ギャンブル依存症の恐ろしさ 克服の実態を伝える映画を作りたい! 

ギャンブル依存症の恐ろしさ 克服の実態を伝える映画を作りたい! 

支援総額

3,086,000

目標金額 3,000,000円

支援者
29人
募集終了日
2016年9月28日

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プロジェクト本文

幸せな未来を守るために

全国に536万人いるギャンブル依存症の方々を救うために映画を作ります。

 

はじめまして、一般社団法人大崎大地代表、ギャンブル依存症問題コンサルタントの大崎大地です。私は自身の体験をもとに、10年前から依存症者本人とそのご家族の悩み相談サポートをするために全国を周っています。今まで3,000人以上の方(当事者家族を含む)のサポートをさせて頂きました。

 

今もなお、依存症により多額の借金、家庭崩壊、自殺、犯罪などに追い込まれた人々がたくさんいます。その現状を変えるために現在も活動を続けていますが、536万人もいる依存症の方々の社会復帰サポートを一人で行なっていくのは難しいです。

 

そのため今回皆様のお力をお借りし、「ドキュメンタリー映画」を通して、ギャンブル依存症の実態を社会に発信していくためにプロジェクトを立ち上げました。映画製作費は全体で700万以上かかります。その内の300万円が不足しています。どうかご協力お願い致します。

 

依存症から立ち上がった方(左)とその家族の方(右)との写真。笑顔を見せてくださる事が何よりも嬉しいです。

 

『ギャンブル依存症って自業自得じゃないの?』

いいえ、今となっては社会問題の一つとなっています。

 

ギャンブル依存症者は536万人(2014年9月厚労省発表)、その家族を含めると約2千万人もの人が依存症で苦しめられている実態があります。そしてギャンブル依存症の原因の94%がパチンコ・スロットによるものです。

 

本人の人格、性格、意志の問題ではなく、精神疾患の一種あり、作られた病気です。進行性の病で、本人も家族も尋常ではない苦悩を味わいます。しかし、日本ではほとんど何の救済策も講じられていないどころか、利権や癒着が優先され依存症者を増加させる方向にあると言わざるを得ない現状です。

 

6月11日【 スカパー!528ch 】 「真相はこうだ!桜便り」に出演させて頂いた際の写真。
東京都荒川区議会議員の小坂英二さんと一緒にお話させて頂きました。

 

私も昔、ギャンブル依存症で自殺未遂までしました。

 

若いころ自分自身では気付けなかったのですが、私は重度のギャンブル依存症でした。とても苦しいのに、自業自得なのではないかという意識から誰にも相談できない日々。結果、私は自殺未遂までし、あの時期は思い出したら震えてしまうほど苦しい毎日でした。

 

そんな私がギャンブル依存症から再起出来たのは、嫁と子どもからの「必ず生きて返ってきて。」というお言葉。家族の愛があったからです。家族への恩返しと、私と同じように苦しんだ人を救っていきたい。そう決めてから10年間、私はギャンブル依存症の方のために相談サポートや、講演会などをしてきました。

 

講演会時の写真。

 

2014年に出会った一人のギャンブル依存症の方とのお話

 

そんな活動をしていたある日、Mさんというギャンブル依存症の75歳の男性が相談にきました。通常相談に来るのは依存症の当事者ではなく、94%がその家族や親族のため、初めてお会いした時のことをいまでも鮮明に覚えています。

 

そのMさんが、うなだれながら「私は45年以上ギャンブルをやり続け、最近は退職金と所有のマンションをすべて手放してしまいました。半年前に離婚も・・・いまでは天涯孤独のような人生を送っています。」と自分の人生を語り始めました。

 

私はこの方の姿を見た瞬間に「この人をサポートし、社会復帰をさせる」と決意しました。なぜなら、このご年齢の方たちは、克服を諦められ、放置され、無縁社会の一員となってしまうケースが多いからです。

 

私はその後18ヶ月かけて学習、気付き、認知、決意、行動、克服、完全克服の習得サポート行い、すべてのギャンブルを断ち切ることができました。その後、お子さんとも復縁し、別れた奥様とマンションで暮らすようにもなりました。

 

私自身、彼を復帰させることが出来るか不安でしたが、何歳であっても、人生やり直せる事を証明出来たことはとても良い経験でした。何より一番嬉しかったのは、彼の奥様から「今は幸せです」。との感謝のお手紙が届いたことでした。

 

そう、ギャンブル依存症で困っているのは決して本人だけでは無いのです。

 

依存症を乗り越え、家族との絆を取り戻した方。今では家族ぐるみで仲が良いです。

 

そうして10年間3,000人以上の方と向き合ってきました。

しかし、私一人で出来る範囲は限られています。

 

 上記でお話したようにギャンブル依存症の方は536万人います。この中の一人でも多くの方を救っていくためには何をしていけば良いのだろうか。そのためには、このギャンブル依存症の克服の実態と背景を知ってもらわなければなりません。いろいろな方法のなかから、私が考えたのが、たくさんの方の心に訴えることが出来る映画でした。 この映画は、私の経験と実態調査を元に、ギャンブル依存症者とその家族たちの苦悩と克服を軸として、日本における依存症問題の実態を浮き彫りにします。

 

ギャンブル依存症に陥ってしまうのは、その人自身だけが悪いわけではありません。

 

ギャンブル依存症の真実を知ってほしい。

依存症の実態を伝える日本初のドキュメンタリー映画

<自己責任ゼロ(仮)>

 

この映画製作にあたっては、フィクション(ドラマ)かドキュメンタリーか、迷いました。最初は感情移入してもらいやすい手法として、役者の方々に演じてもらうドラマ形式で進めていましたが、具体化するにつれ、私たちが伝えたいギャンブル依存症の実態の本当に一部しか伝えられないことがわかってきました。

 

そこで、思い切って方向転換をし、ドキュメンタリーで依存症にまつわる現実をありのままに皆さんに見ていただくことに決めました。大崎大地本人の日々やインタビュー、依存症、その家族へのインタビュー、関係者への取材を通して、ギャンブル大国ニッポンと言われる我が国でいったい、何が起こっているのか、その真実をしっかりと、お伝えしたいと考えています。

 

依存症の真実を知ること、それが、私たちの幸せを守ることにつながります。

いいえ、知る権利があり、知っておかねばなりません。

 

このドキュメンタリーでは次のようなことを

皆さんに知っていただきたいと考えています。

 

1)日本では、いつ、誰でもなりうる病気

 

今この日本という国は、ギャンブル依存症は、決して特殊な人がかかる病気ではなく、いつ、自分や自分の家族に降りかかってくるかもしれない、がんやうつ病にも匹敵する身近な病気であることです。年齢、性別、学歴、職業、関係ありません。大学生から発症するケース、定年退職後に発症するケースもあります。依存症になりやすい特殊な環境、性格があるわけでもありません。かえって、真面目でこつこつ頑張るタイプの人がかかりやすいとも言われるほどで、あなたも私もいつ陥ってもおかしくない病気であることを伝えたいです。

 

2)依存症は「人格破壊症」

 

この依存症にかかると、嘘、隠しごと(虚言癖)が増え、自己中心となり、人格が変わったようになります。必ず借金問題が発覚しますが、本人は私は大丈夫、いつでもやめられると、この病気の否認を繰り返します。私(大崎大地)は、依存症を「人格破壊症」と呼んでいます。家族よりギャンブル優先の本人の言動に、家族は混乱し、家庭不和、離婚を引き起こし、その影響は、子供にも及びます。家族、仕事、お金と失うものが増えていきます。一度かかるともとの「幸せ」を取り戻すために、本人も家族もとても大変な苦労を強いられる病気です。

 

3)依存症者は「社会の犠牲者」

 

依存症が全国で500万人を超え、その家族も含めると1千万人から2千万人の人が、依存症に苦しめられているという現実がありながら、現在は、ほとんど何の具体的な手も打たれていません。あきらかに依存症になる可能性を熟知しながら、それを仕掛けている存在があることが明確です。ありとあらゆる手段で依存状態に陥るような工夫をされた場所が、日本全国津々浦々、ごくごく身近に存在しています。しかし、その状況は放置され、依存症者は増え続け、相談内容は年々深刻になっています。しかも、依存症にかかったもの、その家族を救う対策も、ほとんど皆無で、民間の組織の自助に頼っている現状です。依存症本人も、その家族も、道に迷うばかりなのです。 

このように、この病気が他の疾病と大きく異なることは、依存症になるように仕掛けている存在が社会に存在するのに、放置されている「作られた病」であることです。

 

4)ギャンブル依存症は必ず克服できる! 

 

ギャンブル依存症は、治らない病気として、周囲があきらめたり、世間から隠したり、やっとの思いで本人と尋ねた精神科医に「依存症は治らないからね」と冷たく突き放されたりする現状もまだ多くあります。

 

しかし、私はこの10年、自身の体験と多くの依存症者の方、ご家族の方との対応を通して、必ずギャンブル依存症は克服できる、と確信しています。依存症になるまでの過程が長かったのですから、ご本人もご家族もそれは苦労がありますが、必ず、克服できます。

 

そのために私がまず皆さんにお話しするのは、まず「学ぶ」ことです。「自己責任」で辞める、やめさせる、ということができるような病気ではありません。まずは、自分や家族に何が起こっているのか、なぜ、病にさせられたのか、何が原因なのか、どんな症状になるのか、自分の人生はこれでいいのか、よく勉強するところから始まります。そのためには、本人だけ、家族だけで問題を解決しようとするのではなく、家族会、セミナー、専門家との面談などを通して、第三者である専門家、他の依存症者、ご家族の経験談などを聞く機会をたくさん設けることをお勧めしています。

 映画の中では、皆さんがどのように克服を続けておられるのか、その姿をさまざまな事例でご紹介していきます。

 

5)依存症の放置は国の力を衰えさせます!

 

 私の切実な願いは、このような苦しい思いをする人を一人でも減らしたいということです。依存症問題に関わり続けてきて、涙にくれるご家族の切ない姿を見ることが本当に辛く、「これ以上の不幸になる人を増やしたくない」という心からの叫びを皆さんに聞いていただきたい。

 この依存症が蔓延することは、ご本人やご家族だけの問題ではありません。本人が仕事を失い、借金が増えることもさることながら、ご家族もうつ病になり、仕事を失い、あるいは不規則な仕事を強いられ、不和、離婚などの家族崩壊から、こどもたちの虐待、貧困と負の連鎖を引き起こします。本来なら社会のための有益な力となるはずの多くの人材、家庭が、その機能を果たせなくなるのですから、この問題の放置は、莫大な国益の損失なのです。

 

6)では、どうすればよいか。それはまず伝えること!知ってもらうこと!

 

前段で、依存症者、その家族にとって、

克服の第一歩が「学習」であるとお伝えしました。

 

ギャンブル依存症は、恥ずかしいこととして、ご家族間、職場でも秘密にされがちで、他の人が実態を知る機会がとても少ないのが現状です。あるいは、伝わったとしても、自己責任で本人のせいにされ、依存症の真実がゆがめられて伝わっている場合がとても多いのです。

 

そこで、私はこのドキュメンタリー映画を通して、真実の姿を多くの人に知ってもらいたいと思いました。依存症についての正しい知識が広まることが、いま、もっとも大切なことです。子どものころから、親や教育現場で、依存症の実態を伝える機会が多くあれば、事前に対策を講じることもできます。依存症に家族がなったときも、そのただしい対処の仕方を知っておれば、進行を食い止め、早期にご本人を救うこともできます。社会のしくみが依存症を発症しやすく、温存させる状況になっているとしたら、それを改善するのは私たちの責任ではないでしょうか。

 

ドキュメンタリーでは、文字では伝わりにくい実態を、映像化することで、より正確にお伝えしたいと考えています。

 

不幸の連鎖を食い止めるために、幸せを奪い取られることのない未来のために、ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。

 

この映画が一人でも多くの依存症の方を救うことを願って、私は最後まで手を取り合っていきます。

 

<映画制作情報>

 

■映画監督:渡邉裕也

 

■登場人物

・大崎大地

・相談者

・大崎大地の協力者

 

<制作スケジュール>

取材 2016年10月~11月末

撮影 2016年12月~2017年1月末

編集 2017年1月~3月末

 

 

私たちの大切な未来のためにご協力をお願い致します!

 

今回の「映画」製作プロジェクトを通して、ギャンブル依存症の実態が広く伝わりますと、ギャンブル依存症が他人ごとではなく、自分や家族にも起こり得る身近な病気であることがわかります。さらに一度かかると人生を狂わせる大変な病であることもわかります。多くの方が「ギャンブルをやらない、やらせない」ことの大切さに気付いていただければ、一人でもギャンブル依存症に陥り、不幸な人生を送る人を救うことができます。

 

現在、学生時代からギャンブル依存に陥る人も増えています。若い未来ある若者をギャンブル依存症にさせてはなりません。小学校や中学校での教育も大変重要です。この映画をみた大人が、家族で、学校で、子どもたちにギャンブル依存症の恐ろしさについて伝え、一緒に話し合ってもらいたいと思います。私たちの大切な未来のためにどうかご協力お願い致します!

 

 

リターンについて

 

【お礼のメッセージ】

¥ 3,000 のリターン

 

・お礼のメッセージ

 

【映画鑑賞券+試写会+エンドロールに名前掲載】

¥ 10,000 のリターン

 

・お礼のメッセージ

・鑑賞券2枚

・試写会へのご招待1名

・エンドロールへのお名前の掲載(ご希望の方、匿名可)

 

【映画鑑賞券+試写会+エンドロールに名前掲載+撮影見学】

¥ 50,000 のリターン

 

・お礼のメッセージ

・鑑賞券4枚

・試写会へのご招待4名

・エンドロールにお名前の掲載(ご希望の方、匿名可)

・映画の撮影見学

 

【映画鑑賞券+試写会+エンドロールに名前掲載+エキストラ出演】

¥ 100,000 のリターン

・お礼のメッセージ

・鑑賞券4枚

・試写会へのご招待4名

・エンドロールにお名前の掲載(ご希望の方、匿名可)

・エキストラ出演(または打ち上げ参加)

 

【エンドロールに特別協賛掲載】

¥ 1,000,000 のリターン

10万円のリターンに加え、

・エンドロールに「特別ご協賛」としてお名前の掲載

 

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プロフィール

自らの体験をもとにギャンブル依存症本人とその家族のために、日々全国を奔走。恐ろしい依存症の不幸に見舞われた多くの家族を救っている。

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リターン

3,000


alt

【お礼のメッセージ】

・お礼のメッセージ

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年11月

10,000


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【映画鑑賞券+試写会+エンドロールに名前掲載】

・お礼のメッセージ
・鑑賞券2枚
・試写会へのご招待1名
・エンドロールへのお名前の掲載(ご希望の方、匿名可)

支援者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年11月

50,000


alt

【映画鑑賞券+試写会+エンドロールに名前掲載+撮影見学】

・お礼のメッセージ
・鑑賞券4枚
・試写会へのご招待4名
・エンドロールにお名前の掲載(ご希望の方、匿名可)
・映画の撮影見学

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年11月

100,000


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【映画鑑賞券+試写会+エンドロールに名前掲載+エキストラ出演】

・お礼のメッセージ
・鑑賞券4枚
・試写会へのご招待4名
・エンドロールにお名前の掲載(ご希望の方、匿名可)
・エキストラ出演(または打ち上げ参加)

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年11月

1,000,000


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【エンドロールに特別協賛掲載】

10万円のリターンに加え、
・エンドロールに「特別ご協賛」としてお名前の掲載

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年11月

プロフィール

自らの体験をもとにギャンブル依存症本人とその家族のために、日々全国を奔走。恐ろしい依存症の不幸に見舞われた多くの家族を救っている。

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