになりました。子どもを働かせる家族の説得や学校環境の改善、カカオ農家の生産性の向上、相互扶助の仕組みなど、児童労働がない状態でもカカオ生産が成り立つように、支援を続けてきたのです。

 

READYFORでも2回プロジェクトを立ち上げ、ガーナでの活動資金を集めました。その時にご協力いただいた方もいらっしゃるかと思います。改めましてありがとうございました!

 

以前READYFORのプロジェクトでもご紹介した、元児童労働者のゴッドフレッド君は、今年の夏に高校を卒業し、夢である医者になるために、看護師の資格が取れる大学への進学を決めました。今は村に戻って学校で子どもたちの学習指導を手伝いながら、進学資金を貯めているところです。

 

学校で真剣に勉強する子どもたち

 

 これまで活動を続けてきた8つのコミュニティでは、カカオの生産過程での児童労働を予防するため、「子ども保護委員会(CCPC)」という住民ボランティアによる組織を作り、定期的にモニタリングを行う仕組みを作ってきました。これにより学校時間帯に働いたり、危険な作業を行う子どもはいなくなりましたが、これですべてが安心というわけではありません。

 

カカオ生産地域には、隣国や北部からの人口流入が常に続いており、「児童労働がない」状態を維持していくためには、村の住人たちが今後も自主的にモニタリングや児童労働を予防する取り組みを継続していく必要があります。

 またコミュニティの人たちが活動を続けるためには「児童労働によって作られていないカカオを待っている人たちがいる」という実感が必要です。私たちは、そのようなカカオで作られたチョコレートを実現し、メッセージを広く伝えるツールとして育てていけるよう、ACEオリジナルのチョコレートを作ることを決断しました。

 

村で児童労働が行われていないかを定期的にモニタリングする「子ども保護委員会」の住民ボランティア

 

 

集まった資金の使い道

 

集まった資金は、大きく以下の3つのための資金に充てさせていただきます。


1)ガーナのカカオ生産地に持続可能な「児童労働のない村」を!

 ACEは今後もより一層、児童労働のないカカオの生産システムを確立させていきます。具体的には、支援活動が完了し児童労働がなくなった村で、地元住民が児童労働のモニタリングを継続して行っていくためのトレーニングや、啓発イベントを実施。さらに、新たに児童労働をなくすための活動を始める村の調査を行い、ほかの地域で今も働いている子どもたちを児童労働から守る活動につなげていきます。

 

児童労働をしている家庭を訪問し、子どもが通学できるように話し合っています。

 

2)ACEオリジナル!「児童労働によって作られていない」チョコレートの開発

 日本で、チョコレートの裏側にある児童労働の問題を知らせ、カカオ生産地での取り組みを支援する人たちを増やすために、ACEの支援地で収穫された「児童労働によって作られていないカカオ」でできたオリジナルのチョコレートを開発します。これまでの「てんとう虫チョコ」を進化させ、もっとガーナの人たちとのつながりを感じられるチョコレートにしたいと考えています。

 

3)国際会議に出席し「児童労働によって作られていないカカオ」を世界にアピール

 2016年10月26日、27日にコートジボワールで開催される世界カカオ財団(WCF)の国際会議に出席し、会議に参加している各国の企業や関係者と交流をします。そして、ガーナで行ってきた児童労働をなくす取り組みや「児童労働によって作られていないカカオ」をアピールし、私たちが活動してきたコミュニティで生産されたカカオを使ったチョコレートを作る企業を海外にも広げていきたいと考えています。

 

2011年にガーナで開催された国際会議にて。

 

 

「児童労働のない世界」を一緒に実現したい!

 

 「児童労働によって作られていないカカオ」の生産、チョコレートを販売する仕組みの確立、そしてカカオの輸入を継続することができれば、私たちの直接的な支援が終わっても、現地の生活は安定し、子どもたちは学校に通い続けることができます。そして、新たな村へACEの活動を広めることができれば、190万人いる児童労働者の数を減らし、教育を受け、健やかに育つ子どもたちを増やすことができます。

 

友だちと一緒に学べることは、子どもたちの願いです。

 

 日本でも、ガーナの人たちとのつながりを感じられる特別なチョコレートは、消費者が「児童労働によって作られていないカカオ」を認知し、広めるツールになると共に、児童労働の問題を身近に感じるきっかけにもなります。このチョコレートを選ぶことは、「児童労働のない世界」を実現する第一歩になるのです。ぜひたくさんの人に私たちのこの大きなチャレンジを応援していただくことで、みんなで「児童労働のない世界」を一緒に達成していきたいと思っています。応援よろしくお願いいたします!

 

応援よろしくお願いいたします!

 

 

リターンについて

 

 本プロジェクトで開発するチョコレートや、支援を受けた子どもたちからのメッセージ、世界のカカオの最新事情がつまったレポートなど、金額に応じて様々なリターンをご用意しています。主なものを以下にご紹介します。

 

■ 支援地産カカオでつくったACEオリジナルチョコレート
※パッケージに支援者様のお名前を入れさせていただきます!

村のカカオ農家が大切に育ててきたカカオ豆。これがチョコレートに生まれ変わります。

 

■ 支援を受けた子どもからのお手紙/動画メッセージ

ご支援金額に応じて、子どもたちからのお手紙やメッセージ動画をお届けします。

※支援くださった方への個別メッセージは10月27日ご寄付受付分までとなります。

活動しているコミュニティの子どもたち

 

■ 児童労働のないカカオで作られたチョコレートのセット

ACEが活動しているコミュニティで収穫された「児童労働のないカカオ」(国際フェアトレード認証つき)で作られたチョコレートのセットです。

 

日本を代表する職人のひとり、ショコラティエ パレ ド オール三枝俊介シェフがカカオ豆から丁寧に仕上げた、ビーントゥバーチョコレート、ボンボンショコラのセットと、今回のプロジェクトで新たに作るACEオリジナルチョコレート(支援者様のお名前入り)をセットにしてお届けします。

ショコラティエ パレ ド オール三枝シェフの新作チョコレート「ガーナ スマイル カカオプレミアム」シリーズ
(2016年9月よりコラボレーション開始)

 

■ ガーナの村で児童労働のモニタリングをする子ども保護委員会(CCPC)メンバーが着用するTシャツにお名前を掲載

ガーナの村で活動する「子ども保護員会(CCPC)」メンバーが着用するTシャツにお名前を掲載し、支援いただいた方にも1枚プレゼントさせていただきます。

家庭訪問する子ども保護委員会(CCPC)のメンバー

 

■ ガーナプロジェクト&世界カカオ財団会議の報告会を社内で開催できる権利

ガーナで活動を行ってきた白木と近藤が、ガーナでの活動やカカオに関する最新情報について直接報告をさせていただきます。今回のプロジェクトで作る「ACEオリジナルチョコレート」も含まれておりますので、支援の成果を感じながらお話をきいていただくことができます。

※チョコレートの開発時期の関係上、2017年3月以降の実施となります。時期については柔軟に対応させていただきます。

 

■ 現地に設置する看板にお名前(法人名)を掲載

ご支援いただいた証として、活動を行うコミュニティに設置する看板に、お名前(法人名)を掲載させていただきます。

最初に活動した「クワベナ・アクワ村」に設置した看板(サンプルイメージ)
※デザインは変更になる場合があります

 


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