こんにちは。仁藤夢乃です。
こちらのクラウドファンディングも残すところ14日となりました。たくさんの方に応援していただけること、本当に心強く思っています。ありがとうございます。

座間で起きた9人もの殺害事件のことで、昨日放送のサンデーモーニングの取材を受けました。

この事件について、被害者はどうして身近な人に助けを求めなかったのか、どうして正体のわからない男について行ったのかと言いたくなる方もいると思うのですが、死にたい気持ちを抱えている人は、すでに孤立していて、周りには助けてといえない状況にあります。

死にたいと書き込むことはSOSであり、被害者は容疑者のことを、唯一話を聞いてくれる存在と思ったかもしれないなと思います。次の被害者になっていたかもしれないという容疑者と接点のある女性が、容疑者のことを「優しくしてくれた」と話していたように。

容疑者が「死にたい人いなかった」と証言していますが、死にたい気持ちを書き込む人は、ほんとうはこの状況をなんとかしたい、誰かに聞いて欲しいと思っています。そこに寄り添える人が圧倒的に不足していると思います。

ある番組では、
「死にたいと書き込むのはかまってちゃん」という大学生のコメントや、「今は誰でも複数SNSでアカウントを作れるから、一億総多重人格社会だ」などという芸人の発言を軽々しく放送するものもありました。(昔は多重人格と言われていた症状は今は解離性同一性障害と言われていますし、複数アカウントを持っていることとその症状は必ずしも一致しないのに、誤解を生む発信をネット番組は簡単にしてしまうのかなと思いました。)

友達や親に対してや、職場で見せる顔が違うのと同じように、SNSでも友達が見ているアカウントでは書けないこともあるし、死にたいと書いたら、かまってちゃんなんじゃないの?とか、本気じゃないくせにとか言われ、白い目で見られるから、そこにも気を使って、病み垢を作るんだよ〜って思うけど、困った時に頼れる人や気持ちを聞いてくれる人が身近にいる人には追い詰められた状況を想像しにくいのかもしれない。

そんな中、孤独や不安を抱えている人を狙って声をかけ、理解者であるようなふりをして近づき利用する手口は、今回に限らず、よくあります。

私の関わる女の子たちも、家にいられないとき、頼れるのは買春者や売春斡旋業者など、そういう人しかいなかった。頼れるのはその人だけだったといいます。

一方で、SNSでの繋がりによって危険をさまよいながらもなんとか生き延びてきた人もたくさんいますし、SNSでの繋がりからコラボに繋がってくれた人もいます。

だから、SNSを規制すれば良いということではなく、危険につながる以外の選択肢を増やし、死にたい気持ちを話せる人、否定しないで寄り添う人が顔が見える関係性の中に増えることが大切だと思っています。

同じことを繰り返さないために何ができるか考え続けたいです。その一つに、この活動もなれたらと思っています。

自分から助けてと言えずにいる子どもたちに出会いに行くこの活動を、応援よろしくお願いいたします!
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