こびナビのクラウドファンディングに多大なご支援をくださり、ありがとうございます。

 

2019年末に新型コロナウイルス感染症の最初の報告があり、2020年3月にはWHOがパンデミックと宣言、同年中にワクチンの臨床試験が行われ、アメリカでは2020年12月から医療従事者に対するワクチン接種が開始されました。そんな中で、SNSではしばしばみられるワクチンに関する「不正確な情報」、これが日本においてはメディア報道でもそういった論調がみられました。この状況により、日本のワクチン接種状況が世界に大きく取り残されるようなことにもなりかねず、ひいては多くの人の健康や命が奪われることになりかねないと危機感を覚えて、何の後ろ盾もありませんでしたが、まさに有志で立ち上げたプロジェクトでした。

こんな私たちに、金銭的のみならず、情報を周りに拡げてくださるなど、様々な形で多くの方がご支援くださり、今も沢山の応援をいただいていることに、深く感謝申し上げます。

いつも申し上げていることではありますが、クラウドファンディングにご協力くださっている時点で、みなさまご自身は既に正確な情報に辿り着いていらしたのであり、これへのご支援は純粋に利他の行い以外の何ものでもないと感嘆せずにはいられません。

 

非常に大きなご支援をいただき、無駄にしてはならないとメンバー一同よく相談しながら、様々な施策を行ってきました。一つの大きな成果として、みなさまにお約束していたガイドブックを完成させることができました。こちらは、ワクチンの仕組みからQ&Aを含みながら、多くの方の目に留まり、親しんでいただけるようなものになったのではないかと感じております。35の自治体や団体の依頼を受け、4.5万部の配布に至りました。

クラウドファンディングのリターンとして「リーフレットデータの送付」の対象となる方には、先行してデータの配布をいたしましたが、皆様のご理解をいただき、その後、同データを広く一般公開させていただけたことに重ね重ね感謝申し上げます。

 

まもなく1年の活動になりますが、まだまだ至らぬところも多く、たくさんの応援の一方で、厳しいご指摘をいただく点も多々あります。皆様のお声を真摯に受け止めながら、一人でも多くの方のお役に立てるように活動を続けて参ります。現在、変異ウイルスやブースター接種、小児への接種などに関しての情報提供を求める声が多く寄せられており、2022年に繰り越しましたご支援金を引き続き使わせていただいて取り組んで参ります。

 

当初、プロジェクトの終了を2021年12月末日と設定しておりましたので、一つの区切りとしてご報告させていただきます。前述の通り情勢を鑑みて、活動を継続いたしますが、組織の新陳代謝をはかる意味で吉村健佑が2021年いっぱいで代表を退任、2022年は岡田玲緒奈が新たに代表を務めさせていただきます。吉村は引き続き幹事としてこびナビの活動を継続して参ります。これに関してはSNS等 各所でお伝えしているところではございますが、この場をお借りしてクラウドファンディングのご支援者様にお伝えさせていただきます。

 

重ね重ね、皆様の変わらぬご支援に感謝いたします。今後とも是非応援やアドバイスのほど、よろしくお願いいたします。

 

2022年1月7日　こびナビ代表　岡田玲緒奈

 

収支報告

収入

項目	金額	備考
クラウドファンディング	¥30,325,000
合計	¥30,325,000

 

支出

項目	金額	備考
クラウドファンディング 手数料・消費税	¥5,670,775
設立発表・記者会見経費	¥265,097	チラシ・イラスト等
クラウドファンディング ページデザイン費	¥47,300
ウェブサイト運営費	¥1,870,133	ウェブデザイン、コーディング、バナー作成、 サイト企画等
交通広告費	¥2,735,920	Get Backキャンペーン広告
マンガ大賞運営費	¥811,790	撮影、編集、デザイン、賞金等
新型コロナワクチン ガイドブック作成費	¥7,844,866	デザイン、編集、印刷、発送料
ポスター費	¥99,790	接種呼びかけポスター
接種会場用動画作成費	¥55,000
臨床免疫学会経費	¥46,590	ポスター、レンタルPCモニター等
事務運営費	¥336,729	雑費、振込手数料等
団体運営費	¥605,820	一般社団法人登記申請費、ZOOM固定費、 電話代行等
人件費	¥287,641	事務補佐員給与
税理士費用	¥198,000
交通費	¥118,640
国税	¥669,110
合計	¥21,663,201