生活に必要な外出ができない人へ。外出支援を無償で提供したい!

生活に必要な外出ができない人へ。外出支援を無償で提供したい!

支援総額

883,000

目標金額 1,400,000円

支援者
103人
募集終了日
2020年6月24日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

交通弱者2,000万人を救う。
病や障がいがあっても外出できる世の中を。

 

新型コロナウイルスにより、不要不急の外出を控える中、社会生活に必要な通院や買物さえもできない方々がいます。外出するときに、誰かの助けが必要な方。そういった交通弱者と言われる方々を支援する必要があります。

 

また新型コロナウイルスの影響により介護事業所が休止となり、デイサービスなどを使用することができず、ストレスや生活不活発病のリスクが高まっている小児や高齢者、障がい者などがいます。

 

そういった方々の散歩や生活必需品の買物といった外出支援の課題があります。

 

 

混雑する東京に、世界中から、多くの方が訪れることになった時に、病や障がいを持つ方は、一人で移動できなかったり、移動中に医療処置が必要になったり、急変時の対応が必要になったりすることがあります。

 

そういった方々は、新型コロナウイルスの感染や重症化のリスクがあるため、感染症対策の知識や技術を持つ看護師や介護士などが付き添うことへのニーズがあります。しかし実際は、医療介護従事者の人手不足という社会的課題もあるのです。


そこで、新型コロナウイルス感染症と、外出が抑制され、外出が促進される2020年から2021年に、病や障がいがあっても安心して外出できる世の中をレガシーにすべく、交通医療(Mobility Healthcare)サービス「ドコケア」を立ち上げました。

 

高齢者の交通事故や医療的ケア児の通学問題、重度障害者の通勤問題など、「移動する権利」を公共交通機関や公的サービスだけではカバーできていません。

 

今回クラウドファンディングに挑戦し、ご支援いただいた資金で、緊急事態宣言解除後に交通医療サービス「ドコケア」を使った外出支援を、100名の方に無償提供いたします。

 

外出支援が必要な方々の存在を皆さんに広く伝え、支持してくださる方々のサポートもいただきながら、コロナと共存して、病や障がいがあっても、自由に安全な外出ができる共生社会を皆さんと作りたい!

 

ご支援、応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

外出自粛...でも、外出支援が必要な人がいる!

 

はじめまして、ケアプロ株式会社代表 川添 高志(看護師・保健師)です。

 

ケアプロは、看護師や保健師、介護福祉士、ケアマネジャー、理学療法士など100名程度の会社です。

病院での勤務を経て、2007年12月に創業し、リーマンショックの時に「健診弱者3,600万人を救うワンコイン健診(現:セルフ健康チェック)」を開発し、東日本大震災の時は「看取り難民30万人を救う24時間365日訪問看護」を開発。現在も展開しています。

 

 

ケアプロ訪問看護ステーション東京では、2,000名以上の方々の在宅療養支援をしてきましたが、「がん末期で酸素カニューレもしているけど最期に家族に会うために故郷に新幹線で戻りたい」「難病で車椅子だけど全国出張に行きたい」といったことがありました。


しかし一方、「外出は諦めている」「桜を何年も見ていない」といった声を聞きます。

 

そのような中で、看護師たちは「ボランティアでもやりたい」「勤務外に一緒に地域活動に利用者様と行きたい」ということがありました。

 

訪問看護利用者だけでも月69万人おり、小児から成人、高齢者まで、気管カニューレや人工肛門、呼吸器、酸素、中心静脈栄養、導尿、疼痛、褥瘡などのケアをしながら生活しています。(参照:厚生労働省参考資料

 

また、令和に入り、高齢者が交通事故を起こしたり、重度障がいで参議院議員になられた方のことがニュースとして社会的な注目を集めています。

 

既存の公的移動支援(通院や通学など)では対応していない外出や通勤、旅行などの現状や課題を調査し、打開策がないかを検討する必要がありました。

 

しかし、医療介護福祉人材も不足しています。

そこで、医療介護福祉の資格を持っている方や一般の方でも介護技術がある方が、隙間時間にUberのようにして、生活に必要な買物や通院、ストレス解消や運動不足解消のための散歩などの外出支援をするプラットフォーム「ドコケア」を作ることにしました。

 

 

ドコケアとは

 

ドコケアとは、移動に介助が必要な方と、隙間時間に誰かの移動をお手伝いしたい方とをつなぐマッチングサイトです。

 

実際に依頼をするのは、スマートフォンなどを取り扱えるご家族(依頼者)であることが多いですが

「どこかに出かけるのに誰かの手助けが要る。」そんな時にスマホで看護師などを予約するシステムです。

 

 

介助をする方は、普段のお仕事とは別に副業で、外出支援をしていただきます。

 

コロナ禍の中、「誰かの役に立つことがしたい。けれど何をしたら良いのか分からない。」

 

そう考えている方は、少なくないと思います。

 

生活に必要な外出さえできずに困っている人がいます。そんな方々をつなぐのが、交通医療サービス「ドコケア」です。

 

 

ドコケアでできること

 

介護保険や医療保険でも、もちろん移動支援はありますが、こういった公的移動支援には、制限があるのです。

 

例えば、以下の外出は公的移動支援では、行えません。

 

・通勤、営業活動などの経済活動に係る外出

 通年かつ長期にわたる外出及び社会通念上適当でない外出は除きます。

 

・日用品以外の買い物・外食・通勤・趣味・冠婚葬祭・地域行事への参加
 

・居宅を含まない目的地間の外出介助

 自宅近くの駅で待ち合わせて病院まで行くなどは、対象になりません。

 

・病院内の介助

 院内介助は、医療保険で提供されるサービスであるため、病院スタッフが対応するのが基本です。

 

・受診中の待ち時間

 院内での待ち時間や診療室内等での介助などは、サービス提供時間に含まれません。

 

・入退院

 入退院時の付き添いは、家族などの対応範囲となるため、原則、訪問介護の対象外です。

 

・家族の同乗

 介助が必要なサービスという位置づけのため、家族は、原則、同乗できません。


しかし「ドコケア」なら、公的支援の制限なく、自由に外出することが可能です。「ドコケア」だからできる安全・安心な移動支援があります。

 

 

ドコケア体験者の声

 

以前、ドコケア体験をしていただいた、まさおくんのご家族に、新型コロナウイルスの影響で、実際どのようなことに困っているかお話しを伺いました。

 

<まさおくんのお母様の声>

 

新型コロナウイルスが拡大し、外出自粛をするようになってから、かなり期間が経ちます。

我が家は3人きょうだい。

 

外に出ないと、子どもたちのストレスが溜まってきているのを感じるので、天気がいい日は自転車に乗ったりして散歩をしています。

 

ただ、まさおは呼吸器疾患があり、感染すると肺炎になってしまうため、人の多いところは避け、レジャーの予定も全てキャンセル。

 

自宅への出入りも極力抑えたいので、週3回の訪問看護もお休みし、月1回一箇所の事業所のみの訪問で、その際も健康状態の確認のみの短時間でお願いしています。 体調が悪く急遽薬を処方して欲しいときは、小児科に電話のみで薬を届けてもらえるようにしています。

 

以前「ドコケア」では近所の介護士さんと、近くの公園の散歩をしましたが、 今、必要な外出は、毎回ヘルパーさんに同行してもらっている、4週間毎の気管カニューレ交換と、2か月毎の胃ろうの交換のための小児科受診です。

 

まさおは、まだ分からず、いろいろなところを触るので、消毒や注意はしていますが、不安です。

 

我が家は家族が付き添えるので、外出できていますが 、新型コロナウイルスによる外出自粛により、収入に影響している方も多いと思うので、必要としている方が無料で支援いただけることは、ありがたいことだと思います。

 

<まさおくんの介助者Sさんの声>

 

以前まさおくんと「ドコケア」で外出した時は、まだ新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出る前であったため、人を避けつつ近所の公園を散歩しました。

 

医療的ケア児は、普段から気管吸引や注入、服薬などのケアがあり、時間に追われているお母様お父様も多いです。

 

新型コロナウイルスの影響で、感染リスクをおそれ、生活に必要な外出もままならないご家庭が、とてもたくさんあります。また、なかなか外に出ることができず、毎日の医療的ケアに神経を使い、疲れてきているご家族も見受けられます。

 

そういったご家庭にできる支援が無料であれば、介助者としても誘いやすいです。

 

また、もしもの時のために保険もついているので、安心して外出できるのも良いと思いました。 新型コロナウイルスが落ち着いたら、たくさんの方の外出支援をして、みんなに笑顔になって欲しいです。

 

▷まさおくんのドコケア体験ムービーはこちら

 

 

他にも「ドコケア」の開発をしていると、生活に必要な最低限の外出すらもできず、困っている方々の声が多く寄せられています。

 

例えば...

・新型コロナウイルスの影響で、都道府県をまたいで実家に帰ることもできず、遠くの家族に介護ができない方

・日本に介護が必要な家族が居るが、海外に居て介護ができない方

・自分自身が濃厚接触者や陽性者となって、家族の介護ができない方

・介護事業者の休止で、介護サービスが使えなくなった方

・ダブルケアなどで、ストレスがたまり、レスパイトニーズや虐待リスクがある方

・新型コロナウイルスの影響で、ご自身が外出できず、運動機能や認知機能など心身共に活力が低下してしまっている方

 

こういった方々をドコケアの仕組みを活用してご支援したい。

そう思い、本プロジェクトを立ち上げました。

 

プロジェクト内容

 

今回ご支援いただいた資金で、外出支援が必要な方にドコケアをご提供いたします。緊急事態宣言解除後に移動支援希望者を募集し、当選した100名の方にご案内させていただきます。

 

<ご支援する対象>

 

・依頼される方は、利用される本人である必要はありません(海外の家族なども可能です)

・医療介護情報などをドコケアに登録していただいた方

・ドコケアに登録している介助者とのマッチングができる方(今後登録する方も可能です)

・利用地域は、日本国内(家族などが依頼される場所は海外も可能です)

 

現在ドコケアの介助者として、日本各地で看護師などにご登録していただいています。学生や英語が得意な方、難病や医療的ケアが得意な方、さまざまな方がいます。医療行為は、必要な資格がある方のみが可能です。(医師の指示書も必要)

 

今回のプロジェクトで、顔なじみの看護師さん、介護士さん、ケアマネさんに移動支援してほしいという時は、ぜひ、ドコケア介助者にご登録いただけるか確認してもらえると嬉しいです!

 

<新型コロナウイルス対策>

 

・食事介助や口腔ケアなどでは特に感染リスクがあるため、医療介護福祉の専門家である介助者には適切な予防策をとっていただきます

・政府や自治体の情報も踏まえ、外出する範囲や場所を決めていただきます

 

<プロジェクトスケジュール>

 

5/20〜6/24:クラウドファンディングによる支援募集

目標寄付金額達成次第:外出支援申込開始

6月末頃:当選者が100名に達した時点で、外出支援申込は締め切ります。

 ※外出支援申込の締め切りは、ドコケアHP等でお知らせします。

 ※抽選の発表は、ご当選者の方へのご当選の通知をもって発表に代えさせて頂きます。

6/4~8/中旬:外出予約

 ※外出の1週間前までを目安に、予約を行ってください。

6/25~8/31予定:外出実施(外出料金を当選者の方が一度支払い)

外出後1週間程度:外出後のアンケートをドコケア事務局へ提出

アンケート提出から1週間程度:外出にかかった実際の料金をお返し

9月:プロジェクトの報告

 

 

<ご支援金の使い道>

 

・75万円:介助して下さる方への依頼料金(ドコケアの介助料1,500円~4,000円/時間で最大4時間分の介助料を無償提供します )

・25万円:介助者の損害保険料や支払い時の決済手数料、予約システム利用料

・14万円:本プロジェクトの当選受付やアンケート、報告作業の人件費

・26万円:クラウドファンディング利用料(目標金額140万円達成時)

※目標以上の支援金が集まった場合は、支援人数を増やします。

 

自由に安全な外出ができる共生社会を。

 

医療介護福祉業界の関係者だけでなく、それ以外の方々の支えが必要だと感じています。また「支えたいと思っているけれど、やるべきことが分からない」 という方の存在も、今回の新型コロナウイルスの流行で、浮彫になりました。

 

医療介護福祉業界の人で不足も相まって、こういった方々と共生することが大切だと感じています。


サービス開始初期は、訪問看護や訪問介護、病院や介護施設などで働いている看護師などが、顔見知りの患者や利用者に対して、休みの日などに副業で外出支援をすることを想定しています。徐々に、資格を持っていない医療福祉系の学生や地域活動をされている様々な方に医療行為が必要ない方の介助を行っていただきます。

 

コロナと共存して、病や障がいがあっても、自由に安全な外出ができる共生社会を皆さんと作りたい。

 

そして、交通弱者やその家族が、これまで我慢してきたことやできなかったことが、もっと手軽にできると知っていただきたいです。

 

また、自分の隙間時間や介助技術、思いやりが、誰かを笑顔にできることを体験していただきたいです。介助者になることは、医療介護福祉業界の人手不足にも貢献するので、登録している方をお待ちしています。

 

0円の支援として「ドコケア」介助者として登録もお願いしております。

詳しくはこちら:https://app.dococare.com/care_givers/sign_up?_ga=2.200671214.1378867571.1589154432-1837932806.1580445424

 

ご支援、応援よろしくお願いいたします。

 

 

応援メッセージ

 

特定非営利活動法人エティック代表理事 宮城治男

助けあい社会を仕組みにする挑戦 応援してます!


株式会社リコー 執行役員・サステナビリティ推進本部 本部長 鈴木美佳子 様

地域の買い物弱者などを支援する仕組み!!社員みんなで応援します!!


慶應義塾大学 看護医療学部 教授 深堀浩樹 様 / 教授 杉山大典 様 / 准教授 宮川祥子 様

困難な状況の方々の生活を支える活動に期待します。

一般社団法人アショカ・ジャパン代表理事 渡邊奈々 様

一人ひとりが足りないことを補い変える担い手になることが、新しい現実の基準となって行くでしょう 

WHILL株式会社 代表取締役兼CEO 杉江理 様

このサービスを通して必要な外出が確保されることを応援します


株式会社でぃぐにてぃ 代表取締役 吉田真一 様

新しい社会から障害者が取り残されない挑戦、熱烈応援!


参議院議員 石田昌宏 様

“行きたくてもできない”を“できる”にする専門職のサポートに期待しています! 


本プロジェクトのリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

1982年生まれ。 2005年慶應義塾大学看護医療学部卒業。 経営コンサルティング会社や東京大学医学部付属病院、全国訪問看護事業協会で勤務。 2007年ケアプロ株式会社創業。 アショカフェロー、日本看護管理学会理事、日本在宅看護学会理事、日本看護協会「2040年を見据えた看護のあり方検討委員会」委員、世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパー等に選出

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リターン

3,000


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【外出支援が必要な方に贈る】ドコケアシルバーサポーター

お出かけ1時間相当の外出支援を必要な方にギフトするリターンです。

▷御礼のメール
▷キャンペーン報告(PDF)
▷皆さんのお出かけの様子をまとめたポストカード(PDF)
▷【シルバーサポーター】としてドコケアHPの寄付者名簿へ記載(希望者された方のみ)

【ご注意事項】税制上の優遇措置対象にはなりません。

支援者
57人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

10,000


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【外出支援が必要な方に贈る】ドコケアゴールドサポーター

お出かけ3時間相当の外出支援を必要な方にギフトするリターンです。

▷御礼のメール
▷キャンペーン報告(PDF)
▷皆さんのお出かけの様子をまとめたポストカード(PDF)
▷【ゴールドサポーター】としてドコケアHPの寄付者名簿へ記載(希望者された方のみ)

【ご注意事項】税制上の優遇措置対象にはなりません。

支援者
43人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

50,000


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【外出支援が必要な方に贈る】ドコケアプラチナサポーター

お出かけ4時間相当4人分の外出支援を必要な方にギフトするリターンです。

▷御礼のメール
▷キャンペーン報告(PDF)
▷皆さんのお出かけの様子をまとめたポストカード(PDF)
▷【プラチナサポーター】としてドコケアHPの寄付者名簿へ記載(希望者された方のみ)

【ご注意事項】税制上の優遇措置対象にはなりません。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

プロフィール

1982年生まれ。 2005年慶應義塾大学看護医療学部卒業。 経営コンサルティング会社や東京大学医学部付属病院、全国訪問看護事業協会で勤務。 2007年ケアプロ株式会社創業。 アショカフェロー、日本看護管理学会理事、日本在宅看護学会理事、日本看護協会「2040年を見据えた看護のあり方検討委員会」委員、世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパー等に選出

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