松本からクラフトフェアやクラフトピクニックの灯を消したくない

支援総額

2,899,000

目標金額 2,400,000円

支援者
272人
募集終了日
2020年10月30日

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プロジェクト本文

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■ 目標達成のお礼とネクストゴールについて ■

 

皆さまのあたたかいご支援のおかげで、残り9日というタイミングで、目標金額を達成することができました。頂いたご支援は、協会事務局の運営費用とクラフトフェア開催に向けた準備費用として大切に使わせていただきます!本当にありがとうございます。


このプロジェクトは2020年10月30日(金)午後11時までとなります。残りの期間で、次の目標となるネクストゴールを300万円と設定し、最後まで挑戦を続けたいと思います。
 

残りの期間中にいただくご支援は、今まで想定していなかった、イベント開催における新型コロナ感染対策の費用として、消毒薬、アームリングなど備品の購入や保健師さんの人件費などに充てたいと思っています。


少しでも安心して来場できるクラフトフェアの開催に向け、さらなるご支援をお願いいたします!

 

 

2020年10月22日追記

NPO法人松本クラフト推進協会

 

 

クラフトの楽しさを伝え続けて35年。
これからも作り手と使い手を繋いでいきたい。

 

はじめまして。NPO法人松本クラフト推進協会です。私たちは、長野県松本市にある「あがたの森公園」を会場として、1985年に日本で最初にクラフトフェアを開催し、それ以来、全国のクラフト作品を展示販売する「クラフトフェアまつもと」を開催してきました。また、ワークショップを中心としたイベント「クラフトピクニック」も開催し、子どもたちにもクラフトの楽しさを伝えてきました。

 

イベントの開催を通して、作り手と使い手を繋ぎ、また地元松本市からも多くのサポートをいただき、たくさんの方を巻き込んで活動を続けてきました。

 

これまで一度もイベントを中止・延期をしたことはありませんでしたが、今年、新型コロナウイルスの感染防止のため、イベントがすべて中止となりました。このままでは協会の運営も難しくなり、活動存続ができなくなります。

 

今後も活動を継続し、クラフトの良さを伝え続けていくために今回プロジェクトを立ち上げました。皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

作家の方々に発表の場を作りたい。
現在では、全国から5万人前後の方々が来場します。


36年前、松本市や安曇野周辺には個人工房を構えるクラフト作家が増えていました。多くが県外からの移住者でしたが発表の場がなく、収入も少ない作家がほとんどでしたが訓練学校や大きな工房でのつながりがありました。そんな中、海外で屋外クラフトイベントを体験してきた者が、松本でも屋外フェアができるのではないかと提案があり、話し合いや署名活動の末、市内の「あがたの森公園」を借りることができ、フィールドエキシビジョンと販売を付随行為とした「クラフトフェアまつもと」がスタートしました。

 

 

この時の実行委員会のメンバーを中心に3年後「松本クラフト推進協会」を立ち上げ、作り手同士の交流や作り手と使い手をつなぐ活動を続けてきました。

 

「クラフトフェアまつもと」では全国から応募をいただいた1000名以上の作家さんを素材ごとに選考を行い、約250名ほどの作家さんに参加していただいてます。公園の中にテントが並び、その中はもちろん、芝生や公園内の空間を活かしながら作品が展示され、作家自身が作品を説明したり、来場者から作品の希望を伺ったりします。来場者数は、2012年は2日間で約72000人、近年は5万人前後の方がいらっしゃいます。

 

クラフトフェア会場
芝生会場には自由に張られたテントの中や木漏れ日の下に様々な素材の作品が並びます。

 

 

 

2002年からはワークショップを中心としたイベント「クラフトピクニック」もスタートさせました。次世代を担う子どもたちに、ものづくりの楽しさと多様性を体感してもらうのが目的です。

 

様々な素材の加工体験もできるクラフトピクニックは大人から子どもまで楽しめる秋のイベントです。

 

 

 

 

クラフトを通じて街の魅力を。
長野県松本市と一緒に歩んできました。

 

2004年には20周年を迎え、松本市美術館を会場にして「素と形」展とフェアの参加経験者を中心とした「セレクト40」展を同時開催しました。この年に、任意団体だった協会は「NPO法人松本クラフト推進協会」として再スタートしました。

 

2007年からは、松本市との共催で「工芸の五月」がスタート。公共の美術館博物館、市内を中心としたギャラリーなどにも協力してもらい、「工芸」という切り口で、松本の街を楽しんでもらうという企画です。これには、商店街や町内会などのみなさんからも自主的に企画を出していただき、松本の街の魅力を改めて知るきっかけにもなりました。

 

工芸の五月
工芸の五月  大曽根俊輔による乾漆の動物たち  カバのいるせせらぎ
工芸の五月
工芸の五月  異形の宴 めばえのかたち
工芸の五月
工芸の五月  池上喫水社 水出しコーヒーのインスタレーション
工芸の五月
工芸の五月  美術館庭での子ども椅子展

 

工芸の五月のクライマックスとなるクラフトフェアは毎年5月の最終土日に開催され、その来場者の6割が県外の方で、開催期間中、市内の宿泊施設はほぼ満室になります。来場者の中には、次の年の宿泊の予約をしていく方もおられ、観光スポットや飲食・お土産関係のお店にも多くの方が来てくださります。ギャラリーの中には年間売上げの半分がフェアの2日間という方もおられます。商店街の皆さんには毎年感謝の言葉をいただき恐縮しています。

 

工芸の五月
工芸の五月  左官の体験 土壁を作ろう

 

工芸の五月  五月の宵祭 商店と工芸  自分で染付けしてその場で「盃」を焼きあげます。​​​

 

 

また、クラフトピクニックは市内の小学校すべてに案内を送っているので、地元の子どもたちがたくさん参加してくれます。間近で見る本格的な技、また体験を通して工芸への親しみを感じてもらえるきっかけの場となっています。

 

こうした街の活性化への貢献も認められ、2008年には「松本市文化芸術表彰功労賞」、翌年には「信州ブランドアワード長野県知事賞」、2016年には公益財団法人信毎文化事業財団より「信毎選賞」を拝受しました。2014年には30周年を迎え、それまでの歩みを『ウォーキングウィズクラフト』という本にまとめました。

 

一連のクラフトイベントは、松本の街や人と共につくりあげ、育ててきたプロジェクトといっても過言ではありません。

 

 

イベントがクラフト作家の出会い、チャンスを広げる場に。

 

出展者の皆さんは狭き門を通ってこられたプロの方たちですが、我々の35年の歴史も理解され、会場で発表できることを誇りに思ってくださる作家さんが多くいます。全国から集まる作家さんたち同士の交流が広がり、新しい発想や技術との出会いにつながり、刺激の場にもなっています。

 

また、全国からギャラリストやバイヤー、クラフトショップなどのスタッフも多く訪れ、若手の作家さんを中心に声をかけていかれます。ここをきっかけとして、全国に発表の場を広げられるチャンスになることも珍しくありません。

 

工芸の五月  五月の宵祭 商店と工芸​​​

 

販売目的が主ではない秋のクラフトピクニックでは、個々の作家さんとしてはあまり売り上げは望めません。それでも毎年県外から参加して下さる作家さんもいるのは、次世代にモノを作る面白さや天然素材の大切さを伝えていきたいという熱意を持った作り手がたくさんいるからです。

 

そして作り手側も与えるだけではなく、ワークショップを通じて使い手とコミュニケーションを図り、それがまた作品作りにフィードバックされていくのです。

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大により協会の運営が困難に。
活動継続のために、ご支援をお願いいたします。

 

協会のスタート当初はクラフトフェアを開催することだけを目的としていたため、協会の実質的な活動期間は限られていましたが、その後秋のイベントも含め対外的な対応も増えたため、通年の活動拠点として事務所も設け、専属の事務スタッフも置くようになりました。

 

我々の年間の収入源は主にクラフトフェアへの作家さんたちの応募費、参加費、名簿を含めた冊子への広告費などです。しかし、今年、新型コロナウイルスの感染拡大により、工芸の五月、クラフトフェア、クラフトピクニック等、我々の関係するイベントがすべて中止となりました。これに伴い、お預かり状態の参加費も経費を除き返金することになりました。準備していた発行物やマップも使えず、それに伴う広告費もいただけません。


活動内容は理事会や実行委員会のメンバーが企画立案し、実行しており、経費以外はボランティアで動いていますが、事務所の家賃やスタッフの人件費など、最低限の運営費は必要となります。資産を持たない協会としては、このままでは今まで通りの運営や事務所等の管理も難しくなり、協会自体の活動継続ができなくなります。

 

そこで今回プロジェクトを立ち上げ、皆様にご支援のお願いをさせていただくことにしました。

 

ヒマラヤ杉に抱かれるように芝生の広場が広がる、あがたの森と仲間たち


 

コロナにめげることなく、クラフトの可能性を追求していきたい。

 

皆様からいただいたご支援は、次回のイベントまでの様々な準備はもちろん、このような環境でもできる作家支援の企画を始動していきたいと思います。

 

作家さんの作品を五感で楽しんでいただけるフェアを目指したいと思っていますが、現在の状況が
続くと今まで通りの開催の形ではうまくいかないかもしれません。展示方法や制限を設けた会場環境
を考えていくようになるでしょう。さらにこの機会を活かし、非接触型の企画も考えています。


今まで発行してきた冊子参考に、感染防止の対策をとりながらの工房訪問や制作風景などの動画配信、
規模を押さえた企画展やワークショップの開催などを模索しています。また今年の参加予定だった作家
さんたちの仕事や思いを集め、我々のホームページなどを使い発信していきたいとも思っています。

 

イベントを楽しく続けていくことが一番かと思いますが、今まで培ってきた経験や作家さんたちとのつながりを活かし、教育や福祉の中にも我々の活動を組み入れていくことも大事になってくると感じています。手探りながら、そんな地域の課題にも違う切り口で提案できる団体になりたいと思います。

 

この新型コロナウイルスとの戦いが落ち着き、笑顔でどこにでも行き来できる暮らしが戻りましたら、あがたの森に全国からの作家が集い、暮らしを刺激する作品を並べて皆様のご来場をお待ちします。そして、今まで続けてきたように「つくる人」と「つかいたい人」さらには「これから何かを作りたい人」をつなぎサポートしていく活動を続けていきます。

 

皆様の温かいご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

◆ メンバーの紹介 ◆

 

伊藤博敏(代表理事)

伊藤

松本クラフト推進協会は、町内会から海外まで多くの皆さんに支えられて今までやってこられました。作品に触れ、会話を交わしながら暮らしのヒントを探し手に入れる「クラフトフェアまつもと」、様々な素材から生まれる作品を心躍らせながら制作体験できる「クラフトピクニック」。そんな本来の姿に戻れる日を願ってやみません。応援よろしくお願いします。

 

小田時男(理事)

The life with crafts in with Corona. 新型コロナ感染拡大によって変わる私たちの生活スタイル。 人と人の触れ合いの形を変化。 そんな中で、作り手の想いが伝わるクラフト作品が、私たちの生活を豊かにしてくれます。 私たちクラフト推進協会では、そんな思いの作り手と使い手の橋渡しをすることを推し進めて行きます。 Our life with crafts in the with Corona.

 

花塚光弘(理事)

 

あがたの森の、のんびりとした雰囲気の中で、初めて自分の作ったモノを芝生の上に並べて、見てくれる人がいるとドキドキして…。今でも 良く覚えています。僕が長野に来たのは 28年前。その前から続いている「クラフトフェアまつもと」。これから モノを作り始める人にも、初めて松本の街に見に来る人にも、このあがたの森の自由でのんびりした雰囲気を残していけたらと思います。応援よろしくお願い致します。

 

 

北原沙知子(事務スタッフ)

当協会の事務所は “クラフトステーション”と呼ばれています。それは、様々な人や出来事、文化がつながっていく場であることを意味している、と感じています。この場から生まれた数々の連帯を、途絶えさせることなく次の世代に繋いでいけますように。活動を続けていくためのご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

◆ 応援メッセージ ◆

 

三村隆彦(人形店店主)

今ではすっかり松本の名物となった「クラフトフェアまつもと」と「クラフトピクニック」。この二つの催事を目指し、クラフトに興味のある皆様が全国各地から大勢来松。私どもの店についでに寄ってくださる他県のお客様との交流も楽しく、素敵なひとときを過ごしておりました。今年はコロナ禍で中止とのこと。収束後には、是非今まで通り開催され末永く続きますことを切に願いご協力させていただきたいと思います。

 

 

山口敦子(ライター)

山口 

松本が「クラフトの街」と呼ばれるのは35年前、クラフトフェアがここで始まり、そして続いてきたから。作り手が集い、思いを交わしてきたからこそ、深まり、広がったのだと思います。工芸の五月もフェアもない、今年の5月は静かで寂しいものでした。来年、そしてこの先もずっと、松本が「クラフトの街」でありますように。

 

指田哲生(木工作家)

35年前クラフトフェアは始まったテーマは「自然と人間豊かな出会い」だった。その言葉どおり人と人の出会い、人と物、作り手と使い手、あがたの森の自然、様々な豊かな出会いを生んできた。それが突然断たれてしまった。この出会いを取り戻せないのか?必ず取り戻して欲しい、それが文化なのだから。

 

永木卓 (ガラス作家)

僕が今よりもさらにかけ出しの作家の頃から、松本クラフト推進協会、そして協会の活動に関わる皆さんには、温かく、細やかな視点で、様々な企画を通じて作ることに向き合える機会・成長できる機会を与えていただきました。 松本がこれからも作り手が成長できる環境であれるよう、松本クラフト推進協会が培ってきたことがつつがなく続いていく事を心から願い、応援しています。

 

倉沢聡(都市計画家  交通対策担当)

松本クラフト推進協会は、日本におけるクラフトフェアの嚆矢となったクラフトフェアまつもと、クラフトピクニック、工芸の五月など松本や信州の工芸はもちろん、全国のクラフトを紹介する機会、作り手と使い手の交流の場、新たな創造の刺激を得られるような交流を生み出す企画の実施に努力してきました。コロナ禍でも推進協会の活動の役割はとても大切だと考え活動を続けています。工芸文化を広げる、楽しめるようなこのような活動を今後とも続け、充実させていくために、工芸ファンの皆さん、クラフトフェアのファンの皆さん、松本や信州が好きな皆さんの応援を是非ともよろしくお願いいたします。

 


本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

松本クラフト推進協会は、もの作りの喜びを多くの方々に知っていただくことを目的に1987年に発足しました。毎年たくさんの方々にご参加頂いている『クラフトフェアまつもと』、『クラフトピクニック』 の主催等も含めて、ものを「つくる人」と「つかいたい人」、更には「これから何かをつくりたい人」を繋ぎサポートしていく活動を行っています。 2004年からはNPO法人としての認可を取得し、それまでの活動を通して得た経験やネットワークを生かした ワークショップの開催など社会教育活動にも積極的に取り組んでいます。

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リターン

3,000


感謝カード

感謝カード

クラフトフェアまつもとのカードとお礼状です。

申込数
48
在庫数
51
発送完了予定月
2020年11月

10,000


alt

協会の存続を応援コース

リターンのコストがあまりかからないため、いただいたご支援の多くをプロジェクト実施にあてさせていただきます。

・お礼のお手紙
・クラフトフェアまつもとのカード
・協会のwebサイトにお名前を掲載(ご希望者のみ)

※税制上の優遇措置はございませんので、ご了承ください。

申込数
56
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

3,000


感謝カード

感謝カード

クラフトフェアまつもとのカードとお礼状です。

申込数
48
在庫数
51
発送完了予定月
2020年11月

10,000


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協会の存続を応援コース

リターンのコストがあまりかからないため、いただいたご支援の多くをプロジェクト実施にあてさせていただきます。

・お礼のお手紙
・クラフトフェアまつもとのカード
・協会のwebサイトにお名前を掲載(ご希望者のみ)

※税制上の優遇措置はございませんので、ご了承ください。

申込数
56
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月
1 ~ 1/ 30

プロフィール

松本クラフト推進協会は、もの作りの喜びを多くの方々に知っていただくことを目的に1987年に発足しました。毎年たくさんの方々にご参加頂いている『クラフトフェアまつもと』、『クラフトピクニック』 の主催等も含めて、ものを「つくる人」と「つかいたい人」、更には「これから何かをつくりたい人」を繋ぎサポートしていく活動を行っています。 2004年からはNPO法人としての認可を取得し、それまでの活動を通して得た経験やネットワークを生かした ワークショップの開催など社会教育活動にも積極的に取り組んでいます。

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