タイの世界大会と村の小学校で和の心を人形劇で伝えたい

人形劇「からすたろう」の始まりは、ちょうど一年前の秋でした。

下の写真は、荒川区芸術文化振興財団（ACC)主催で行われた

４ヶ月間にわたる人形劇ワークショップの発表会風景。



今回タイツアーバージョンの原型となる作品です。

８割が生まれて初めて人形劇や舞台表現を経験した

総勢１１名の女性たちは、１７歳の高校生から６０代のマダムまで。

涙あり、笑いあり、また涙ありの濃厚な４ヶ月でした。

このオリジナルメンバーから３名、

ボランティア読み聞かせを行う絵本大好きなベーちゃん、

神奈川県から片道９０分かけて通う感性豊かなパット、

ウータビジョンという芸術創作団体の代表を務めるさじちゃん。

その後もグラシオブルオスタジオ主催のワークショップに参加し、

からだと感覚のワークを重ね、

６月のスタジオ公演を経て、

人形もいくつか作り、

昨年とは見違えるほどの人形遣いにぐんぐん成長しておられます。

去年との明確な違いは「息遣い」。

全身の毛穴をビンビンに開いて、

仲間と気を共有し合い、

息を合わせるその集中力は何とも美しいのであります。

また、「人形を遣う」という行為に関して

細かな質問がぐんと減りました。

私の投げかける無理難題に対し、

「まずは自分たちでやってみよう」

という姿勢で試行錯誤し、

ついには自分たちの力でその時の答えを見つけて来てくれます。

それでもモヤモヤが消えない時は、

稽古場中で自然に問題について考えています。

「（挙手）はい！この動線だったっらどう？」

（私）「それじゃあ次につながらないかなあ〜」

「分かった！ちびが・・・すれば〜なる！」

（私）「いいね！素晴らしい！」

といった具合で芝居がどんどん出来上がっていきます。笑


「ジブンハジブン、ヒトハヒト」

もとい、

「みんなのコトは、自分のコト」

(=グラシオブルオの理念：すべてのものは繋がっている）

として自然に考えられるのは、

このタイミングに出会い、

時間と経験と想いを共有し、

それぞれの理由のもと

同じ目的に向かう

一つのファミリーのようです。


先日、ご支援頂いた方より有り難いお言葉を頂戴しましたので、

共有させて頂きます：


「自分もプロジェクトの一部として参加する気持ちでおります」

ツアーメンバーの出会いもご縁ですが、

フェイスブックやツイッターでこのプロジェクトを知り、

気にかけてくださる方との出会いも何億分の一の貴重なご縁。

グラシオブルオは、ひとりひとりが

活き活きと生きられる世の中を目指し、

まずは自分たちが日々実践しながら

一歩づつ実現に向けて進みます。

そして、全力を傾注し、

世界８０カ国から集まる人々に向けて

想いの力を発信して参ります。

日本人として、

もしくは意識せずとも真剣勝負となれば、

どう転んでも日本人の味がでてしまいます　笑

このプロジェクトにご賛同いただけましたら是非、

「支援」というカタチで私たちとバンコクへご同行ください。

現地からの報告もこまめにいたします。

そして、１２月３日の限定ギフト公演で

特別な時間を共有頂ければ幸いです。

「このプロジェクトに支援する」

にクリック、どうぞ宜しくお願いします（_ _）