プロジェクト終了報告とお礼
ご支援くださった皆様へ
西日本豪雨により甚大な被害を受けた倉敷市真備町において、クリニカルアート(臨床美術)を用いた支援を行うため「クリニカルアートまびの会」は結成されました。
被災された方々に少しでも心穏やかな時間を提供する事、過酷な環境での子育てをアートで応援することを当初からの目標として、1年間の活動を設定し2018年12月始動。
当初より、小規模多機能ホーム「ぶどうの家」の皆様に受け入れていただき活動を始めましたが、長期にわたる活動を継続させる必要経費が不足していたことと、私たちの願いである子育て支援の場所を始めるための資金が不足していたことから、クラウドファンディングを利用することに思い至りました。
その結果、全国の皆様から予想以上の温かいご支援、メッセージを寄せていただくことができ無事目標額を達成することができました。
皆様のおかげをもちまして、子育て支援の場所「親と子の場所 ここち」を「ぶどうの家」に設けることができ、毎月第1金曜日午前中に集まりを持っています。
「ここち」は地域のお母さんたちから「仮設住宅では、こんな楽しい遊びをさせてやれないから本当にありがたい。」と大変好評をいただき、回を重ねるごとに参加人数が増えている嬉しい状況です。
そして、「ここち」は私たちの活動終了後も、地域の方々の力で残っていく方向で検討中です。
皆様から寄せられたご支援で購入したおもちゃや絵本で子どもたちは大喜びで遊んでいます。
本当にありがとうございました。
皆様からの尊いご支援を無駄にすることなく最大限活用させていただくため、12月まで活動できる画材を購入させていただきましたので、今後も新着情報で報告させてただきます。
どうぞ、変わらず温かく見守っていただければ幸いです。
また、新しい活動として10月31日に「ペアレントサポート すてっぷ」の皆様にクリニカルアートを体験していただくことが決まりました。
障害をもつ子どもを育てる保護者の皆様のグループです。
この様子も合わせてお知らせいたします。
地域の皆様が私たちを受け入れてくださったおかげで、このように活動の場所を広げ、多くの被災された方と関わり、信頼関係を結ぶことができました。
真備町はまだまだ被災直後の状態で残された建物も多く、閉店したお店も少なくありません。
復興の途上です。
今後の復興にどう関わらせていただくか、また頂いたご縁をどう繋いでいくか、考えている途中ではありますが、随時このページで発信していきたいと思います。
微力な私たちを、後ろから大きな力で支えてくださった皆様に、メンバー一同より心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
クリニカルアート まびの会
青山利通 岡田生恵 小野和子 笹尾紀子 辻香乃 藤川真澄 丸山裕子 渡辺洋美
収支報告とリターン品の発送状況につきましては下記をご覧ください。
【収支報告】
支援者様 83名
支援総額 853.000円
(支出)
*Readyforへの手数料 162.000円
*クリニカルアーティスト達が真備町に通う交通費 417.022円
*「ぶどうの家」「親と子の時間 ここち」「ペアレントサポートすてっぷ」での活動に必要な画材、材料の費用 92.363円
*消耗品費 63.130円
*リターン商品代金 81.900円
*リターン品送料 22.619円
*チラシやリターンのカードの印刷費 10.590円
*雑費 5.000円
リターン品は7月中にすべての皆様にお送りいたしました。
「倉敷帆布」や「あるでばらん」の品々が、皆様の暮らしに彩りや優しさを添えているでしょうか。
すべての支援者様にお送りしたクリニカルカードをご覧頂くときに、皆様の温かいお気持ちが真備町の人々に届けられたことを思い出していただけたら幸いです。