プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

絶滅の危機に瀕したオランウータンの保護活動をサポートしたい!

 

はじめまして。熱帯林と世界の森林破壊問題に取り組むNGO団体「熱帯林行動ネットワーク(JATAN)」の中司と申します。私は、熱帯林行動ネットワークの一員としてインドネシアをはじめとする熱帯林保護の活動に携わっています。

 

今回、みなさんが使用している“あるもの”が環境を破壊し、森のオランウータンたちを困らせている現状に着目し、プロジェクトを立ち上げました。インドネシアのカリマンタンでプランテーション開発にさらされ、絶滅の危機に追いやられているオランウータンの救助・保護活動を行う地元の団体COPをサポートするためです。

 

どうか皆さまのご協力をよろしくお願いいたします!

 

インドネシアでオランウータンの保護活動を行う団体COPを支援します!
COPは若い世代が中心となって活動しています。

 

オランウータンたちの森を破壊している”あるもの”。それは私たちが普段の生活で使っているパーム油です。

 

パーム油はアブラヤシ(ヤシ科・アブラヤシ属)から得られる油脂で、世界で最も多く消費されている植物油脂です。みなさんが普段からよく口にする加工食品の半数近くは、パーム油から得られた油脂やその派生物が使われています。食品では、即席麺、チョコレート、スナック菓子、マーガリン、アイスクリームなどに含まれています。また食品以外でも石鹸、洗剤、化粧品などに使用されています。

 

日本では原材料表示にパーム油と記載することが義務付けられておらず、多くの商品には「植物油脂」としか書かれていないため、あまりご存知ないかもしれませんが、日本では一人当たり年4~5リットルを消費しています。日本で使われている植物油脂の中では、なたね油に次いで2番目に多い消費量です。さらに近年になって世界的にパーム油の需要が急速に伸びており、世界最大の生産国であるインドネシアでは多くの熱帯林がアブラヤシ農園開発のために切り開かれています。

 

油ヤシ農園をつくるために切り開かれた森林地帯
アブラヤシ農園をつくるために切り開かれた広大な森林地帯

 

東京の面積の約2倍の面積の森林が毎年失われています。

 

2000年の時点で、オランウータンの生息地となる森林の面積の約80%が失われたと推定されていますが、最近でも毎年約50万ヘクタール(東京都の面積の約2倍)の森林がアブラヤシ農園に転換するために減少しています。

 

そのためオランウータンの個体数は、過去60年の間におよそ半数が減少しました。

 

すみかを失い逃げまどうオランウターン
去年保護された生後2ヶ月のオランウータン。しかし、全員が無事救出される訳ではない。

 

このように私たちの身の回りでパーム油という「見えない油」が普通に使われ、そのパーム油が生産されることで多くのオランウータンが犠牲となっているのです。

 

そこで私たちは、6つのNGO団体が組織するネットワーク「プランテーション・ウォッチ」として、アブラヤシをはじめとする大規模農園開発のもたらす問題への取り組みを進めています。私たちの暮らしとも深いつながりのあるパーム油に警鐘を鳴らすことで、インドネシアのオランウータンとの関係を多くの人が知り、この問題を考えるきっかけとなってほしいです。

 

パーム油のことを知るサイト「あぶない油の話」はこちら

http://plantation-watch.org/abunaiabura/

 

違法なプランテーション開発で焼け野原となった森林

 

オランウータンとその生息地を守るための活動を行う団体としては、唯一インドネシア生まれのCOP(Centre for Orangutan Protection)を支援します。

 

数年前、私たちはパーム油の問題について議論する場で「オランウータン保護センター(COP)」のメンバーと出会い、問題を解決したいメンバーの熱い想いに触れ、何か連携できることはないかと思ったことがプロジェクトのきっかけです。

 

被害にあったオランウターンを救出するCOPスタッフたち

 

現地では、様々な団体によりオランウータンの保護活動が実施されています。しかし、リハビリセンターに1,000頭ものオランウータンが保護されている一方で、野生復帰に必要な森林は減少の一途を辿っており、これらの活動は対症療法に過ぎないというジレンマがあります。

 

保護されたオランウータンとCOPスタッフ
幸運にも救出されたオランウータン

 

そのような状況を打開するため、COPではオランウータンの救助・保護活動だけでなく、問題の根源となる違法なプランテーション開発への働きかけなど、総合的なアプローチを行っています。

 

COPのウェブサイト(英語/インドネシア語)はこちら

http://orangutanprotection.com/

 

 

現在、COPが運営しているリハビリセンターでは、20頭のオランウータンが保護されていますが、30,000円あればオランウータン1頭の一か月分の食費を賄うことができます。20,000円あればオランウータンの救助に取り組むスタッフの一か月分の活動費用を賄うことができます。

 

また、野生に戻る準備ができたオランウータンは、人からのウイルス感染などがないか調べるため一か月間のメディカルチェック期間を経て、保護区に指定された森林へリリースされます。これらメディカルチェック、輸送、リリース後のモニタリングを含め、1頭のオランウータンをリリースするために100,000円の費用が必要です。

 

森林保護地帯に移動するのを待つオランウータンたち

 

COPでは若いメンバーが中心となり日々活動しています。私たちは違法なプランテーション開発に立ち向かい、オランウータンの救助・保護活動を行うCOPの活動を全面的にサポートしていきたいと思います。皆さまからのご支援はすべてCOPの活動資金とそれにかかわる諸経費として使わせていただく予定です。

 

森で子供たちへの教育活動
子供たちに森の現状を話すCOPスタッフ。彼らは教育活動にも熱心だ。
COPスタッフの話に聞き入る子供たち。彼らが未来への希望!

 

オランウータンに残された数少ない森林。その破壊を食い止める手助けをしたい!

皆さま、ご支援よろしくお願い致します!

 

オランウータンはインドネシア語で『森の人』。木の上を自由に移動する姿がよく似合う。
絶滅の危機に瀕しているオランウータンを守るため、ご支援よろしくお願い致します!

 

 


最新の新着情報