『介護施設クラスター119番』 高齢者を新型コロナから守りたい

▼自己紹介

当社は服薬改善のための製品を研究開発しているベンチャー企業です

　当社は、創業以来15年間、服薬改善のための製品の研究･開発や医薬品関係コンサルティングを行っています。社会貢献活動としては、災害備蓄用に服薬ゼリーの支援や、熊本地震や豪雨災害の被災地に服薬ゼリーを届ける活動を行いました。そして新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが枯渇した昨年4月に、中国事業の人脈を活かして中国製マスクを調達し、医療関係者等に提供したことをきっかけに、感染予防品の販売を事業化しました。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

医療機関や介護施設に感染予防品を提供する中で、障害者施設の業界団体から、施設での感染予防品の備蓄が十分でないので、格安で購入できないかとの問い合わせがありました。そこで調査した結果、介護施設での感染予防品備蓄が十分でないこと、また自治体からの支援物資の到着まで日数がかかる事が判明しました。

　新型コロナの感染拡大するなかで、高齢者に重症者や死亡者が多いのはご存知の通りです。特に介護施設（高齢者施設）で感染者が出るとクラスター化するリスクが高く、毎日のようにマスコミで報道されています。しかも入所者は要介護度が3～5と高いため、受け入れる医療機関が限られ、入院拒否の結果、介護従事者の負担が感染対策を伴って更に過重になってしまいます。また、感染者が出た後に自治体から支援物資が届くのに一定の時間を要して、手遅れとなることがあります。そこで、当社が取扱っている感染予防品を活用することで、介護施設での感染拡大を抑えられないかと考えました。

▼プロジェクトの内容

定価15万円の感染予防品セットを５万円で介護施設に提供するために、1セット５万円×20セット分として総額100万円の支援をお願いします。

　介護施設では感染予防品の備蓄が十分ではありません。そこで、当社が扱っている感染予防品の中から、防護服、ガウン、N95マスク、サージカルマスク、フェイスシールドなど定価15万円のセットを作り、それを5万円で介護施設に提供することにしました。しかし、もともと薄利の価格設定のため、この価格では１セット約10万円の赤字になります。そこで、江戸時代の大岡裁きに出てくる【三方一両損】の故事（注１）に習い、１）介護施設が５万円で購入２）支援者が１セットにつき５万円を支援３）15万円の定価から１）と２）の計10万円を引いた残り５万円の赤字を当社が負担という仕組みで、このプロジェクトを実現したいと考えました。支援額累計が５万円になる度に、介護施設が５万円で１セット購入できることになり、当初の目標100万円で20施設がこのセットを5万円で購入できることになります。 更に、このセットを購入した介護施設において不幸にして感染者が発生した場合に、クラスター化するのを抑えるため、電話一本で1セットを無料で当社から緊急輸送します。後日、自治体からの支援物資が届くまでの間、この感染予防品２セットが施設内での感染拡大防止に役立つと考えます。上記の内容から、このプロジェクトを《介護施設クラスター119番》と名付けました。このプロジェクトの実現で、介護施設でのクラスター発生が抑制できることを願っています。 注１：【三方一両損】とは、落語、講釈種で、大岡政談の一つ。大工の吉五郎が落とした三両の金を、左官の金太郎が拾って届けたが、吉五郎が受け取らないので、大岡越前守が一両足して、両人に二両ずつほうびを与え、三者が一両損と裁いた。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

アフターコロナをより良く迎えるために！

　今回のプロジェクトを通じて、少しでも多くの感染予防品セットを提供し、感染予防品を備蓄できていない介護施設を減らします。そして介護施設内の新型コロナの感染拡大を抑え、高齢者の感染者と死亡者の減少に役立てば幸いです。

【プロジェクト終了要項】

運営期間    
2020年12月23日～2021年6月30日
 

運営場所    
大阪市西淀川区御幣島5-8-28
株式会社モリモト医薬

運営主体    
株式会社モリモト医薬

運営内容詳細    
モリモト医薬株式会社が、感染防護具等の仕入れを行い、「介護施設クラスター119番」をオンラインショップで販売し発送するなど運営を行う。

その他    
本プロジェクト実行の為に必要な金額のうち、クラウドファンディングの目標金額との差額分に関しては、クラウドファンディング以外の寄付金で賄う予定です。（2020年12月23日現在）　クラウドファンディングが成立したにも関わらず、上記計画通り差額分を確保できなかった場合、購入できる数量に伴って、販売数量を減らしての実施を予定しております。