「ココテープ」で視覚障害者が行きたい所へお出かけできる社会を実現!

「ココテープ」で視覚障害者が行きたい所へお出かけできる社会を実現!

支援総額

838,000

目標金額 300,000円

支援者
132人
募集終了日
2023年12月20日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

 

はじめまして、大阪府八尾市に本社工場を構える錦城護謨(きんじょうごむ)株式会社です。

ゴムメーカーとして、80年以上にわたり日本のものづくりを支え続けています。部品メーカーとしての側面が強い錦城護謨ですが、実は10年ほど前から「視覚障害者歩行誘導マット」を製造・販売しており、福祉関連の活動も行ってきました。

 

 

 

▼「ココテープ」プロジェクト

 

錦城護謨がインクルーシブデザイン・コンサルティングファームのPLAYWORKSと出会い、プロジェクトを立ち上げました。「視覚障害者が行きたい所へお出かけできる社会の実現」というビジョンに共感いただいた、プロダクトデザイナー、リサーチャー、アートディレクター、コピーライター、さらには多くの視覚障害当事者からなるプロジェクトです。

 

ココテープのビジュアル。水色の背景に6個の様々な靴と、上下左右から伸びる黄色いココテープが、水平垂直に配置されている。ビジュアルの真ん中にはキャッチコピー「今日もココから、どこ行こう?」、右下にはココテープのロゴが記載されている。

ココテープのビジュアル。背後の壁が緑、床は水色で黄色いココテープが横にまっすぐ引かれている。ココテープに両足を揃えて赤いズボン、黒いローファーを履き、白杖を持った人が立っている。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

点字ブロック(視覚障害者誘導用ブロック)は視覚障害者の移動を支援する社会インフラですが、敷設には大きな手間やコストが掛かり、必要とする場所に十分に敷設されているとは言えません。その状況に対して、視覚障害者は常に受け身であり、「ここにも点字ブロックを敷いて欲しい」「剥がれているので直して欲しい」などの要望を伝えることも難しいのが現実です。結果的に、多くの視覚障害者は外出や旅行を諦めてしまっています。

 

そこで、視覚障害者が気軽に必要な場所に必要な時だけ使える、「ココテープ」(視覚障害者歩行テープ)を企画・開発しました。

 

ココテープのビジュアル。水色の背景に、赤と青のストライプのトートバックが。右側から手が伸びており、バックから黄色いココテープを取り出そうとしている。

ココテープのビジュアル。水色の背景の真ん中に赤いリュックサック、その周りには、25cmの長さのココテープ3本、スマホ、時計、メガネ、白杖などの外出時のアイテムが整列して並べられている。 

 

 

 

▼「ココテープ」について

 

「ココテープ」(視覚障害者歩行テープ)は、視覚に障害がある方の歩行をガイドする、幅48mmの塩化ビニル製の屋内専用テープです。いつでもどこへでもカバンにいれて持ち歩き、必要な場所に必要な時だけ貼ることで、視覚障害者の自主的な移動をサポートします。

 

ココテープ

サイズ:幅48mm × 高さ6mm

素材:塩化ビニル(PVC)・接着テープ付き

カラー:イエロー

設置場所:屋内

製造:日本国内

 

ココテープ:3mロール(ラインで使いやすい)

長さ:3m

質量:384g

予定価格:4,200円(税込4,620円)

3メートル巻きのココテープの外観写真

 

ココテープ:1mシート(ポイントで使いやすい)

長さ:25cm × 4本

質量:32g(25cm)

予定価格:1,500円(税込1,650円)

25cmのココテープが4本並んでいる写真

 

 

 

▼「ココテープ」の特徴

 

① 視覚障害者の歩行をガイド

「ココテープ」は幅48mmで、両側面には高さ6mmの三角形の突起がある。塩化ビニル製で柔らかく、白杖や足裏で触れた時に床面との質感の違いや突起から、存在や方向性が感じ取られ、視覚障害者が歩行する際のガイドになります。

 

ココテープ断面を真横から見た写真

 

 

② 必要な場所に 必要な時だけ

「ココテープ」は長い距離で使用できるロールタイプと、ポイントで使用できるシートタイプの2種類があります。どちらもカバンに入れて持ち歩け、ニーズや状況に合わせて自由にカスタマイズしてご使用いただけます。

 

ココテープをはさみでカットしている写真 シートタイプのココテープを貼り付けている手元の写真

 

 

③ 自分らしいライフスタイルをサポート

旅行や映画、スポーツ観戦、美術館… あなたが行きたいところへお出かけしよう!「ココテープ」は、視覚障害者の自主的な移動をサポートすることで、生活の質の向上および社会参画を促進します。

 

床に敷設されているココテープを、白杖で辿りながら歩いているスニーカーを履いた人の写真 

 

 

 

▼「ココテープ」体験者の声

 

「ココテープ」の開発には多くの視覚障害者や歩行訓練士にご協力いただき、ともに開発を進めてきました。実際に体験いただいた、視覚障害当事者の声をご紹介します。

 

  • 温泉など白杖が使えないところで使いたい。列に並ぶ時も、これが床にあれば大丈夫。誘導にも使って欲しい。(全盲・30代男性)
  • サッカーを観戦する時に使いたい。スタジアムは景色が一緒だから、自分が行くゲートや座席にだけ貼っておきたい。(弱視・40代女性)
  • オフィスで移動する時、これがあれば白杖を使わずにハンズフリーで歩けるから嬉しい。コーヒーを誰かに掛けてしまう不安もない。(全盲・40代女性)
  • 会社に点字ブロックを敷いてくださいとは言いづらいので、これ貼ってください!なら言いやすい。旅館とかにもお願いしやすい。(弱視・30代男性)
  • ライブ会場のステージに出る時に使いたい! 今は自分でロープや割り箸を床に貼って、動線を作っているので。(全盲・20代男性)
  • 点字ブロックを敷く前にこれで試してみてから設置したら、点字ブロックの導入も進んで、視覚障害者はもっと歩きやすくなると思う。(全盲・30代男性)

 

 

 

▼プロジェクトの内容・展望

 

クラウドファンディングを通じて「ココテープ」をより多くの視覚障害者や支援者、施設などに届け、実際にご使用いただきたいです。 そして、ご使用いただいた感想や要望をもとに、より良い製品への改良やラインナップの拡充を行っていきます。 

 

 

 

▼プロジェクトメンバー紹介

 

メンバー写真_小山健一(錦城護謨)

小山健一

錦城護謨株式会社 ソーシャルイノベーション事業本部 課長

「ここに仮でも誘導路があったら楽に移動できるのに」「自宅でも手軽に使える誘導マットがあればいいのに」という声を多くお聞きしていたことで開発に取り組みました。誘導路がなくて困っている方の一助になれば幸いです。 

 

メンバー写真_横内由美子(錦城護謨)

横内由美子

錦城護謨株式会社 ソーシャルイノベーション事業本部

事業本部では初となる個人向け製品ということで、暮らしの中で気軽に使えるアイテムを目指しました。「ココテープ」が、移動にガイドを必要とする方のお役に立てることを願っています。

 

メンバー写真_増田和也(錦城護謨)

増田和也

錦城護謨株式会社 ソーシャルイノベーション事業本部

初めて訪れた建物に入ってみたら誘導路がない。でも心配はご無用。カバンの中からココテープを取り出して、今日だけわたしだけの誘導路を設置。そんなふうに気軽に使っていただきたい商品です。

 

 

メンバー写真_タキザワケイタ(PLAYWORKS)

タキザワケイタ

PLAYWORKS株式会社  代表取締役 / インクルーシブデザイナー

「ココテープ」は近い将来、社会にとって必要不可欠なインフラとなり、視覚障害者の人生と世界を革新させると信じています。ぜひ一緒に「視覚障害者が行きたい所へお出かけできる社会」を実現させましょう!

 

メンバー写真_山田敬宏(リプル エフェクト)

山田敬宏

株式会社リプル エフェクト 代表取締役 / プロダクトデザイナー

当事者の方々と共に数多くのアイデアと造形・試作を繰り返し、新しい「解る」と新しい「行ける」の2つの動詞をデザインいたしました。ココから皆さんの新しい「あちこち行きたい!」に繋がりますように。

 

メンバー写真_平井百香(東北大学大学院)

平井百香

東北大学大学院 工学研究科 都市・建築学専攻 助手 / リサーチャー

視覚障害者の方々が気軽に空間をカスタマイズできるように、「携帯性」と「わかりやすさ」を両立できるプロダクトを模索しました。「ココテープ」の存在が、まわりの環境を考えるきっかけとなることを願っています!

 

メンバー写真_増田菜美(Neemo)

増田菜美

Neemo合同会社 代表取締役 / アートディレクター

ココテープは、視覚に障害のある方が、自分らしいライフスタイルを過ごすための相棒となるツール。この相棒が導くワクワクするような世界を、視覚に依拠しすぎない根源的なコミュニケーションで共有したいと考えています。

 

メンバー写真_カクコウキ(サインコサイン)

カクコウキ

株式会社サインコサイン 代表取締役 / コピーライター

障害の有無に関わらず誰もが行きたいところに自由に行ける世界を実現するための合言葉をみんなで考えました。「ココテープ、ココに貼って!」が当たり前に飛び交う未来を、ともに実現しましょう!

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
太田 泰造(錦城護謨株式会社)
プロジェクト実施完了日:
2024年2月29日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

リターン発送:2024年2月末予定。 集まった資金は、製品の改良および金型の製作費、より多くの人に知っていただくための広報・プロモーション費などに充てさせていただきます。

リスク&チャレンジ

リターンを実施する上でのリスクについて
リターンのうち、「ココテープ体験会」「講演会」「ココテープ敷設」についてはご支援いただいた方と日程を調整の上で開催予定です。 今後の状況により、新たなリターンとしてイベントが追加される可能性があります。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。

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プロフィール

「ココテープ」プロジェクトチームは、ゴムメーカー錦城護謨株式会社と、インクルーシブデザイン・コンサルティングファームPLAYWORKS株式会社を中心とする活動体です。視覚障害者歩行テープ「ココテープ」の企画・開発・普及によって、視覚障害者が自主的に移動できる社会の実現を目指し活動しています。

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リターン

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【プロジェクト応援】1,000円コース

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14
在庫数
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発送完了予定月
2024年2月

1,300+システム利用料


【ココテープ】1mシート購入コース(早割)

【ココテープ】1mシート購入コース(早割)

早期にご支援いただいた方向けの少しお得なリターンです。
・送料込み
・お一人様1回まで

申込数
20
在庫数
完売
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完売
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1 ~ 1/ 13

プロフィール

「ココテープ」プロジェクトチームは、ゴムメーカー錦城護謨株式会社と、インクルーシブデザイン・コンサルティングファームPLAYWORKS株式会社を中心とする活動体です。視覚障害者歩行テープ「ココテープ」の企画・開発・普及によって、視覚障害者が自主的に移動できる社会の実現を目指し活動しています。

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