環境意識を高める気候時計を普及したい

 

■自己紹介

株式会社 イシス・ジャパンは10年以上LED事業に携わっている環境に関心が高い会社です。持続可能な未来を作るために努力しており、そのために様々な環境プロジェクトに参加しています。現在、世界の国々で気候時計の取付が増えており、隣の韓国では役所をはじめ公共施設に一般の人々が見て環境問題を考えるきっかけを作るために気候時計の普及が増えております。当社の姉妹会社である韓国のジェミニ社は2年にかけて約10機大型屋外タイプの物の取付を完了しております。日本も先進国でありながら環境問題に関しても国際的なリードの役割をしていかないといけないと思います。当社はいただいた資金で小型タイプの気候時計を大量生産できる体制を作り、役所、学校や公共施設の目が届く場所に簡単に取付できる室内タイプの気候時計の普及に力を注いでいきたいです。 

 

 

 

■地球温暖化とは

人間の活動によって、大量の温室効果ガスが大気中に放出され、地球の気温が上昇し続け、気候や生物など自然界のバランスを崩している現象を「地球温暖化」と呼びます。

 

■温室効果ガスとは

大気中の二酸化炭素やメタンなどのガスは太陽からの熱を地球に封じ込め、地表を暖める働きがあります。これらのガスを温室効果ガスといいます。温室効果ガスは大気中にわずかに存在しており、地球の平均気温は約14℃に保たれていますが、仮にこのガスがないと－19℃になってしまいます。｢地球温暖化対策の推進に関する法律」の中で、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、代替フロン等の7種類のガスが温室効果ガスとして定められています。

※1※2資料について：韓国の全羅道環境課のカンヘウォン様より資料の提供および内容について説明を受けました。資料および名称の掲載については、許諾を得ています。

 

 

■気候危機時計というのは

①気候時計とは

地球温暖化や気候変動により産業革命以前と比べて、地球の平均温度が1.5℃上昇するまで残っている時間をリアルタイムで表示するデジタル時計です。温室効果ガスの排出による気候変動の進行を視覚化し、人々に危機意識と緊急性を伝えることを目的としています。  

②1.5℃の意味とは

2015年に採択されたパリ協定では、温暖化を「産業革命前の水準と比較して2℃未満」に抑えることを目指し、さらに「1.5℃に向けて努力する」ことが目標とされています。この目標を達成するために、各国は温室効果ガスの排出削減や再生可能エネルギーの利用促進など、さまざまな取り組みを行っています。1.5℃の温暖化を超えると、極端な気象、海面上昇、生態系への悪影響、食糧生産への影響など、より深刻な問題が生じると予測されています。従って、1.5℃の目標を達成することが、気候変動の脅威に対処するために重要な意義を持っています。

③時間はどこからきているの？

ドイツの環境研究機関であるMCC社のホームページから情報をいただいています。MCCは、気候変動や地球温暖化に関連する研究に取り組む独立した研究機関であり、ベルリンに拠点を置いています。MCCは、気候変動と持続可能な開発に関する政策や戦略に関する研究を行っており、炭素排出削減や温室効果ガス排出削減、資源管理、環境保護などの分野で政策立案者や一般市民に情報提供を行っています。※Home - Mercator Research Institute on Global Commons and Climate Change (MCC) (mcc-berlin.net)

 

 

■地球温暖化で起きる9つのリスク

 

 

 

■参考取付け例

『見える化』にして無意識でも環境のことを考えて行動するようになる。

 

 

■参考動画

 

■気候時計種類

①Black スクエア気候時計 ＆ White スクエア気候時計

②ミニ気候時計

 

 

■プロジェクトを立ち上げたきっかけ

地球の温度の急激な上昇で毎年自然災害は増えているが、環境に対する我々の行動には変化があまり見られてないです。このまま環境問題をほったらかす状態にするわけにはいかないし、子供達の未来のために大人として何らかの行動を起こさないといけないと自覚しました。「見える化」にして毎日見ていると環境に対する認識は高まり、実質的な変化を引き出せると思います。 そのため、私は地球の温度上昇の深刻さを示す気候時計プロジェクトを開始することになりました。

 

 

■プロジェクトの内容

気候時計プロジェクトは地球の温度が1.5度上昇するまでの残り時間を表示するカウントダウンする時計を作ることです。集まる資金では試作で作ったものを量産できる体制にし、環境問題に意識の高い人、団体から手軽に購入できるようにしたい。そうすることにより気候時計の存在が知り渡るきっかけにしたいです。

 

 

■いただいた資金の使い道

①本体開発費：1,000,000円（文字の大きさ 6インチと1.5インチ）

②アプリ (android＋iOS)開発費：600,000円

③サーバー構築費：400,000円
※気候時計のリアルタイプをサーバーから24時間受信できるシステム構築

2023年10月末までに、上記を完了させる予定です。

 

 

■プロジェクトの展望・ビジョン

私たちのビジョンは、気候時計が世界中の人々のエコライフスタイルを変革し、環境保護への関心を高めることです。また、私たちの製品が、家族や友人との会話のきっかけとなり、地球環境を守るためのコミュニティが広がっていくことを願っています。将来的には、気候時計を通じた環境保護活動やエコイベントの開催をサポートし、持続可能な未来に向けた行動を促すプラットフォームを提供することを目指しています。 

皆さんの大切な応援が環境問題の改善のための一歩になりますので是非ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

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※掲載しているすべての写真、画像については、韓国の姉妹会社であるジェミニ社より掲載許諾を得ています。