東日本大震災の被災地・気仙沼市の子どもとツリーハウスをつくりたい!
支援総額
目標金額 180,000円
- 支援者
- 25人
- 募集終了日
- 2023年2月28日
高校生と、コンゴの人たちからの、想いの詰まった寄付
小中学生時代は参加者の常連で、高校進学を機に加わってくれたスタッフが、包丁を5本、寄付してくれました。夏休みの、母校の小学校のプール監視員のアルバイト給料から、自腹で寄付してくれました。おそらく初めてのアルバイト、初めての給料。その中から、決して安くはない金額の物を購入してくれました。素直に感情表現が出来ない自分を恥じながら、内心受け取った時には、嬉しく仕方ありませんでした。この包丁は、新たなキャンプ備品として使わせていただいています。
そしてこれを機に、古くなった包丁が数本、キャンプの備品としての役目を終えました。
この役目を終えた包丁は、今から6年前に購入しました。2012年(東日本大震災の翌年)に、「中央アフリカのコンゴという国から、東日本大震災の被災地の方への寄付金を預かっているので、このキャンプに是非」という話をいただき、2万円ご寄付いただきました。
コンゴは、元々一つの国・地域だったものが、15世紀のヨーロッパ各国の侵略・植民地化で、コンゴ共和国とコンゴ民主共和国、ガビンダの三つに分割され、その後も長い期間、植民地の時代が続きました。植民地からの独立後も、内戦や民族紛争で辛い歴史が続き、今現在も民族紛争で悲惨な出来事が続き、難民もたくさん出ています。最近では、エボラ出血熱の流行が止まらず、 深刻な状態だそうです。
国民の平均年収は、コンゴ共和国が約 1700ドル(19万円)、コンゴ民主共和国が約400ドル(4万5千円)。加えて、 日本では想像できないほど貧富の差が激しく、ごくごく一部の富裕層が所得を独占しているので、実際の一般の人たちは、ごくごく僅かな収入で暮らしています。ほとんど 収入の無い人もたくさんいることと思います。
おそらく、食べることさえ満足にできない 子ども、学校に行けない子ども、生活のために(ごくごくわずかな収入で)働き、家族の 生活費を稼ぐ子どももたくさんいます。
2万円というと、日本では子どもがもらうお年玉より少ない金額かもしれませんが、そういう国の、富裕層ではない、普通の人々が集めてくれた「2万円」(コンゴの人にとっては物凄い金額だと思います)なので、寄付金に込められた意味や想いは、金額だけでは測れない、心打たれるものがありました。
そして、コンゴの人たちの想いを心に置き、使途を考え、後々に形として残り、子どもたち全員で使い、大切にしてゆける物をと、包丁を選んで購入しました。
その包丁たちは何百人の子どもたちが手に取り、ともに食事を作り続けてきました。このキャンプでの調理経験をきっかけに、普段 の自宅でも料理作りを始めたという子どもたちの話も、多々聞いてきました。
そして長年使い続けた傷みもあり、その役目を終えてもらい、高校生スタッフが寄付してくれた包丁に役割を引き継いでもらうことになりました。
一回のキャンプはわずか数日間で、すぐ目の前に形として残る物は何もないこのキャンプですが、たくさんの人たちの想いが集まり、参加するこども・大人、みんなの感情がしっかりと詰まった、今この瞬間にしか体験できない、かけがえのない時間と体験だと考えています。そしてこの体験が、子どもたちが将来、大切にしたい思い出として記憶してくれていることを願って、これからも続けてゆきたいと思っています。
リターン
5,000円+システム利用料
こどもキャンプ2022冬・2023春報告集(フルカラー16ページ・冊子)
●キャンプの報告書です。ツリーハウスづくりの様子、キャンプの活動の様子や当団体が大事にしていることなどが分かります。1月のキャンプ、3月のキャンプ、各1冊づつお送りします。
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
10,000円+システム利用料
こどもキャンプ2022冬・2023春報告集(フルカラー16ページ・冊子)+アルバム(フルカラー64ページ)
①キャンプの報告書です。ツリーハウスづくりの様子、キャンプの活動の様子や当団体が大事にしていることなどが分かります。1月のキャンプ、3月のキャンプ、各1冊づつお送りします。
②キャンプ中に撮影したこどもたちの写真をアルバムにしてお届けいたします。報告集では伝えきれない、こどもたちの素直な表情をご紹介できます。1月のキャンプ、3月のキャンプ、各1冊づつお送りします。
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
20,000円+システム利用料
感謝の気持ちのネームプレート作成+こどもキャンプ2022冬・2023春報告集+アルバム
①ご支援いただいた方のネームプレートを子どもたちとつくり、建てるツリーハウスの壁面に掲示させていただきます。感謝の気持ちを、目に見える、ハウスと一体となった形で表現させていただきます。
②キャンプの報告書です。ツリーハウスづくりの様子、キャンプの活動の様子や当団体が大事にしていることなどが分かります。1月のキャンプ、3月のキャンプ、各1冊づつお送りします。
③キャンプ中に撮影したこどもたちの写真をアルバムにしてお届けいたします。報告集では伝えきれない、こどもたちの素直な表情をご紹介できます。1月のキャンプ、3月のキャンプ、各1冊づつお送りします。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
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