
寄付総額
目標金額 1,500,000円
- 寄付者
- 98人
- 募集終了日
- 2025年1月25日

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- 総計
- 91人
プロジェクト本文
【目次】
・私たちの活動について
・そもそも、スラムで学校を始めた背景とは?
・ザンビアの概況
・貧困が及ぼす諸問題とは?子どもたちへの影響は?
・激動の2024年ー私たちの活動を困難にした、干ばつをはじめとする危機的な要因
・2025年にむけてー持続可能な経営と教育の質向上のために
・将来へ向けた私たちのビジョン
・代表メッセージ
【私たちの活動について】
私たち特定非営利活動法人「礎の礎孤児院ザンビア(現地登録名:NGOコーナーストン・オブ・ホープ)」は、アフリカ南部に位置するザンビア共和国の首都にある「ンゴンべ・コンパウンド」というスラム地区にて、無料の学校を運営しています。対象とする児童・生徒は孤児や片親家庭、HIV陽性者等の「OVC(Orphan and Vulnerable Children)」です。
ほとんどの児童・生徒たちは、家庭での1日1食の食事さえ困難な状態にあり、家族からの虐待や親のアルコール中毒といった問題を抱える等の状況にあります。そのため、教育だけでなく、給食(朝食・昼食)も無料で提供すると共に、家庭の危機的状況に寄り添い、定期的な家庭訪問による虐待の防止や、家族のための医療費・食糧の援助、家賃の補助なども行っています。
私たち自身が決して経済的に余裕のある環境ではありませんが、工夫しながら楽しく授業を行い、子どもたちが学校の中では安心して、楽しく、子どもらしい生活を送れることができるように、日々努めております。
【そもそも、スラムで学校を始めた背景とは?】
ザンビアでは、多くの子どもたちが裸足で物乞いしているのを目にします。その子どもたちが路上生活をするようになったのは、「空腹」「不就学」「虐待」が主な理由です。家にいても、シングルマザーが一日中日銭を稼ぐために不在で食べ物もなく、幼い兄妹が空腹で泣いているのを見て、なんとかしてお金を稼ぐために路上に出て物乞いしているうちに、空腹や心の傷、怒りなどの全てを忘れさせてくれるドラッグに出会い、のめり込んでいき、路上での生活が拠点となって抜け出すことができなくなってしまった...そんな子どもたちです。 私たちコーナーストーン・オブ・ホープは過去10年間、路上で生活している「ストリートチルドレン」の保護活動をしてきました。しかしながら、どんなにたくさんの子どもたちを保護しても、ドラッグ中毒から抜け出せずに、結局路上での生活に戻ってしまう子ども達を見て、「子どもが路上に出てしまう前の段階で支援しなければダメだ!」と痛感しました。そこで2019年より、スラムのど真ん中にて、教育と1日2食の給食を無料で提供する学校を開校いたしました。
△学校での給食の様子
【ザンビアの概況】
ザンビアは1964年にイギリスより独立した国で、旧名称を「南ローデシア」と言います。2024年は独立して60年の記念の年でした。
ちなみに、ザンビアの独立後、初めて国際的な公の場所で国旗と国歌が披露されたのは1964年の東京オリンピックの閉会式でした。「南ローデシア」として開会式に出場し、閉会式には「ザンビア共和国」として出場したという、日本とは不思議なご縁があります。
△東京五輪の閉会式で初披露されたザンビア国旗(1964)
ザンビアの主産業は銅。北部のコッパーベルト州では銅の採掘がされております。ちなみに日本の10円玉にもザンビア産の銅が使用されているのです。 ザンビアという国をご存知の方はそんなに多くないかもしれません。
それより、有名な「ビクトリアの滝」がある国、と言えば、なんとなく通じるのではないでしょうか?
ザンビアの知名度があまり高くないことには理由があります。それは1964年の独立以降、紛争や戦争が一度も起きていないため、世界でニュースにならない、とても平和な国だからです!実際、ザンビア人はとても穏やかでフレンドリーな人々。争いを好まず、「一つの国家、一つのザンビア(One Nation One Zambia)」をキャッチコピーにして、73部族が争わずに共存している、素晴らしい国なのです!
【貧困が及ぼす諸問題とは?子どもたちへの影響は?】
そんなザンビアですが、ザンビア統計局/ZAMSTATS「2022年貧困評価報告書」によると、ザンビアの人口のうち60%の人々が1日1ドル以下で生活している現状があります。特に、貧困層が生活するスラムでは、貧しいが故に学校に行けてない子どもたちが昼間から路上に溢れています。
①子どもたちが学校に行けてない!
ザンビアの初等教育就学率は94.3%、これは世界の就学率ランキングでワースト20に入るといわれています。
それには、そもそも公立学校が子ども人口に対して圧倒的に不足しているということ、そしてもう一つは、制服代や文房具代が払えなくて諦めてしまう、貧困を背景にした状況があります。
そのため、ザンビアの成人非識字率はなんと30%。10人に3人の大人が識字ができない状況です。識字や計算等の、生きていく上で必要最低限な知識を得る機会がないまま大人になった人々は、仕事に就けないために、お金を得るために犯罪に手を染めたり、騙されたり、更には到底養えないほどの子だくさんとなり、貧困の悪循環に陥っていくという状況が蔓延しています。
②慢性的な飢餓状態が続いている!
ザンビアは栄養失調も深刻で、5歳以下の子どものうち40%が栄養欠乏状態にあります。特に深刻な干ばつに襲われた2024年には、UNICEFにより、約5万人の子どもたちが重度の栄養失調に陥るおそれがあると警鐘が鳴らされています。 スラムの子どもたちは、そもそも基本的に栄養失調状態にあります。私たちの学校に通い始めの頃は、特にその様子が顕著で、髪はパサついていて、疲れやすく、声も弱々しかったりするのですが、給食の2食を得てしばらくすると、顔が生き生きとして、目が輝き始め、元気に校庭を大声で走り回って、子どもらしいヤンチャさを取り戻していきます。
③子どもたちをとりまくHIV/AIDSのリスク
また、私たちが重点的に支援しているHIV陽性の子どもたちは、ARVという体の免疫力を高めて発症を抑える薬を毎日服薬しなければなりません。それに加えて、1日3食しっかり食べて、免疫力、抵抗力を高めていないと、発症のリスクが高まるのですが、家庭において1食の食事さえままならい貧困家庭においては、発症して死亡に至るリスクが高まっていきます。 実際、コロナ禍、6ヶ月間学校が閉鎖された時には、HIV陽性だったひとりの少女が、残念な事に命を落としてしまいました。その時の衝撃と悲しみは、私たちに、「子ども達を食べさせる事が、命を守る事なのだ」という教訓を与えました。※ザンビアのHIV陽性者(成人)は人口のうち14.3%と言われています。そして、HIVを原因とする疾病により、毎年約10万人が死亡していると言われています。
【激動の2024年ー私たちの活動を困難にした、干ばつをはじめとする危機的な要因】
①円安
2024年、円安の影響をモロに受けた私たち...日本から送金されるご支援頂いた金額は変わらないのに、ザンビアで受け取ると、非常に小さくなっていって...「厳しい」の一言です。
②干ばつ
世界的に起きている気候変動の影響はザンビアにも起きています。特に2023年~2024年の雨季ほとんど雨がふらず、過去40年で最も深刻と言われる干ばつとなりました。
乾燥地帯のザンビアで雨が降るのは、例年11月~2月ごろだけです。その時の雨で農作物を育てたり、水力発電を行い電気を供給して国を回しているのですが、今回の大干ばつでは以下のような影響が国全体と私たちの学校を襲いました。
・影響①経済が悪化して食料の値段高騰
干ばつで降水量が不足した結果、主食であるシマの原材料「メイズ(白とうもろこし)」をはじめとする農産物の収穫ができませんでした。そのため国全体で深刻な食料不足に陥った結果、食料品の値段は日に日に高騰しています。
△農園にて、一面枯れ果てた主食であるメイズ
△過去8年の主食メイズ生産量のグラフ。7年前の干ばつの際を下回る収穫量であることがわかる
更に、もともと自国生産食品以外の日用品をほとんど輸入に頼っており、かつ内陸国という特徴ゆえ輸送費がかかるため、元々物価高なザンビアですが、ご存知のようにガソリンの値上げも相まって、今まで普通に購入できていたものが、とても手が出ないと感じるほどの高値となりました。そのため、村人たち含め、特にスラムの低所得層の人々は大打撃を受けていて、飢餓と栄養失調が蔓延しています。
私たちの学校も打撃を受け、経済的にかなり厳しい状況になりました。給食のための食糧は日に日に高値を更新して、今まで提供できていたものが、提供できなくなったり、肉のサイズを小さくしなければならなくなったり、メニューの質と量が低下してしまいました。
・影響②大規模な計画停電と水光熱費の高騰
△世界三大瀑布「ビクトリアの滝」が干ばつにより枯渇している様子(2024年10月撮影)
電力を水力発電に頼っているザンビアでは、世界最大級の人口湖「カリバダム」に雨季の間の水をためて発電しています。しかし、干ばつによりダムの水が枯渇した結果、2024年の3月からザンビア全土での計画停電が始まりました。首都でも一日3時間しか電気がない、ひどい時には1週間電気が来ない、そんな状態が今でも続いています。しかも電気料金は2倍に上がりました! 電気がないと公営の水道水が出なくなり、しかも水道料金値段も高騰。トイレも流せずお風呂も入れない、洗濯もできないし、お皿を洗う水もないなど、衛生環境の質が一気に悪化しました。
上記の影響により、給食の調理に必要な水や、手を洗ったり、トイレを流したりするための水を、近所からタンクで購入しなければならなくなり、その費用は通常の10倍に膨らみました。それらは予算を圧迫して、壊れた机と椅子も修理できずに、床でノートに書いたり、ノートが足りなければ裏紙を使ったり、子どもたちにはかなり我慢をお願いすることになりました。
△ヒビの入った机。この数か月後には縦に割れました。
【2025年にむけてー持続可能な経営と教育の質向上のために】
それでも何とか、何とか2024年の3学期(~12/4)を乗り切ることができました。
(先生たち、子どもたちには、本当によく頑張ってくれたと、感謝の気持ちでいっぱいです!)
ザンビアの学期は1月始まりの12月終わりですので、あとは来年度25年度の準備をするだけ…なのですが、
今年度の厳しい状況を無理やり乗り切ったため、25年の開校準備金が全く無いのです。
例年、次年度の全員のために制服(児童たちの一張羅なので、1年でボロボロになります)を発注したり、新年度の教科書や文房具の準備、壊れた分の机や椅子などの備品発注、給食の資金準備などをしなくてはならないのですが、それらがまだ全くない状況にあります。
私たちの学校、小学校(プライマリースクール)では、貧困家庭には学費を無料としておりますが、2024年に開校したばかりの系列のセカンダリースクール(ザンビアの学制に則った中高等学校)はスラム外にあり、学費の払える家庭からの入学者を受け入れ、その授業料をもって寄付に頼らない持続可能な運営を成立させていく、というプランがあります。
しかしながら、現在のところ、来年度の新しい入学者の人数は未知数で、かつ私たちのプライマリーを卒業予定の子どもたちが入学してくるため、その分の制服代、文房具代、机椅子等備品、給食費等は引き続き、ご支援が必要な状況です。
このように、本当に厳しい24年ではありましたが、そんな中でも、学校を少しでも良いものに改善していこうという意欲と、諦めない心を持って、現地の8人の先生たちと一丸となって工夫しながら頑張ってきました!
子どもたちの中からは、「こんなにたくさんの仲間たちのために、頑張ってくれてありがとう。」「私も大きくなったら、先生達のように貧しい子ども達を助ける人間になりたい。」という言葉をもらったり、保護者達からは、「ウチの息子が、英語でグッドモーニングって言ってきた!夢みたいだ!」「娘が国家試験に受かったら、奇跡だ!信じられないよ!」などと声掛けされて、そんな言葉に励まされました。
11月には、他の学校訪問する“教員研修”なども行い、先生たちの「自分たちのスキルを向上させて、もっと子ども達が理解できるようになりたい!」という気持ちがメラメラと来年に向けて燃えているタイミングでもあります。
△教師研修で他校を訪問した際の教員たち
【将来へ向けた私たちのビジョン】
①孤児家庭、地域へのエンパワメント
私たちは、教育を通して、子どもたちが貧困から脱却して、豊かな人生を歩めるように支援するだけでなく、その家庭、さらにはコミュニティ全体への働きかけを継続して行う事によって、エンパワメント、そして良いインパクトを与え続けたいと考えています。
貧困児童の家庭訪問、食糧・医療支援などはその一端です。現在はまだごく一部にしかアプローチできていない孤児家庭への支援を拡大したり、特にシングルマザーの収入向上を目指す活動を進めることも、直近の目標です。
貧困問題に取り組む時、子どもだけへのアプローチでは十分ではありません。何故ならば、特に親戚に預けられて生活している孤児達は、親戚の経済・健康状況や結婚の破綻等によって、親戚中をたらい回しにされる事が良くあるからです。それによって学校へ通えなくなってしまい、再度貧困に陥っていくことになります。 そのために、子どもたちが安心して学校に通い続け、そして安心して家に帰って行けるようにするには、家族へのエンパワメントが必要不可欠になってくるのです。
△収入向上プロジェクトの一環としてシングルマザー(左)と一緒に商品づくりを行う教員
②教育の質向上を目指す
A,識字・英語能力の向上
ザンビアの成人のうち30%は非識字と言われておりますが、基本的に、一般的に識字が苦手です。教員でもスペルミスが目立ったり、公用語の英語が話せなかったり、自分の名前も書けないような大人がたくさんいます。その背景にはもともと文字を有しない民族であったことも関係しているのかもしれません。
行政サービス、ビジネス等、ありとあらゆる社会活動はザンビアの公用語である英語で行われるため、英語が話せず、読み書きができないと、就職も困難です。
ザンビア政府はこの現状を改善するために、ようやく2025年度から、小学校1年生から英語での授業を行うようにカリキュラム変更を行いました。
因みに私たちは、2019年の開校当初より全英語での授業を行っております。英語教育に対する子どもたちの吸収率はものすごく、どんどん英語で話す聞くができるようになるのですが、読み書きがまだまだ苦手という課題があります。そのために本の読み聞かせコンテストや、他団体様とのコラボによる英語の授業などを積極的に行ってきています。
B,情操教育
他団体様とのパートナーシップにより、プロジェクターを使った映画上映を開催して、子どもたちの情操教育を取り入れたり、感情表現を豊かにできるような取り組みも始まりました。
C,教員のスキル向上
今年度より教師研修にも力を入れ始めました。先生たちの質を向上させ、さらなる教育の質向上に努めていきたいと考えています。
D,異文化交流と通して世界を知る!
系列のセカンダリースクール(中等教育学校)では、来年度よりフランス系学校とのパートナーシップを提携して、交換授業や合同授業を進めていく事になりました。 これにより、TVも滅多に見れないようなスラムの子どもたちが異文化を学び、世界を知って、やがては世界に出て活躍できるようになる事を目指します!
△本の読み聞かせコンテストの様子
△映画上映会の際の子どもたち。映像に目が釘付けになっていました。
△母親のネグレクトにより曾祖母と暮らすCちゃん。テストで高得点をとり嬉しそうな様子。
【目標金額】150万円(1ZMK=5.5JPYにて計算/物価は2024年10月~12月を基準)
⚫︎目標金額の使途および実施する内容(1ZMK=6JPYにて計算/物価は2024年10月~12月を基準)
A.学校で提供される子どもたちへの無料の給食材料調達費
>キッチン用品:60,144JPY(10,024ZMK)
>食材費(一月分×児童・生徒120名分):176,232JPY(29,372ZMK)
B.学校備品の調達(教科書、筆記用具、制服、椅子や机等の家具)
>筆記用具・教科書:239,040JPY(39,840ZMK)
>机や椅子等:664,200JPY(110,700ZMK)
>制服:281,040JPY(46,840ZMK)
C.教員の労働環境向上にかかわる資金(産休・育休手当積立金、給与向上、教師研修費用)
>産休・育休積立金:72000JPY(12000ZMK)(1000ZMK×12か月)
*ネクストゴールに到達した場合に検討
>給与向上(物価上昇に見合わせて検討):72,000JPY(12,000ZMK)(教師8名対象とした想定)
>教師研修費用:14,556JPY(2426ZMK)
・ どのように規模を縮小するのか
①食材費
昨年と同じく質を低下(おかずの量を減らす)させる。また、テスト中などは給食の配布回数を減らす。
→ただし、本来の弊団体の理念としては、朝昼の給食配布は重要な活動であり、多くの子ども(中でもHIV陽性児童)の健康を守るための基盤となっています。
②筆記用具
別途寄付を募る
→鉛筆などの寄付は比較的支援しやすい内容であり、これまでも頂戴してきたことがありましたとはいえ、全学年分となると大規模となりますので、これまで以上に力を入れて寄付の呼びかけをする必要が出てきます。
③机や椅子
壊れた状態で使用する
→昨年度、特に幼稚園クラス~4年生の教室の椅子と机がほとんど壊れてしまいました。幼稚園クラスは床に座って授業を行う、1年生は3名用の机を5人でシェアするなどして乗り切りました。上記のような方法で一時的にしのぐことは可能です。
④産休・育休積立金/給与向上/教師研修費用
経営状態の観点から労働環境に関する整備は後回しになってきていますが、ザンビアの物価上昇の観点からも給与向上はかなり必要となっています。特にザンビアでは給与の未払いが頻繁であるなど、労働環境に改善の余地があり、そのような社会の中で労働者の権利の守られる職場環境づくりをしていきたいと考えています。産休・育休積立金もその一環の考え方です。とはいえ、経営難の状態では後回しにせざるを得ないとも考えております。加えて、昨年の教師研修は可能な限りお金のかからない方法にて、マネジメントチームがポケットマネーを出し合い行った背景があります。今年も上記方法は可能なのですが、やはり研修内容を第一と考えた場合にはできれば抜かしたくない内容でもあります。
【代表メッセージ】
ムタレ(旧姓 青木) ザイオン
ザンビアでの活動を始めて、20年になります。
この20年間、ザンビアは緩やかな変化を続け、ショッピングモールも増え、道路も整備されて、毎朝の車の渋滞が社会課題になるほど、車を所有する中流家庭が増えました。フィットネスクラブが流行り、健康と美容にお金をかける人々がいる一方で、相変わらず1日1食の食事にさえ事欠く人々の数は減るどころか、むしろ増加しているのを、日々肌で感じています。
私たちの学校に来る前は、物乞いをして家族を支えていたり、着る服も靴も無く、お友達が楽しそうに学校に通うのを、なす術もなく見てるしか出来なかった、その理不尽さに、無力感に打ちのめされていた子ども達が、今は生き生きと将来の夢を語り、嬉しそうに学校に毎日通ってきています。
スクールモットーは、「傍観者であってはならない。問題解決を目指し、新しい社会の創造者たれ!」
子どもたちが、どのような環境においても、自ら未来を切り拓いていく力を身に付けるための支援を続けていくために、皆様のお力を必要としています。
どうぞ、ご協力とご支援を心よりお願い致します。
【プロジェクトリーダー メッセージ】
JICA海外協力隊 ザンビア 青少年活動
岸 ひかり
初めまして、JICA海外協力隊でザンビアに派遣されております、岸ひかりと申します。コーナーストーン・オブ・ホープでは小学校1年生の担任として、毎日子どもたちと共に勉強をしております。
青年海外協力隊に参加する前から、海外が大好きで、アジアを中心に様々な国でボランティアをしたり、いろいろなプログラムに参加したり、旅行に行ったりしてきました。それでも、ザンビアの貧困地区にて協力隊活動を始めた時、私にとっての今までの常識とは何もかも異なることばかりで、毎日戸惑っていました。
停電のため、宿題もテストも全員分手書き、子どもがちょっとお絵描きしたいのに裏紙もない、何となくお金がかかりそうだから病院に行く発想がない、先生たちに備品の買い出しをお願いしても、とりあえず立替するお金がない、、、
それでも、こちらが真剣に向き合えば子どもたちはしっかりと話を聞いてくれて、毎日ぐんぐんと成長を見せています。私のような現地語も十分に話せない外国人に対しても、毎朝「先生~!」と元気に歓迎してくれています。
ザンビアは日本とは真逆の、人口増加の傾向にあります。だからこそ、教育がザンビアの未来をつくる、特に重要なポイントなのです!しかしながら、現状では教育施設や十分な職業が賄えておらず、特に、貧困地区の子どもたちは、倍率の高い公立学校に入ることすらできません。子どもたちはまさに「取り残されている」状況です。
SDGsで掲げられている「誰も取り残さない/No one left behind」社会づくりのために、みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。
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特定寄附金による税制優遇について本プロジェクトを通じて寄附を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。
<内容>
・個人の場合:2000円以上の寄附をされた方は、寄付金受領証明書を添えて確定申告を行うことで
所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。
一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
・法人の場合:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。
<寄付金受領証明書の発行について>
寄附をされた方には、後日「寄付金受領証明書」を送付致します。
証明書名義:READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先の氏名」を宛名として作成します
証明書発送先:READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先ご住所」にお送りします
寄附の受領日(証明日):READYFORから実行者に入金された日となります。
証明書の発送日:2025年2月ごろを予定しています。発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。
<注意事項>
寄付金控除の申請は2024年1月1日から12月31日の入金があった寄付金に対して、2025年2月16日から受付の確定申告にて2024年度の控除を受けられます。
寄付金の着金が2025年1月1日以降になると、2026年の2月に行われる確定申告での申請となります。
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- プロジェクト実行責任者:
- 特定非営利活動法人 礎の石孤児院
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年12月7日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
・学校で提供される子どもたちへの無料の給食材料調達費 ・学校備品の調達(教科書、筆記用具、制服、椅子や机等の家具) ・教員の労働環境向上にかかわる資金(産休・育休手当積立金、給与向上、教師研修費用)
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リターンなし:1000円コース
リターンを必要とされない場合のコースです。いただいた寄付をより多くプロジェクトのためにご活用いただけます。
(寄付金受領証明書をお送りするために住所の取得をお願いしております。)
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- 38
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- 2025年3月
5,000円+システム利用料

5000円コース
●感謝のメールをお送りします
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