障害はぼくです！~書による童謡と絵の作品集からの発信~

▼自己紹介

18才の自閉症の息子をもつ高知県在住の母です。幼いころから、何をこの子に託してあげられるだろうと、試行錯誤しながら息子に寄り添ってきました。水泳や陸上など体を動かすことや、書道も小学2年生から続けてきました。小学校で出会った先生は、障害があるからと特別視はせず、出来そうなことにはとことん付き合ってくれました。書道もその1つで、1つの課題に対して、100枚近く書いていました。文字の美しさを競うというよりは、取り組んだ課程・忍耐力を養ってくれたように思います。地域の方々や息子を受け入れてくれた人たちからの温かい支援をもらいながら、成長していく息子の変化を見るにつけ、息子との時間を楽しむ自分に変化していることに気づきました。今では学生時代、一番苦手だったマラソンを、息子を追い立てるために始め、２人で1時間ほど/週1回ジョギングをしています。水泳の方は週3回ほど息子と泳ぎに行っています。書道は10年、20年先を見据えて、長く続けられる力になると取り組んでいます。

 

 

2021龍馬リレーマラソンに参加しました！（全体10位）

親子で聖火リレー、走ってきました！

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

2020年はコロナ禍に見舞われ、陸上・水泳・書道展示会・学校行事他　全てが中止となりました。そんな中でも、次の機会に目をむけて、粛々と練習を重ねてきました。常に挑戦しようとする気持ちを絶やすことなく、変化を受け入れ、できることを探す気持ちを発信していきたいと息子の作品集の出版を考えるようになりました。

コロナ自粛の中、どうせ中止になるからとか、怖いから、など心を閉ざしがちな風潮があることを感じていました。ひと労力はかかるものの、工夫をしながら、できる活動はあるはず、やってみようとする気持ちは、今まで私たちが取り組んできた障害があっても、活かす、生きる場面を探してみよう、実行してみようとする感覚に通じるものがありました。

この作品集を通して、やってみようと挑戦する気持ち、続けていくことの大切さ、柔軟な気持ちを感じてもらい、障害有無関係なく、みんな違って、みんないい！認め合うことで、秘められたエネルギーを発揮できるということを発信していきたいと思います。

 

↓難しい画数の漢字に挑戦しました。

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

「書による童謡と絵の作品集出版~自閉症児からの発信~」

 

近藤可連　作品集100冊出版

ご支援いただきましたものは印刷代・装丁代・編集代に充てさせていただきます。

 

コロナウィルス感染拡大の影響により、プロジェクトの実行・リターンの遅延が発生する場合があります。整い次第、順次準備し、対応をして参ります。遅延が発生しそうな場合は、メールなどで、進捗状況をお知らせし、ご支援いただく皆様には誠意をもって対応させていただきます。

 

万が一、作品集出版プロジェクトが中止になった場合には、代替えとして可連の絵をあしらったTシャツ作成に充てたいと考えております。↓Tシャツ例

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

◎障害があっても、特性を見出すことで、できることも見つけることができる！障害をもつお子さんをお持ちの保護者さま・関係者の方にも、型にはまりすぎず、自由に発想してもらいたい、背中を押す・見送る勇気を持ってもらいたい、そんな1例としての発信になりたいと思います。

 

◎障害特性を広く認知してもらい、その強みを活かしていこうと考えてもらえる社会・環境になることを願っての発信です。小さな波から大きな波につながるかもしれない...そうした思いも込めています。

 

 

 

▼プロジェクト終了要項
製作物    
書による童謡と絵のコラボ作品集（A4サイズ）
~障害はぼくです！特性を活かせる社会に向けて~

出版完了予定日    
2021/12/05

著者    
作品：近藤可連/編者：近藤亜矢

発行部数    
100部

その他    
自閉症の障害をもつ近藤可連による独自の世界観を発信していきます。